声優を目指している人が多い今の世の中、
声優として行く初現場が決まった!という人も日々たくさん誕生していると思います。
ということで今回は、声優が初めてアフレコ現場に行く時に、どんなことに気をつければいいのか
何を持っていけばいいのか、ということについてお話ししてみたいと思います。
音を録る環境で、本当に小さな音もノイズ扱いでNG、リテイクになってしまうので
音に関係するものの注意がほとんどです。
音の鳴るものは電源オフに
とにかく音の鳴るものは全部NGなので電子機器はなるべく持っていかないようにしましょう。
腕時計とかもデジタルだと音が鳴っちゃうものもあるので、できればアナログの時計にしましょう。(時間になるとピピッみたいな音がなる腕時計ありますよね笑)
携帯は電源からオフで。
マナーモードにしていてもバイブレーションが鳴ってしまうと収録中は恐ろしく響きます。
本当に響く、くらいの勢いに感じるほどです笑
靴の音も気をつけて
靴も意外と静かなところで聞くと音が鳴るものが多いので、音が鳴らないかどうかチェックして履いて行きましょう。
- チャックが付いている靴はチャックの部分がチャリチャリ鳴る場合があります
- 革靴は歩くたびにキシキシ鳴ることがあります
- チェーンや装飾が付いている靴も要注意
こんな感じ。
スタジオはほとんどがカーペットになっているので、ヒールとかなら音は鳴りませんが、
マイクワークの中で転んだりしても迷惑がかかるのでなるべくバランスのとりやすい、履き慣れている靴を履いて行きましょう。
アクセサリーは収録前に外す
アクセサリー類もアクセサリーと腕時計が当たったりして音が鳴ることがあるので収録前に外しておくことをおすすめします。
スタジオの中にはちょっとした物を置く場所は必ずありますし、
心配なら自分でポーチも持参していきましょう。
もしくは最初からもうアクセサリーはつけないというのも手です笑
もちろん声優は見た目も大切ですが、収録の時間は声優として声の演技をすることが一番のお仕事ですから
一番優先するべきなのは声優として仕事を頑張ることです。
見た目は二の次でもいいでしょう。
実際、収録にはすっぴんでくる声優さんもいます笑
シャカシャカした服を着ない
スポーティーな服はシャカシャカが音がなる服もありますよね。
ウィンドブレーカーみたいな素材の服!
こういった服も実はセリフを言う時に音がノイズとしてマイクに乗ってしまいます。
本当に小さな音でも拾ってしまうんですよね。
飲み物は水がベスト
喋る時、歌う時、など、声を使う時は飲み物は常温の水がベストです。
糖分の多い飲み物は喉に痰が絡まりやすくなりますし、お茶は逆に痰を切りやすくなってしまって喉を磨耗させてしまう原因になります。
炭酸も実は刺激物なので、あまり喉によくはありません。
喋ってる途中でゲップでちゃったりするしね笑
最近ではコンビニでも常温の水が売っている場所もありますので出先で困ったらぜひチェックしてみてください。
非常食を持って行こう
声優の仕事は時間がきっちり決まっているものではありません。
アニメのアフレコなんかは3〜5時間が一般的ですが
それで収録が終わる、という保証はありません。
現場によっては、すぐに終わる、と言われていても何時間も収録がかかってしまう場合もあります。
なので、さっと食べることができるものを何か持ち込むことをおすすめします。
あまり水分持っていかれないものの方がいいでしょう。
パサパサのものを食べると食べた後に収録をするのが辛くなります。
携帯食を忘れてしまうとお腹が空くのももちろんですが、お腹が鳴ってしまってノイズ扱いをされることもあるので大変なんです。
脱ぎ着しやすい格好で行こう
収録現場は室温調整が結構難しい場所です。
多くの人が部屋に缶詰になって喋って演技をするととんでもなく室温が急に上がったりします。
そこで急に冷房をつけたりもするので、急に寒くなったりもします。
なので脱ぎ着のしやすい服装で行くことをおすすめします。
ストールやひざ掛けなんかも持っていくといいかもしれません。
特に夏の方が調節難しいと思います。
今回は初めての収録に行く時の注意事項についてお話してみました。
新人声優さんに参考になったら嬉しいです。
読んでくれてありがとうございました!
ではっ
この服、実はミキサーさんにすごい嫌われます笑