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声優デビューした時の体験をリアルに語ってみる!

最近の世の中では声優になりたいという人が増えていると思うので、

参考例として、私が声優としてデビューした時の体験を今日は話してみたいと思います〜!

ゆめもん

あくまで、私個人の体験ですので!イレギュラーも多いかと思いますが、ご参考までにというやつです!

声優デビューするまで

声優デビューをするまでは実は歌手になりたくて歌の練習ばかりしていました。

演技の経験はあまりありませんでした。

ボイトレに通ってた

もともと歌手を目指していたので小学生の頃からボイトレに通い、

毎日歌うのが楽しくて、発声練習や歌の練習をとにかくずっとしていました。

ただ、歌というのはとても難しくて、

教科書に書いてある公式を覚えれば問題が解けるような簡単なものではありません。

体の中の見えないところを使って声を出し、「表現」という曖昧なものを学びます。

そこには正解はないし、一人一人体の作りも少しずつ違うので、ボイトレの先生が言うことがすべて正しいということでもないのです。

あくまでボイトレの先生がおっしゃってくださることはヒント、という感じ。

「この先生が言ってることとあの先生が言ってたこと違うな〜???」みたいな感じで悩むことも多かったです笑

だから小学生の頃からずっとボイトレに通っていたとはいえ、

ボイトレの教室は結構変えていて、ボイトレの先生もかなりたくさんの方にお世話になりました。

その中で、とてもフィーリングの合う先生に出会い、

その先生が通っていたボイトレ教室を辞められても、個人的にレッスンをお願いしていました。

そういった理由から、正解のないこの分野において、いろんな先生に習ってみる、というのはおすすめしたいです。

ゆめもん

これは声優のレッスンも同じで、講師の合う合わないはやっぱりめっちゃあるんですよね…!

あとは体の中はもうイメージをするしかないので、とにかく図鑑だとか医療系の本(写真や図の多いもの)を読んだりしていました。

筋肉の構造や体の作りを具体的に知っていた方が、声を出すのにイメージしやすいと思ったからです。

ちなみにこれは声優志望の方、現役でプロとして活躍されている方にもおすすめしている本!

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本当におすすめの本で、普段私のレッスンを受けてくださっている方にもよくおすすめしているんだけど、「声の出る仕組みがわかるとよりわかりやすくなる!」と好評です〜〜

目で見て確かめることができる場所じゃないからこそ、

構造を理解してイメージしながら声を出していく、というのが大切だと思っています!

