声優という仕事はもともとは表に出る仕事ではありませんでしたが
今は歌ったり踊ったり、顔出しの仕事も増えてきていて、
芸能人やタレントのような扱いになってきていると思います。
声優になりたいという人もたくさんいますし、職業としても注目されている仕事ですから
当然有名になればなるほどアンチというものも出てくるものだと思います。
批判されるのは誰でも怖いものだと思いますが
むしろこのアンチが出てくるというのは逆に自分が有名になった証でもあると思うんですね。
認知されなければアンチは生まれません。
アンチがいるのはファンがいる証
批判されるのが嫌なのはみんな同じだと思います。
しかし表舞台に立つ、ということは多くの人の注目を集めることであり、
メリットもあればデメリットもあるもの。
ただ、どうしてもマイナスな表現のものって目につきやすいところがあり、
アンチからの意見に悲しい思いをすることも声優にはよくあることです。
ただ、アンチがいる、ということはファンもいる、ということだと思っています。
アンチの方がネットの書き込みなどに時間を使うので、どうしてもポジティブな意見よりもネガティブな意見の方が多く見えてしまうと思いますが
自分を否定する人がいれば、必ず自分を肯定してくれる人がいるはずです。
物事には必ず二つの側面がありますから
周りの人全員がアンチ、なんていうのはありえないことなのです。
嫌われるということは好かれることと同義です。
嫌われることを恐れて身動きが取れなくなる方がこの業界ではもったいないことですから
アンチを恐れず、自分のやりたい表現を貫くことをおすすめします。
アンチがいるのは有名になった証
先ほども少し話しましたが、アンチがいる、ということは自分が広く認知された、とうことだと思います。
自分が認知されていなければアンチなんて出てきません。
有名にならなければネットで自分の名前が出てくることなんてないでしょう。
だからこそ、アンチが出てきたらそれは自分が有名になった証だと思うんですね。
ただネット上の言葉というのは相手に実際に自分が言葉を投げる時を想像して投げられているものではありません。
かなり鋭利な言葉遣いをしている人もいます。
ある程度は自分で「見たくないものは見ない」ということができると思うので
自分の精神衛生を考えて「あえて見ない」という選択肢をとることも大切だと思っています。
嫌われることに捉われすぎない方がいい
声優は表現者です。
常に心で感じたものを表出することを生業にしていますから
やっぱり言葉や気持ちにとても敏感な人が多いです。
アンチの言葉に強く揺さぶられてしまい、傷つく声優もたくさんいます。
でも、ネット上の言葉というのは情報にすぎません。
自分にリアルに危害が加わるものではありませんし、「そういう風に感じる人もいるんだな」と少し遠い視点で見ることができれば
恐ろしいと思う感情も少しは軽減するかなと思います。
声優や芸能人というのはどうしても注目されやすい仕事なのでアンチの意見も飛び込んで来やすく
辛い気持ちになることも多いです。
しかしこれはきっとどんな職業でも、どんな人でも言えることで、
生きていれば自分のアンチというのは生まれるものだと思うんです。
誰にも嫌われないなんて無理でしょう。
人として生きていて、自分の意見を持っている人なら、自分と違う意見を持っている人がいて当たり前です。
それが普通です。
どんな仕事についていても
アンチ、つまり敵がいるのは仕方がないこと。
育ってきた環境や価値観が違うのだから、別の意見があることは当たり前です。
それよりも、自分を大切にしてくれる人、違う意見を持っていても否定せずにそばにいてくれる人を大切にすることが重要なのではないかなと思います。
アンチしんどい
いろいろ語りましたがアンチって結局しんどいものです。
有名な人は本当にすごいと思う。
それでも表舞台に出るということはこういうことなんだろうなぁといつも思っています。
今回はすでに活動している声優さん向けな内容になりましたが
これから声優になりたいと思っている人はこういったところも理解した上で声優を目指してみてください。
キラキラして映ると思いますが、声優も結構しんどいことあります。笑
読んでくれてありがとうございました。
では。