CoeFontCLOUD(こえ ふぉんと くらうど)というAI音声合成サービスがTwitterで流れてきて、すごくおもしろそー!!!!って思ったので登録してみました!
YouTubeで登録のための収録の流れなどもアップしてるので、動画でもぜひ確認してみてください〜〜
CoeFontCLOUDとは?どんなサービス?
CoeFontCLOUDでは約15分の音声収録をするだけで自分の音声をAI音声として合成することができます。
公開設定をすれば、自分のCoeFontを世界中の誰にでも使ってもらえるようになっています。
例えば「制作した動画にナレーションをつけたい!」みたいな人が私の公開しているCoeFontを使って動画にナレーションをつける、みたいなことができちゃいます。
収録は一回きりで、あとはAIが音声合成してくれるので、ナレーションをつけたいと思っている動画制作者はテキスト原稿さえあれば音声をつけることができます。
毎回声優やナレーターに依頼して収録をして納品して…みたいなことをしてもらう必要がなく、声をまさにフォントにように使うことができる、というサービスです。
CoeFontCLOUDがすごいなと思ったのは、収益化をすることができる、っていうところなんですよね。
実際に登録してみたんですけど、自分で自分のCoeFontの値段も設定できるようになっています。
こういった登録系のサービスはサービス利用料みたいな感じであらかじめ料率が決まっていたりするものも多いので、自分で値付けができるのはいいなと思いました。
声優の仕事がAIに奪われる?
Twitterを見ているとやっぱり「やばい!声優やナレーターの仕事がなくなる!」みたいなことを言っている方が多かったです。(私が同業者と多く繋がりがあるというのもあるけど笑)
私も最初はそう思いました。
やべー!
って。
でもよくよく考えてみたら、普段私たちは依頼を受けて「収録」という作業を必ずして自分の音声の納品をしているわけですが、その「収録」の作業が一度きりで終わるとしたらすごくない?????と思ったんですよね笑
だって私が寝てる時も遊んでる時も、自分のCoeFont使ってもらえたら収益発生するかもしれんもんね。最高じゃん。遊んで暮らしたい。
さらに言うと、このCoeFontCLOUDを見に来てくれる人は「自分の作っているサービスや制作物に声を使いたい!」と思ってくれている人なわけです。(CoeFontCLOUDに登録したいっていう人もいると思うけど)
つまり、声優やナレーターからすると「営業先」ですね???笑
そういう人たちが能動的にこのプラットフォームを見に来てくれるわけだから、このプラットフォームに登録しておけば自分のことを知ってもらえるかもしれない。
あわよくば「AI音声よりも、この人に改めて収録の依頼したいな」なんて思ってもらえるかも????
よし登録しよう!(必殺手のひら返し)
まだまだAIの表現には負けないぜっていう自信もありますからね。やったりますわよ。
実際に登録してみた!
実際に登録してみました〜〜〜
CoeFontCLOUDの登録には登録料がかかります。
プランがあって、料金に合わせて精度が変わってくるみたい。
今のところ先行リリース体験に申し込むと500円のローエンドを1回無料お試し登録できるようになっています。
最高精度のハイエンドだと収録時間約120分!
なかなかの大役レベルの収録時間やでソレ
ということで今回はお試しなので15分のローエンドで登録してみます。
こんな感じでWEBブラウザ上で収録していきます。
普段宅録なら収録したら整音も自分でやれるけど、これは収録してOKクリックするだけなのでちょっと不安になるのでした笑
ちなみに録った音声を聴いてみることもできるし、気に入らなかったら録り直すこともできます。
こういう文章が100あって、どんどん収録していく感じ。
途中で中断も可能ですが、「次収録する時も同じ環境でやってね」って警告がでるのでちょっとビビっちゃいますな。
どうしても職業柄色々気になっちゃうので、聴いては撮り直し、ってやってたら約15分の収録に40分くらいかかっちゃいました笑
原稿はこの画面からDLすることができるので、あらかじめ原稿をチェックしておきたい人もチェックはできます。
私はそれを知らなかったので出てきた文章をその場で読む、という謎に鬼現場のような瞬発力を試されました笑
登録し終わった後はAIの解析に時間がかかるのでちょっと待ちます。
約6時間〜8時間ほど待ってくださいって案内があったんですが実際待ったのは2時間〜3時間くらいでした。(混み具合とかもあるのかな?)
動画では実際に登録したAI音声と自分の声とを比較してます!(↓該当箇所より再生されます)
AI音声の合成をしてみた感想
まだまだAIには負けないぜー!って思える精度ではあったけど、それでも抑揚とかはちゃんとついてるし、音声はやっぱり私っぽい声だし「すげー」ってなりました。
今回特に「ゆっくり聞き取りやすい、ストレートナレーション」っていうイメージで読んでみたので、出来上がった音声もニュース原稿を読んでるものは結構近いな、と思いましたね〜〜
だから商品紹介とか、説明的なナレーションでストレートなナレーションが求められる場面だと、これで代用がきいちゃうのかな、と。
逆に抑揚、表現が必要な部分はやっぱりAIは苦手そうなので、そういうところはAIよりも人間、となりまそうな気がします。
芝居が必要なアニメやキャラっぽいナレーション、心に訴えかけるような演出を含む読みなら全然勝てるぜ!って思いました。
とはいえ、これからもっともっと超スピードで進化していくんだろうな〜とも思ったので、その進化もちょっと楽しみだなとも思いましたね。
ウズウズ(結局新しいものが好きな人)
AIの進化を見守るとともに、どんなふうに活用できるのか、何をAIに任せられて、なんだったら「自分」を必要としてもらえるのか、これからも考え続けていきたいです。
もちろん声優やナレーターにとっては脅威ではあるけど、じゃぁ自分には何ができるんだって考えることはきっと自分の成長にもつながるだろうし、同時に未来が楽しみだなって思います。
ちなみに私のCoeFontですが、みなさんにも使っていただけるように公開設定をしておりますのでよかったら見てみてください〜〜
今度はハイエンドでも登録してみたいですね〜
またハイエンドで登録したらこちらのブログで更新していきたいと思います。
新しいことやってみるのは楽しいなァ!
→すごい人になりたいけどなれない自分を少しずつ成長させていく方法
読んでくれてありがとうございました!
ではっ
やっほい幸田夢波です!
新しいサービスが出るとすぐに試したくなる私です!