今フリーランス声優として活動をしていますが、声優は事務所に所属していてもフリーランスでも個人事業主という扱いになります。
確定申告も自分でやらなくてはいけません。
声優同士はご飯を食べに行ってお会計の時に「領収書いる人〜?」という声が聞こえるのが日常茶飯事です。
そして声優の傍ら副業も始めたので住所が必要になりました。
ハンドメイド作品を出品したり(特定商取引法の兼ね合い)、ファンレターの宛先として住所が必要なんですよね。
自身の住所をそのまま掲載する、というのは職業柄どうもなかなかできません。
ってか自宅住所さらすのって誰でもちょっと怖いよね。。
また個人事業主で開業届を出す際なんかも住所が必要になります。
ということでバーチャルオフィスを借りてみました!
もくじ
バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスはレンタルオフィスと違ってワーキングスペーズはなく単純に
- 住所
- 電話番号
- FAX番号
などを借りるためだけのサービスです。
なので働くための場所としてオフィスを借りたい人はバーチャルオフィスではなくレンタルオフィスを借りる必要性があります。
逆にどこかに掲載するための住所・電話番号だけでとりあえずはいいや、という人はバーチャルオフィスから始めるのが良いと思います。
バーチャルオフィスの利点
私はバーチャルオフィスのkarigo というところでオフィスの契約をしてみました!
バーチャルオフィスの中でもサービスが充実していて主に
- 起業家
- 個人事業主(フリーランス)
- SOHO
- 上場企業
- 芸能人
などの方々がよく利用されているバーチャルオフィスです。
とにかく安い
一般的にレンタルオフィスを契約したりすると月に5万円以上はしてしまう上になかなか都心の良いところで契約をするのって難しいんですね。
バーチャルオフィスの場合は住所があればまぁいい、という感じなので料金もかなり安いです。
一番安いプランなら月に3150円から。
スタンダードプランでも毎月7980円。
1万円以内で住所を借りることができるならかなり安いのかなと思います。
どうしてもバーチャルオフィスの場合は住所が他社と被ってしまう、ということもあり得るのが難点なのですが、信用問題として住所だけ掲載したい、みたいな感じならバーチャルオフィスで十分じゃないでしょうか。
住所も一等地が多いです。
荷物代行受け取り
バーチャルオフィスにはワーキングスペースはいですが、荷物を代行で受け取ってくれます。
なので住所公開して、その住所に何かを送ってもらうことができます。
届いた荷物はバーチャルオフィスから転送、という形。
バーチャルオフィスを通すことによって自分の住所を公開せずに荷物の受け取りができる、というのが良いです。
私もファンレターの受け取りに使ってるよ〜!
個人事業主だとそういうのを求めている人も多いと思います。
転送電話・電話代行
バーチャルオフィスでは住所と合わせて電話番号も借りることができます。
karigo の場合は転送電話は標準サービスでついています。
オプションとして電話代行をつけることもできますが、お客様とは直接話した方がリスクは低いと思うので私は電話代行はつけませんでした。
コールセンター経験を活かします(数年コールセンターやってた笑)
法人登記も可能
契約するバーチャルオフィスによってはできないところもありますが、karigoは法人登記も可能です。
住所が一等地なので会社の信用的にも高い評価になるんじゃないかと思います。
個人事業主は法人登記をするための住所を取得したい、という人が多いと思うので。
バーチャルオフィスで登記することは違法ではありません。
低いコストで良い住所を掲載できるのがバーチャルオフィスの最大のメリットだと思います。
単純に個人事業主として事業やるだけなら開業届の提出は必要となりますが、もちろん開業届の住所にもバーチャルオフィスの住所を使えます。
→フリーランスは開業届を出すけど、書類が苦手な人は開業freeeがおすすめすぎる
住所が京都で良ければ月500円のバーチャルオフィスもある
コロナの影響もあってか、私がバーチャルオフィスを契約し始めた頃よりもバーチャルオフィスの値段が格段に安くなって、さらに種類も増えた気がします。
副業してる人も多くなったもんね〜
そんな中で本当に格安の月額500円というバーチャルオフィスを見つけました…!
和文化推進協会 というところなのですが、月に500円というのはかなり安いですよね。
ただ住所が京都市になってしまう、というデメリットがあります。
でもネットでハンドメイド販売してるだけ、とかだったら全然京都でもいいよね。
例えば個人事業をやっていて、名刺に住所を入れたいとか、何か他にも住所を使う予定がある場合は京都だと難しいこともあるかもしれないけど、
本当に住所借りたいだけなら電話もついてるしめちゃめちゃお得だと思う!
ただ2年目以降は年会費がかかるようなので、実質月額1000円になるのは注意ですね。
それでも安いけどね…!
住所だけ必要ならバーチャルオフィス
とにかく個人事業主になって住所だけ早急に必要、という時はバーチャルオフィスを契約すると良いと思います。
私も契約してみたんですが、だいたい2〜3週間程度で住所をもらえます。
一般的なバーチャルオフィスはワーキングスペースが付いていないですがkarigo の場合は会議室やレンタルスペース使うことも出来ます。
もう少しお値段かかるかと思ったんですがかなり安く住所が手に入ったのでよかったです。
ちょっと補足:請求書は住所なしでも大丈夫だよ!
最近独立した方、これから独立したいと考えているという方からご相談いただくことが多いのですが、
その中に「請求書には住所を記載しなければいけないんでしょうか?」という質問があります。
法律上は請求書には住所記載がなくても大丈夫です!!!!
私の場合は、先にお話しした通り、
- 特定商取引法の兼ね合いで住所の記載が必要だった
- お手紙受け取れる住所が欲しかった
っていう理由でバーチャルオフィスを契約したんですけど、請求書の住所記載くらいしか用途がないなら全然住所わざわざ取得する必要ないですよ〜!
じゃぁなんで住所記載してる人おんねん
って思う人もいるでしょう。それな。
まぁやっぱりフリーランスって社会的には信用が低いわけですよ。
法人じゃないからトラブルになった時に情報がなければ逃げられちゃうし。
そういう意味で、情報をたくさん載せておけばクライアントの安心につながる、というのはあります。
ちゃんとしてんな〜〜〜〜って思ってもらえるってこと!
そういうのはやっぱりフリーランスとしては大事だなって思うけど、でもクライアントだってちゃんとしてる人しかわからないし、個人の住所晒すのって危ないからね!
やっぱり住所載せた方がいいかな…って思ったらバーチャルオフィスの方がおすすめです。
→声優、ナレーターの請求書の書き方とクライアント様に聞いておきたいこと
読んでくれてありがとうございました!
ではっ
自分がもし養成所とか事務所とかやるんだったら、確定申告を教えるレッスンみたいなの組むと思う。それくらいこれは知っておいた方がいいことなんだけど、教えてくれるところはなかなかないんだ…