質問箱で声優を目指しているけどツイッターはやらない方がいいのか?どんな使い方をしたらいいのか?というような質問をよくいただきます。
普通にプライベートで使っているけど、このアカウントは事務所に所属したら使えなくなってしまうのか?
とか。
将来声優を目指している人のツイッターの使い方について、こういう話題に正解とかは正直ないと思うんだけど、こうしておいた方がいいんじゃないかな、という私個人の意見を書かせていただこうと思います!
声優のツイッターの運用の仕方は事務所次第
有名声優さんのツイッターを見ているとわかると思いますが、ツイッターの運用の仕方は事務所次第です。
ご本人が直接アカウントを持って、割と自由に呟いている場合もあれば(私は事務所所属時代そうでした)
アカウントの管理は事務所スタッフが行っていて、時々ご本人がツイートするということもあるし
アーティスト活動をしている声優の場合はアーティスト活動の部分はアカウントを分けていたりとか、
そもそもツイッター自体やっていない、という声優さんもいますね。
ここら辺はどんな声優事務所に所属するか、
またどんな方針で売り出していくか、によると思うので一概には言えないところです。
デビューする前に使っていたアカウントがあって、そのままそのアカウント使っていいよ、と言われることもあれば、それは削除して新しくつくり直そう、ということもあるでしょう。
自分で「こうしたい」という意見もあると思うので、そういう部分をちゃんと相談できる事務所だといいですね…!
これまでのアカウントを削除したり事務所が管理したり、というのは事務所も声優を守るためにやることで、それもマネジメントなので、どちらが良いというよりは本当に「どんな売り方をしていきたいのか」というところだと思います。
ネットの発信って思わぬところで炎上しちゃったりするから今の時代本当に難しいですよね笑
将来トップスターになるつもりで投稿しよう…!
もしプライベートで使っているアカウントをそのまま使っていきたいという気持ちがあるのであれば、
自分は将来トップスターになるんだ、という意識をもってツイートするようにするといいと思います笑
ツイッターっていくらでも遡れてしまうので、有名になってから隅々まで見られる可能性もあります。
大きな役が決まってから、ツイッターでの過去の発信を引っ張ってこられて炎上してしまう、という人もいます。
ネット上にテキストなり写真や動画なりをアップするというのはそういうことなんだと思います。
今はフォロワーが全然いないアカウントかもしれないけど、そこから瞬く間に何万というフォロワーが増える可能性もあります。
なかなかそういうことを意識して最初からツイッターをやるのは難しいかもしれないけど、
実際に有名になってから数年以上前のツイートに対して謝罪をしたりするケースもあったり(これは声優だけに限らず芸能業界全般で)するので
そういうことを考えると、なんでも書けるツイッターだけど多くの人の目に触れるものなのだという意識をして発信しないと意図しない方向へ転がっていってしまうリスクがあるなぁと思います。
フォロワーさんとのやりとり、ずっと公平にやっていける?
デビューする前に使っているツイッターアカウントだと、フォロワーさんとやりとりをしている、ネット上で知り合っただけだけど相互フォロワーである、ということもあると思います。
気持ちとしては「今まで通り、繋がってるフォロワーさんとはやりとりを続けたい」という思いがあるでしょう。
ですがそれをやってしまうと、ツイッターは誰かと会話しているのがツイートをたどると他の人にも見えてしまうので、
「あの人とは会話してるのに自分とは会話してくれない…」と他のファンが思ってしまうかもしれません。
そういったところでちょっとした不公平感が出てきてしまうこともあると思います。
実際そういう「ファンの差別」を感じて悲しくなる、という声優ファンの方の声も多く聞きます。
とはいえ、フォロワーさんと普通に会話する声優もいるし、どの声優事務所でもSNSでのファンとの交流が全面的に禁止されているわけではないんですよ。
なのでこれも事務所のスタッフさんと話し合って、どういう方針でやっていくか、どういう売り方をしたいのか、というところによってきます。
なるべく自分の意見をしっかりと話せて、それに対して事務所側も目的を明らかにしてアドバイスしてくれるような関係性を築けると良いですよね。
一見自由にツイッターをやれる事務所の方が良く見えるかもしれないけど、
「自由に発信できる」ということはそれだけそこに「責任が伴う」ということでもあります。
自分が発した言葉が思わぬ事態を引き起こすこともあるので、「みんなやってるから〜」と安易な気持ちでSNSをやるのはおすすめできません。
ツイッターとかSNSの使い方って本当に難しいよね〜〜〜笑
読んでくれてありがとうございました!
ではっ