声優は声の仕事をするのがメインですからオーディションに行く時も服装はあまり関係ないんじゃないか?と思う人も多いでしょう。
ただ最近は声優の様子もどんどん変わってきていますよね。
写真集を出したり、アーティストとしてデビューしたり、いわゆるドル売り、というのが主流になってきた今、
声優さんも見た目にものすごく気をつかうようになってきたと思います。
では、声優のオーディションに行く時に服装に気を遣った方がいいのでしょうか?
オーディションの服装は関係ある
オーディションの服装は必ず気を遣った方がいいです。
どんな風に気を遣ったらいいのか、いくつか考えることがあります。
視点ごとにお話しします。
オーディション内容によって違いはある
声優も服装がものすごく関係してくるようになってきました。
もちろんそれが
- アニメのオーディションなのか
- ナレーションの仕事のオーディションなのか
- 洋画の吹き替えのオーディションなのか
ここらへんでもずいぶん違いがでてくるでしょう。
特にドル売りの風潮が強いのはやっぱりアニメ声優業界ですからね。
アニメのオーディションには身長制限があったり年齢制限があったりするものまであります。
作風にもよりますが、アニメからの派生展開として、イベントやキャラソンなどが考えられるなら、
やっぱりそういう展開を想起させることができるような服装で行くことがベストでしょう。
自分の印象
人は見た目が9割、というほど、第一印象は視覚的に判断されます。
そんな時に相手にどんな印象を持ってもらいたいのか、ということをやはり声優は考えていかなくてはいけないですね。
つまり「どういう人間なのか」ということが服装から端的に伝わるように印象操作をある程度していくことが大切、といことです。
以前、声優の大先輩に
「どんな服を着たいか、で洋服を選ぶのは一般人の考え。
どんな風に見られたいのか、どういう色が似合うのか、ということを考えて着る服を選びなさい。」
と言われたことがあります。
とても納得しました。
声優はやっぱり「どう見られるのか」ということを常に考えていかなくてはいけない職業になってきているんだと思います。
一緒に働く人のことを考えて
声優は基本的に収録をして、それが作品になってユーザーに届けられるものなので、仕事はユーザーと一緒に作っていくものでありません。
あくまでクライアントさんやスタッフさんと一緒に仕事をしていくことになります。
では自分がクライアントやスタッフ側だったとして、どんな人をオーディションで選びたいと思うでしょうか?
もちろん
- 演技力
- キャラに合っているか
といった実力的な部分はとても大切です。
でもそれ以上に「その人と一緒に働きたいと思えるかどうか」ということが結構大事だと思います。
お芝居がうまくても
- 見た目が汚そうだったり
- ボロボロだったり
- ものすごく性格が悪そうだったり笑
そんな人だったら一緒に働きたいとは思わないですよね。
作品は人と人が作っていくものです。
だからこそ、相手にいい印象を与えることができるような「清潔感」が私は大事なのではないかなと思います。
一緒に働きたいと思ってもらえるような服装、というところからまずは考えてみたらいいのかなと思うんです。
→フリーランスになって見えてきた一緒に仕事をしたくない人の特徴
どんな服装がいいのか
でも結局のところオーディションの時にどんな服装がいいのか、というのは具体的に考えるのは難しいですよね。
いくつかの視点から服装選びについて考えてみましょう。
色
好きな色、ではなくどういうイメージに見られたいのか、という観点から服装の色をコーディネートしていった方がいいと思います。
最近の私はやっぱり温かみがあって女性的で温かい人に見られたいから、結構よく赤っぽい服を着ています。
色にもそれぞれイメージがあると思うので考えてみてください。
あとは似合う色もあると思うので、パーソナルカラー診断とか行ってみてもいいかもしれないですね。
形
服装を考える上で服の形、というのも結構重要ですよね。
自分の体のどこが自信があって、どこが自信がないのか、というところから考えてみてもいいかもしれません。
うまくスタイルが良く見えるように見せていきます。
自信があるところはラインがしっかりでるようなぴったり目の服を着るといいかもしれません。
オーディションの時はダボっとした服よりもぴったり目の服の方が印象はいいです。
制服はある程度自分の体型に合わせて買うものだと思うので、大丈夫だと思います。
オーバーサイズ系の服装はちょっと体のラインがぼやけるのでおすすめしないです。
ちなみに
- 手首
- 足首
- 首
の3首と言われるところが出ていると華奢に見えるそうです。
体の中で細くキュッと締まっているところを出すと、全体的にも締まって見える、ということなんですかね。
印象に残る
変わった服を着ていく、というのも結構やっていたことでした。
キラッキラに光るリュック使ってたらマネージャーさんからも「遠くからすぐ夢波だってわかった笑」って言われた笑
他にも現場では「光ってるリュックの人」って言われてたことがありますw
印象に残るような服を着ることによって、人に覚えてもらうことができます。
たくさんいる声優さんの中から記憶に残っていって、選ばれる、というのはとても大変なことです。
だから服装でも印象に残るようにアピールしていきます。
まぁ光るリュックは普通に自分が好きで使ってたんですけどね笑
結構変な服装をしているとそれが話のネタにもなったりして、緊張しているオーディションの場なんかでは役立ったりもします。
今回は服装について話してみました。
個性と個性のぶつかり合いである声優業界では、より自分の色を出していかないとやっぱり埋もれていってしまうんだろうなと思います。
服装もぜひ気を遣ってみてください〜!
読んでくれてありがとうございました!
ではっ
アンミカさんが言ってた!