これから声優養成所に通おうとしている人に
声優養成所・専門学校はどんな基準で選べばいいですか?おすすめのところを教えてください!
なんて言われることがあるんですが、
おすすめのところなんてありません!!!
ぇ!
というのもですね、
合う合わないというのは本当にその人によるのです。
私にとって合う養成所は、他の人にとってみたら合わない養成所になり得る、ということ。
例えば私は
とにかく早くデビューしたい、早く現場に行きたい、早く仕事したい
という観点からオーディションを受けて、特待生をいただいたので養成所に通うことが決まりました。
その話は別記事で詳しく書いています〜
でも中には
- 基礎からしっかり学びたい
- お芝居をやってみて、どんな声優になりたいのか考えたい
みたいな方もいらっしゃると思います。
そういう場合はまた養成所の選び方も変わってくると思うんですよね。
自分が何を学びたいのか、どんな目標を持っているのかということから逆算して養成所や専門学校を選んだ方がいいです。
そのためには自分が何をしたいのかということが明確である必要もあるので、まずはそこから考えていく方がいいでしょう。
また、養成所に入る前にいろいろな声優養成所に見学、または体験入所に行くことをおすすめしています。
結構養成所の実際のレッスンを見ないで悩んでいる人が多いのですが、百聞は一見に如かず。
本当に見てみないとわからないものなんです。
まずは一度見学あるいは体験レッスンに行ってみることを強くおすすめします。
実地調査は大事
声優養成所というのはとてもお金がかかるところです。
可能なのであれば、養成所オーディションでは特待生を目指すべきだと思っています。
一生懸命ためたお金で養成所に通っても、
声優としてデビューできる保証があるわけでもないですし、そもそも事務所に所属することができるかどうかもわかりません。
厳しいお話ですが、養成所に通っても、そこから所属できる人は限られています。
養成所に何年も通ったのにその事務所に所属できずに辞めて行く人もたくさんいます。
だからこそ、お金と時間を使う養成所には特待生で入れた方がいいし
見学するなり体験するなりしてちゃんと情報収集して、自分に合っていると思える養成所に入所した方が良い。
養成所は実地調査が一番です。
ネットで言われていることや世間的な知名度というのは
あくまで他人の意見なので、必ずしも自分の肌感と同じとは限りません。
世間的には良いと言われているところが自分には合わない、ということも十分あり得るからね!
養成所によってカラーが全然違う
いくつか養成所を見に行くとわかることは
養成所によってカラーが全然違う、ということです。
これは声優事務所がそもそも事務所によってカラーが全く異なるので
当たり前といえば当たり前の話なんです。
現場でお会いする声優さんは、台本に香盤表が載ってて、そこに役名・お名前・事務所名が書かれているんだけど、
この役者さんはこの事務所、「あ〜〜!なるほど」みたいな妙な納得感とか結構あります。
事務所のカラーに合う人がちゃんと所属されている、ってイメージ。
めちゃくちゃ厳しいけれど叩き上げというか、スパルタでやってくれるから、たくましく成長できる、みたいな養成所もあれば
そこまで厳しくないけれどその分養成所生の自主性がものすごくあるだとか
本当に養成所によってまちまちなのです。
あとはその期にどんな人が入っているか、ということにも左右されてしまうところはあるんですけどね〜〜
やっぱり良いライバルがいれば切磋琢磨するものですから。
ただこういったカラーというのはたくさん養成所を見比べてみないとわからないことです。
いくつかの養成所を見学しに行くとわかってくるものがきっとあるはず。
レッスンの質だって養成所によって違うから
やはり一番は体験入所をしてみることだと思います。
無料で体験入所できるのであれば、タダでレッスンを受けることができるわけですから
自分にとってマイナスなことなんてないですしね。
見学や体験に行ってしっくり来なくて、「少し考えさせてください」って言うのも全然失礼とかじゃないから大丈夫。自分ファーストで考えていいんだよ!
世間的イメージに惑わされない
養成所を選ぶ時に大切なのは、世間的なイメージではなく
- 「自分に合っているかどうか」
- 「自分が学びたいことが学べるか」
です。
事務所によって強い仕事も違います。
アニメが強い事務所もあればナレーションの仕事が強い事務所もあります。
インターネットでその事務所の公式ホームページを見れば、どんなジャンルの仕事が強いか簡単にわかるよ〜!分析大事!!
あとは所属声優、預かり声優の数も見てみるといいかも。
たくさん所属声優がいる場合は、それがみんなライバルになる、ということです。
そして事務所にくる仕事はその所属声優の中で分配される、ということだから
当然所属声優の人数が多ければ多いほど、一人あたりの仕事量は少なくなります。
だから小さい事務所は仕事は回ってきやすいわけで、そういうのは小さい事務所の強みなんですよね〜
そういうところまでチェックした上で、
養成所の体験レッスンなんかを探してみると良いんじゃないかな〜と思います!
読んでくれてありがとうございました!
ではっ
やっほい!声優ブロガーの幸田夢波です!