初めて来てくださった方へまずは10記事!

声優養成所の闇を話しておきたい

ゆめもん
ああ…こんなことを書くとまた業界関係の方に嫌われてしまうわ…

と思いながらも、声優を目指す方達には真実を知って欲しいし、それを知った上でもそれでも諦められない、という人が歩むのが声優の道だと思います。

なおそれでも売れるとは限らない。世知辛い。

これから声優養成所に入ろうと思っている方、もしくは今声優養成所で学んでいる方、

養成所ビジネスの闇について話しますが、「怖い!ずっと楽しい気持ちのまま声優目指す日々がいい!」という方はもうこれ以降は読まないでください。笑

結構シビアな話です。

声優事務所がなぜ声優養成所をやるのか

声優養成所はその母体として声優事務所があることが多いですよね。

養成所選びをする時に、「あの事務所に入りたいからそこの養成所に入ろう」っていう選び方をする方も多いと思います。

それで、養成所生から事務所に所属した声優が売れると、より「あの養成所に入ってあの声優さんみたいになりたい!」って思ってくれるような人が増えるわけで、

つまり「良い人材を集めるために養成所を運営している」というのは根底にあると思います。

それと同時にやはり「養成所で利益を出すため」というのがあります。

声優のギャラの話を別記事で書いてますが、声優のギャラってほんっっとに安いんですよね笑

ざっくり言うと、新人声優はアニメ1本1.5万円、というのが相場です。

1.5万!つまりレギュラーのアニメがあっても月に6万!

で、事務所のマネージャーさんやデスクさんがお仕事をするサポートをしてくれるので、このギャラの中から決められた割合でマネージメント料を事務所にお支払いします。

計算してみてください…事務所が一人の新人声優をレギュラーに入れることができて、それで儲けられる金額って月に数千円なんです…

つら。

ということで、事務所が利益を出すためにも声優養成所は運営されています。

養成所生は何百とかの人数がいるけど、そこでマネジメント対象になる方はほんのひと握り、所属とかになれる人はもう数人とか、一人いればいい、くらいの倍率だと思うので、そこに食い込めないと事務所を運営するための利益に貢献することになります。

これがいわゆる養成所ビジネスと言われるものです。

先に言っておくと、養成所そのものを批判しているわけではありません。

私も声優養成所でレッスンを受けて業界のことを学ばせていただいてからデビューしていますし、養成所のスタッフさんがたにもたくさんお世話になって優しくしてもらいました。いまだに養成所のスタッフさんがかけてくれた言葉が、時々思い出されては自分の活力になってることもあります。

養成所が悪いというよりはそもそも業界の構造が問題なのかな、と思っています。

まぁ養成所ビジネスに振り切っちゃってるところもあるんですけどねw

声優養成所オーディションで特待生を目指すべき理由

養成所講師の闇ルール

中にはやっぱりビジネスビジネスしている養成所もあります。

というか結構多いです。ちゃんと養成所生のことを考えてレッスンしてるところって本当に少ないと思うし、講師次第でもあるかなと思います笑

先日そういうお話をしていたんですが、とある声優のお知り合いの方が「養成所の講師のお話をいただいた時に【現実的な話NG】という条件だったのでお断りしました」とおっしゃってました…

ゆめもん
これはすぎる

声優業界の話は辛い話が多いです。

たとえば声優になれる確率を考えてみるという記事で書いてること。

30万分の1、という数字を出してますが、多分今はもっと分母が大きいのではないかと思います。(声優の定義にもよるけど)

要は、養成所のレッスンの中でそういう現実的な話をすると「やっぱり声優諦めよう」って養成所を辞めちゃう人が増えるから、講師の人は現実的な話はしないでください、ってことなわけですね。。

本当にその人のためを思うならこういう教え方は絶対してはいけないと思います。

どんなに辛い現実的な話をされたとしても「それでも諦められないんだ…」っていう人が残っていくものだと思う。残れたとしても売れる確証はない。

残れたとして、可能性がある、どまりでしかないわけです。

私が養成所に通っている時は半年でレッスンのカリキュラムが完成する形になっていましたが、そのカリキュラムをもう何周もしている、みたいな方がクラスにいました。

もちろんその時々で多少内容は変わるとは思うけど、何周もしたらやっていることって堂々巡りになると思うんですよね。お客さん状態です。

養成所講師の依頼がそんな感じでくるところがある以上、講師もみんながみんな養成所生のことを第一に考えて教えてくれるとは限らないんです。

だって養成所側が「この講師に任せると生徒が減るなぁ」って思ったらその講師クビにしますからね(ヒィ

長く講師業やりたいと思ったら養成所の指導方針に従わなくちゃ、ってこともあるわけです。

私は現実的な話をされてそこで諦められるくらいの気持ちなら、そこで諦めてしまった方が楽だと思います。

だってそれくらいの熱量でだらだら続けていくんだったら、別のことやったほうがそっちで才能開花する可能性あるかもしれないですしね。ちょっとキツい言い方だけど、でも人生楽しんで欲しいです。

なんとなく追いかけるくらいだったら辛いことの方が多いと思う。

とまぁ、講師側にもこんな闇の話があるんです笑

誰も教えてくれない、声優養成所に通うデメリット

養成所のレッスンにも疑問を感じるプロは多い

そんなこんなで養成所としては「養成所のレッスンをできるだけ楽しんで生徒さんに受けてほしい(長く続けて、たくさんお金を払って欲しい)」という方針が強いところが多いです。

すると、レッスンも必然的に「アニメのアフレコしましょう!」みたいなものが多くなります。いわゆる派手で人気のある授業、ですね。

でも実際本当に必要なものって基礎トレーニングだったり、

現場でのしきたりを教えてもらうことだったりするんじゃないかと思います。

実際現場での立ち居振る舞いがわからなくて怒られちゃったり、「あぁ…」ってなっちゃってる新人さん、います。

私は以前所属していた事務所には本当に感謝していて、養成所に通いながら急にデビューが決まったので、現場に行く直前に、事務所が特別レッスンを組んでくれました。

もともと養成所で講師として教えてくださっていた大先輩の声優さんに別枠で講師をお願いしてまで組んでくれた特別レッスンでした。

この時普段の養成所レッスンで教えてくれることとは全然違うことを教えてもらいました。

徹底したマイクワークとか、マイクにもし入れなかったらどうするとか、台本の持ち方とかマイクとの距離感とか、スタジオ入ったらまずどうする、とか。

そういうの!めちゃくちゃ本当に大事なのってそういう実践的なことだと思うんです!!!!

でも多くの養成所生は現場には行けないし、「声優っぽいことの練習してる!」っていう高揚感の方が養成所では重要視されちゃうから、細かいことは教えずにざっくりアフレコの授業しかしない。

クラスのみんなでマイクワークするから、「大先輩がマイクに入ってて、そのマイクにもし入りたかったら?」とか教えてもらえない笑

実際に現場で求められる技術と、養成所で教えてる内容ってちょっとギャップがあるんですよね。

自分だって散々養成所にお世話になってきてる身なんでこんなこと言ってほんとごめんなさい!!!!!!!でも真剣に業界のことを考えている人には伝わるはず!!!!!!!!!!許して!!!!!!!!!!!怒らないで!!!!!!!!!

これから養成所行こうとしてる方や、養成所で悩んでる方には知っておいてほしいことでした、、

声優が初めてアフレコに行く時に気をつけなくてはいけないこと

読んでくれてありがとうございました!

ではっ