小学生の頃から芸能関係に進みたくてオーディションをたくさん受けてきました。
内容は
- 歌手
- モデル
- 女優
そして声優、といろいろありましたが
オーディションの面接でよく聞かれる質問というのはどのオーディションでも共通しているように思います。
特に一般公募のオーディションですね。
今回はオーディションでよく質問される内容について話してみたいと思います。
オーディションを受けた理由
そのオーディションを受けた理由、というのは必ずと言ってもいいほど聞かれるものです。
もっと掘り下げると「このオーディションでなくてはいけなかった理由」ですね。
例えば、養成所のオーディションなら「他の養成所じゃなくてこの養成所を受けた理由を教えてください」といった質問になってきます。
ここで口ごもってしまうとなかなか難しいので、オーディション前にその養成所が他の養成所とどこが違うのか、みたいなことは調べておくといいと思います。
- こういうコースがあるからいいと思った
- 特殊なデビューシステムがある
- この講師に教わりたかった
などなど、差別化はいろんなポイントでできるかと思います。
前向きな受け答えの方がいいと思うので、絶対にメリットで差別化をした方がいいです。
「この養成所が安かったので」とかは面白く言えれば逆にアリな気もしますが笑
とにかく印象に残ることが一番大切ですからね。
親が賛成しているかどうか
私が一般公募のオーディションを受けていたのが10代の頃だったのもあって
「両親が賛成しているかどうか」という質問はよくされました。
若い方でオーディションを受ける方はこの質問が来ることも予想しておくといいと思います。
親が応援してくれている方がもちろん良いですが
嘘をついても仕方ないので、その先の活動のことを考えて正直に話す方がいいかもしれません。
受かってからなんとかする、でもいいと思いますけどね笑
結局やりたいものはやりたいんですから。
どちらにせよ、回答を用意しておくことは大事かと思います。
プロフィール
簡単なプロフィールは必ず質問されると思います。
面接の前に履歴書を送っていると思うので、概要は向こうも把握していると思いますが
簡潔に自分のプロフィールを話せるようにしておくといいでしょう。
いくつか突っ込みどころを入れたり、話が盛り上がりそうなネタを仕込めると
オーディション審査員ともやりとりができて良いかもしれません。
尊敬している人
尊敬している人もよく聞かれます。
これは多分どういう方向性に行きたいのか、というのを確認するためだと思います。
本当に尊敬している人がいるなら、特定の人を答えてもいいですし
特にいないならそれはそれで面白いと思うのでそれもいいと思います。
しかし大切なのはその理由の部分です。
尊敬している人がいるならどうしてその人を尊敬しているのか、どういうところが他の人と違うところなのか。
意地悪ですがオーディションってそういう質問の仕方をしてくるものなんですね。
確かめたいのは「この人はどういう個性を持っているのか」という部分なので。
尊敬している人がいないにしても、その理由も考えておいた方がいいと思います。
どんな質問でもそうですが、「どうしてそういう風に感じるのか」ということを相手に伝えることが大切です。
常日頃から自分の感情に敏感になることで、こういったオーディションでの質問にもすらすら答えることができるようになると思います。
好きなことはなぜ好きなのか。
嫌いなことはなぜ嫌いなのか。
一般的な人はそんなことは全く考えないと思いますが、表現者として表舞台に立ちたいなら、そういった動機の部分を研究することも大切だと思います。
NGワード
NGワードというと響きが怖いですが笑
- いろいろ
- なんでも
といった言葉はNGワードなんじゃないかなぁと個人的に思っています。
最近は「仕事なんでもやりたいです」という人が多いと聞きますが、
「なんでもやりたい人」は印象に残らないと言います。
「めちゃくちゃ萌えアイドルのキャラがやりたい」という人と
「なんでもやりたい人」がいて
アイドルの役があったらやっぱり前者に役を振ると思うんです。
まずは印象に残ること。
自分の色を伝えること。
それが、仕事につなげるための一歩なのではないかなと思います。
質問はされた方がいい
今回はオーディションで聞かれやすい質問についてまとめてみました。
質問はされたらされただけオーディション審査員も自分に興味を持ってくれている、ということですから良いと思います。
マニュアル化できるものでもありませんか、常に質問に簡潔に答えられるように
自分の研究を日頃からしておくといいかもしれません。
読んでくれてありがとうございました!
ではっ