声優志望の方にぜひ読んで欲しい本

アニメがひたすら好きだった

歌手になりたいと思っていた頃は声優さんをあまり意識することなく、とにかく趣味でアニメをたくさん見ていました。

単純に好きだったからです。

オタクの性といいますか、そのクールのアニメは一通り1話だけでもチェックしたい派で、いろんなジャンルのアニメを見ていました笑

でも声優としてデビューしたあとに監督さんと話していて、

選り好みをせずにアニメを見ることはいいことだ、と教わったので結果としていいことだったようです。

自分の中の引き出しを増やす、という意味でも「面白そう」という観点でアニメを見てみるより

「好きなジャンルを増やしたい」というスタンスの方がいいかもしれません。

特にこれから声優としてデビューしたい、と思っている人はむしろアニメだけに限らず

いろんなコンテンツを見るのが勉強になると思います。

つまらないコンテンツでも、「なぜこれはつまらないのか」と考えることも実は重要です。

それが「趣味」ではなく「仕事」にする、ということなのかもしれません。

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一般のオーディションをとにかく受ける

もし事務所に所属していなくて、フリーとして活動しているなら、一般向けのものでいいのでオーディションをとにかくたくさん受けることをおすすめします。

事務所に所属することによってオーディションを受けることはある程度制限されるようになります。

それは事務所が自分の売り方を戦術的に考えてくれている結果ですから、良いとも悪いとも言えません。

でも市場がよくわからなくて、オーディションを受けることができるフリーの立場にいるなら、オーディションは毎日のように受けるべきです。

私は小学生の頃からデビューするまで、たくさんオーディションを受けてきました。

声優ではなく、テレビやモデルのお仕事をしてたこともあります。

ゆめもん

趣味程度だけどね!笑

でもその経験によって、自分の見せ方を冷静に考えられるようになったような気がします。

声優業界はまた違った自分の見せ方があると思います。

でも緊張して何もかも頭に入ってこない、という状態になるよりは、

ほどよく緊張することに慣れて、自分の見せ方を分析できる余裕があった方が良いと思うんです。

声優としてでデビューしてからもオーディションを受ける機会は本当にたくさんありますしね〜!

声優事務所所属オーディションに行く前にチェックすべきもの

声優デビュー直前

事務所に所属してからいただいたオーディションで2クールのアニメのメインキャラクターの1人としてデビューが決まりました。

そこからは事務所もものすごく支えてくれて、初めてのアフレコまでに準備でてんやわんや!

実は声優の現場には、独特のしきたりみたいなものが結構存在します。

  • 出演者の方全員に挨拶をしに行くこと(「〇〇事務所の〇〇です、本日はよろしくお願いします」みたいなのを言って回る)
  • 新人は扉の近くに座って休憩ごとのドアの開閉をすること
  • 身長の低い人は厚底の靴を履いていくこと
  • でも音のなるような靴は履いてはいけない
  • 飲み会では新人が注文のまとめをやったりして立ち回る

などなど、本当にいろいろあります。

まぁもちろんそれもやり過ぎると逆に雰囲気を壊すので、現場に合わせてさりげなく…みたいな難しい塩梅があるのです。笑

そういうのを大先輩からたくさん教わりました。

とにかく声優の現場に入ってみないとわからないことってたくさんあるので、

声優としてデビューが決まったら先輩にいろいろ聞いておくことをおすすめします…!

同じ現場にいる先輩に率先して聞きに行くのがいいかなと思いますね。

声優業界のちょっと変わったルール

声優デビューしてから

声優としてデビューしてから変わったことはやっぱり絶対に風邪を引かないようにする

という意識がものすごく強くなったということです。

私は声優としてデビューしたのが高校生の時だったんだけど、

ちょうど夏終わりくらいで、そこから仕事が2クールレギュラーで決まっていて、秋、冬と風邪が流行り始める期間でめちゃくちゃ気を遣いました…

デビューした作品で「風邪を引きました休みます」なんてことには絶対なりたくなかったから!

体育の授業でバスケをやる時でもマスクをしていました(ぇ

体育の先生から

体育の先生

夢波、肺活量のトレーニングでもしてんの?

って言われました。

息苦しかったけど、効果があったのかは謎です笑

声優は体調管理も仕事のうち。

風邪を引いて声が変わってしまったら、「この声優さんは体調管理がちゃんとできない人なんだな」と思われてしまっても仕方ないような業界なのです。

ここは本当に神経質になったけど、それまで結構風邪引いてたのに、全然風邪引かないようになったな〜笑

【声優】風邪をひかないためにやってること

声優デビューは楽しかった

最後に、

声優になって大変なことはたくさんありました。

右も左も分からないことも多々あって、怒られたこともたくさんあったけれど、

やっぱり就職の道を歩んでいたら絶対に経験できなかっただろうことをたくさん経験できて

声優としてデビューできてとてもよかった〜〜〜〜って思ってます。

毎日が学びの連続!!

成長できることは本当に幸せなことですね。

声優デビューを目指している人へ。

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声優のなり方、練習の仕方、よくある新人さんの悩みなど、

ブログに書いている内容を書籍用に再編集しまとめた本です。がんばって書きました!!!

とにかく声優になるための知識を身につけたいという方には参考になる本になってると思いますので、ぜひこちらもチェックしてみてください〜〜〜!

声優デビューする年齢は若ければ若いほど良い?

読んでくれてありがとうございました!

ではっ

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