フリーランスで声優をやってみて、実際のところ。

フリーランス声優の実態
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声優には

  • 声優事務所に所属してお仕事をする方法
  • フリーランスでお仕事をする方法

の二通りのお仕事の仕方があります。

 

声優事務所に所属している場合とフリーランスで声優の仕事をする場合とでは全然仕事の仕方が違います。

 

私は2016年末で声優事務所を退所し、声優の仕事をフリーランスで始めることにしました。

 

そこから少し経ってみて、フリーランスで声優をやることについて色々見えてきたことがあるのでお話してみたいと思います。

 

フリーランスで声優、のメリット

 

まずはフリーランスで声優をすることのメリットについて話してみたいと思います。

 

私の場合はフリーランスで声優をやることのメリット、結構いっぱいありました。

 

スピード感が出る

 

声優事務所に所属している場合はお仕事のやり取りが

  • クライアントさん→事務所→自分
  • 自分→事務所→クライアントさん

という流れになります。

 

私は舞台出演などはマネジメント対象外だったので事務所を介さないでやりとりをすることもありました。

 

これは事務所さんによるのでそれぞれですが、基本的にはお仕事は事務所に来て、

自分に直接クライアントさんから連絡がきても、事務所に連絡してもらうようにお話する形になります。

 

なのでどうしても、連絡を取り合うのに齟齬が生まれたり、タイムラグができてしまったりするんですね。

 

事務所が管理して守ってくれる分、これは声優事務所に所属している場合仕方のないことです。

 

フリーランスになってからはクライアントさんとの直接やり取りになるので、

連絡がよりスピーディーに、そして正確になりました。

 

結局現場に行って仕事をする時はクライアントさん対自分になるわけですから

クライアントさんと直接やりとりできた方が楽なところはあります。

 

私はこと仕事に関しての連絡はこまめにチェックする方なので、仕事の連絡がよりスムーズになるのがフリーランスになって嬉しいことでした。

フリーランスになって見えてきた一緒に仕事をしたくない人の特徴

 

スケジュールが確定できる

 

声優事務所に所属しているとスケジュールを事務所に預けるような形になるので、自分のスケジュールが常に不透明です。

 

でもそれをフリーランスになって全部自分で管理するようになると、スケジュールを組んでいくことが可能になってきます。

 

フリーランスになったばかりはやっぱりこのスケジュールを自分で管理できることが一番不思議な気持ちになった出来事でした。

 

友達と約束をするのも気軽にできるようになったんです。

声優のスケジュール事情

 

心配が減る

 

事務所は自分を守ってくれる存在です。

何かあった時に個人へのクレームではなく、事務所へのクレームになります。

 

それはとてもありがたいことなのですが、逆に私には「事務所に迷惑かけたくないな」という気持ちがプレッシャーになってしまっていました。

 

私が問題を起こしたら私が謝るだけじゃ済みませんからね。

 

それは同じ事務所に所属する先輩や後輩にも迷惑をかけることにもなります。

 

先輩後輩関係は結構恵まれていたので、だからこそ、「普通の当たり障りない子」になってしまっているようなところがありました。

 

一所属声優がぶっ飛んだことしてると「それは事務所的にどうなの」っていう見られ方をしてしまうような風潮が結構あるわけですよ。

でも私自身は嫌われてもいいからぶっ飛んでたい人なんです。

 

だからフリーランスになったその日からブログで発信を始めました。

他人に嫌われる勇気をもつことで人生が変わる

 

新しいクライアントさん

 

フリーランスになったら声優の仕事がパタリとなくなるのではないか、と思っていましたがそうでもなかったです。

 

もちろん事務所にいる時に比べたら取れる仕事の種類や内容は変わってきますが、

逆に声優業界では「事務所に所属してないフリーランスの声優さんを使いたい」というクライアントさんもいらっしゃるんですね。

 

あとはフリーランスをやっている場合は自分で営業をかけていくわけですが

私はこのブログをやっているおかげで思わぬところからお問い合わせいただいたりしています。

 

だからフリーランスの人にはブログを始めることを特におすすめしたいです。

 

営業のかけ方(というと聞こえが悪いですが笑)もいろいろあるなぁなんて思っている今日この頃です。

 

昔は飲み会こそ営業の場、だと思っていましたから。

それで仕事とれた試しがないけど。笑

声優は飲み会に行かなければいけない

 

仕事をくれる人がわかる

 

フリーランスになって仕事をくれる人がはっきりわかるようになりました。

 

声優事務所に所属していると、全部連絡が事務所に行くので、

指名で声優のお仕事をいただいても現場で「どの方が自分に仕事を振ってくれたのか」ということが正直わからないことも多いんです。

 

現場にもスタッフさんがたくさんいますからね。

 

でもフリーランスになると、必ずクライアントさんは個人に連絡をくれますし、実際にお会いしても名刺交換から始まることが多いです。

 

声優事務所に所属していると、クライアントさんとマネージャーは名刺交換をしても、声優は名刺を交換しないことがほとんどです。

連絡が全部事務所通しなので当然の流れなのですが。

声優の人間関係って難しい

 

フリーランスで声優、のデメリット

 

フリーランス声優のいいことばっかり話してみたけれど、ここからはフリーランス声優のデメリットについてです。

 

仕事を断るが難しい

 

いろんなお仕事のお話やお誘いをいただきますが、どうしても金額が見合わなかったり、内容に納得ができないお仕事はお断りしなくてはいけません。

 

そういうことは今までは事務所が全部やってくれていたわけですが、フリーランスになると一つ一つの仕事に対してそういうことを考えなくてはいけないんですね。

 

そこで安請け合いばかりしていたらそれこそ職業として成り立ちませんから。

時間は有限なので。

声優でも、仕事を断るという選択肢を持つ大切さ

 

事務作業がめんどくさい

 

事務作業はやっぱりフリーランスはめんどくさいです。

 

クライアントさんに請求書も書かなきゃいけないし、月にどれくらい売り上げたのかは自分で出さないとわからないし。

 

でもまぁ、今は結構そういうのもパソコンがあれば手軽にできるようになっているので、まだ昔に比べると楽なのかもしれませんが。

 

フリーランスになってみて事務作業系のサービスはいろいろ便利なものが出ているんだなぁと学んだので

そういったサービスを駆使してなんとかやっています。

フリーランスにおすすめしたい請求書作成サービスMisoca

 

フリーランスに向いてる声優とは

 

フリーランスに向いている声優さんは「自分のマネジメントを自分でやりたい人」だと思います。

 

ある程度声優業界のことがわかってくると、自分でああしたいこうしたいはそれぞれ出てくると思うんですね。

やっぱりそういう時に機動力があるのはフリーランスです。

 

でもその分誰も守ってくれない不安定さもあるし、できないこと、やれないことは全部自分のせいだから自分に返ってきます。

 

どっちがいいのかはわかりませんが、性格的に合うか合わないかでしょう。

 

とはいえ、右も左もわからないうちからフリーランスで声優を始めるのは難しいと思いますが。

暗黙のルールみたいなのが多い業界でもあると思うので。

フリーランス声優の単価相場や金額交渉って難しい

 

 

読んでくれてありがとうございました。

では。

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yumeha
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声優、アーティスト、デザイナー、当ブログの運営者。 2009年に声優デビュー、2016年声優事務所を退所し、現在フリーランスで活動中。自由に生きられる選択肢を増やし、それを発信するために毎日ブログを更新中。