声優や歌手になりたいと思っている人はオーディションを受けてみたい、
あるいは今いくつもオーディションを受けている最中、という方も多いと思います。
オーディションというのは正解があるものではないし
「こうしたら絶対に受かる」というものもないです。
ただ、私も小学生の頃からオーディションを受け続けて、
研究をしてきたので、オーディション対策としてできることについてお話してみたいと思います。
受ける所の情報を調べる
これは私がオーディションを受ける時に毎回していたことなのですが、
受ける所の情報はものすごく調べてから書類審査の応募をしていました。
傾向と対策、という感じです。
今までどういうスターが生まれている事務所なのか、
ということがわかれば、どういう人が採用されやすいのか、どういう新人を求めているのか、ということがある程度わかるようになります。
その事務所のカラーを考える感じですね。
さらに、審査員がわかるのであれば審査員のことも調べます。
業界関係者だとウィキペディアがでてくることも多いので。
面接の時はそういうことに絡めてトークを進めていくと
「この子よく知ってるなぁ」と思ってもらえると思うんですね。
でもこれ、後から気づいたことなんですが、
結構ビジネスを進める上でも重要なことだと思うんです。
声優として現場に出るようになってから、
一緒に共演する方の経歴は現場に入る前に全部調べるようにしていますし、
声優業界とは別の業界で仕事をする時もこれは結構有効です。
ウィキペディアが出てくる方とお仕事がすることが多い声優業界や芸能業界の方がこういった意味では楽ですね笑
履歴書からトークを膨らませる練習
一次審査が書類の場合は、二次審査に面接があるところがほとんどだと思いますが、
その場合は審査員は、一次審査で送った書類、つまり自分のプロフィールを見ながら質問をしてきます。
なので履歴書から話が派生することがほとんどなんですね。
つまり、自分の送った履歴書を見て、どういう質問がくるかなということをあらかじめ想定することができる、ということです。
履歴書に書いてる項目って
- 自己PR
- 自分の長所短所
- 好きな芸能人
- 志望動機
- 学歴や経歴
といったものですよね。
ここからどんな突っ込みがくるか、ということを考えればいいわけですから
そこまで難しいことでもないと思います。
目標を明確にしておく
「将来的にどんな風になりたいの?」というのはよく聞かれる質問です。
別に一つに絞ることが正しいとは思いませんが、
オーディションの時に「お仕事なんでも挑戦してみたいです!」という人って結構いるんですよね。
でもこれ、人を選ぶ立場の人からすると
あまり印象に残らないんだそうです。
「なんでもやります!」っていう答えは多数派の回答なんですよね。
個性を出して印象に残るためには
なるべく自分がマジョリティーになれるような回答を用意しておいた方がいいと思います。
あとで変わっても全然いいと思うので
とりあえずオーディションに向けて、こういう仕事をしていきたい、将来こうなりたい、というのを
明確にしておいた方がいいと思います。
自分の見せたい印象を考える
本当の自分がどうか、ということはひとまず置いておいて
相手に自分がどう見られたいのか、ということをしっかりとイメージすることもまたオーディションの対策になると思います。
もちろん自分の本質がメインでいいのですが、
オーディションでわざわざ墓穴を掘る必要はないと思うので
マイナスなことはアピールしない方がいいですよね。
自分が相手にどう映りたいのか、ということを考えることが大切です。
これが明確になれば、着ていく服や髪型
どういう受け答えをすればいいのか、ということがおのずとわかってくると思います。
ということで声優、歌手のオーディションに行く時、応募する時の対策についてお話してみました。
読んでくれてありがとうございました。
では。