最近は声優の専門学校も養成所もたくさんあるので、
声優になりたいという人はどこを選べばいいのかわからないという人も多いと思います。
ただ養成所も専門学校も、入社する前に資料を取り寄せれば、どのような内容の授業をやっているのかということを調べることができるでしょう。
公式サイトにも載っているところが多いと思います。
なるべく授業内容も見た上でどこに通うか決めた方がいいと思うんですね。
色々な授業がありますが、どういう授業がタメになるのかということについて書いていきたいと思います。
音響監督さんが講師をしてくれている
まず講師について。
どういう講師さんが教えに来てくれているのかということは非常に重要なポイントです。
講師は多分、必ずどこかに情報が載っていると思うので調べるようにしてみてください。
中でも音響監督さんが講師に来てくれている授業がある養成所や専門学校がおすすめです。
というのも、音響監督さんというのは制作をする上で配役をしたり、ディレクションをしてくれたりする人です。
声優が現場に行って一番関わるスタッフさんとも言えると思います。
さらに実際に制作の現場でお仕事をされている音響監督さんは、専門学校や養成所でも「良い人材はいないか」と考えながらお仕事をされています。
なので授業で関わるだけでなく、もしそこで良いと思ってもらえたら、
実際の現場にキャスティングしてもらうことができるかもしれないんですね。
現役で制作側のお仕事をされている方に教えてもらうことができると
自分のチャンスにもつながっていくことがあります。
実際に私も、授業がきっかけでお仕事に繋がったこともあります。
声優になりたいと思って養成所や専門学校に通おうとしているのですから、
なるべくチャンスが多いところにいた方が良いでしょう。
多分音響監督さんのお名前を見ただけではどのような作品を手がけているのかということは分からない人が殆どだと思うので、
是非ネットでお名前を調べてみてください。
音響監督さんはネットで調べると大体携わっている作品が出てきます。
マナー講座がある
養成所や専門学校に通って声優になりたいという人は社会人経験がない人が多いですが、
声優業界にもマナーがありますし、お仕事をする現場なわけですからマナーが悪いと相手に悪い印象を与えてしまいます。
声優の専門学校や養成所と言うと、皆さんアフレコの練習をしたがるし、
そういう練習が多い方がやっぱり人気が出るので、実践練習みたいなことばかりやっている専門学校や養成所も多いです。
でも実際に現場に出て必要になってくるのはそういった技術だけではありません。
マナーがなってないとみんなに嫌われて一緒に仕事ができなくなってしまいます。
本当に必要最低限のマナーでいいし、相手を尊重する接し方ができる人だったら多少マナーがずれていても問題ないと思うけど
そういうことを教えてくれるところは少ないので、マナーに関する授業があったらいいのになと思いました。
学校によってはビジネスメールの返し方なんかも教えてくれる授業があるそうです。
どんな仕事であっても人と関わる仕事なわけですから最低限そういう知識って必要だと思うんですよね。
私はフリーランスになってからさらに強くこれを感じるようになりました。
今までは事務所がクライアントと直接やり取りをしてくれていたけど、
フリーランスになると全ての連絡を自分で取らなくてはいけなくなります。
同じ事務所に所属し続けるとは限らないし、自分の働き方ってどんどん変わっていくものだと思うので、
やっぱりこういう知識は必要だと思います。
→フリーランスになって見えてきた一緒に仕事をしたくない人の特徴
なるべく見学に行こう
養成所や専門学校に通おうと思っている人は、なるべく現地に行って見学をするようにしてみてください。
クラスは限られるかもしれませんが見学に行けるような専門学校や養成所をたくさんあります。
実際に現地に赴いてみてその雰囲気が自分に合うかどうか確かめることはとても大切なことです。
さらにクラスの雰囲気なんかも見ておくといいでしょう。
切磋琢磨できるようなクラスメイトと出会えそうな場所なのか。
悲しいですが一緒に学んでいて足の引っ張り合いになってしまうようなところもあります。
実際に現場を見てみて自分が成長していける場所がそこにあるのかどうか、ということをしっかり確認した上で入社を決めた方がいいでしょう。
専門学校や養成所のお金も決して少額ではないですからね。
読んでくれてありがとうございました。
では。