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【12月4日(土)】朗読会出演

声優養成所に通って安心してしまう危なさ

ゆめもん

やっほい声優ブロガーの幸田夢波です!今日はちょっと厳しい話。。

質問箱で声優に関するご相談をいただくことが多いのですが、先日以下のような質問をいただきました。

この質問をいただいた時に「養成所に通っているということが目的になってしまっていないかな?」と、少し心配になりました。

Twitterでもお返事はしたのですが、少しブログの方でも掘り下げたいと思います。

養成所に通うことが目的になってない?

声優養成所は声優としてデビューするために勉強をすることができる機関です。

多くの場合、声優事務所が運営していて、所属声優や事務所と繋がりがある音響監督さんなどが講師としてレッスンを行います。

みんなが目指しているのは「声優になる」ということだと思うんだけど、養成所では学校みたいな雰囲気が流れがちだし、毎週レッスンに通っているとなんだか努力している気持ちになります。

でも実際どうか、というと、養成所の中では人によってかなり努力の程度に差があるように感じます。

すごいなぁと思う人は、同じ題材なのに毎週別のお芝居を持ってくる。30分以上前に到着してストレッチをしたりしている。

でも中には、談笑が楽しくなっちゃって全然関係のない話をして、帰りにクラスのみんなでご飯に行って管を巻いてる人もいる。バイトのためにレッスンを休んだりする人がいる。

そういう温度差がものすごくあるのが養成所です。これは私自身が実際に通ってみて感じたことで、「この雰囲気に飲まれないようにしなきゃ」と思ったことが何度もありました。

もちろん一緒に学ぶ仲間と仲良くなることで演じやすくなることもある。でもクラスの仲間は同時にライバルでもある。同じ役をかけてオーディションで戦っていかなくてはいけないこともある。

自分はここに何をしにきているのか、常に考えなきゃいけない。

これは当時のマネージャーにも散々言われたことでした。「仲良くなりに来てるんじゃないんだよ」と。

ゆめもん

すごく厳しい話だけど、こういう話をしてくれたマネージャーさんにはとても感謝してます。敵対心むき出しだったかもしれないけど、おかげさまで養成所も緊張感持って通えてたなぁ。常に一番を目指せてた。

質問者さんは「もし今の事務所で所属できなかったら別の養成所…」と言っているけれど、どこの養成所に通っていない期間を作るのが怖いのかな、と感じました。

でもできれば、「落ちたら」を考えるより、今の事務所で何がなんでも所属してやるぞ、という気持ちで所属オーディションにまず臨んで欲しいです。

別の養成所のオーディションを受ける時間も、所属オーディションに向けて努力できることはないか考え、練習して欲しい。

養成所に通ってみて、今の事務所にはあまり所属したくないな、と思い直した、とかなら別なのですが、「養成所に通う」ということが目的になってしまっていないか、一度立ち止まって考えてみて欲しい。

本当に目指すべきなのは「声優としてデビューすること」、「声優としてお仕事をしていくこと」です。

声優養成所のレッスンが「学校の授業」とは違うところ

養成所に通わずデビューする人もいる

少し調べると、養成所に通っていないのにデビューして今お仕事をたくさんしている、という方は結構いらっしゃいます。

最初から事務所に入っていなくてずっとフリーでやっているという方もいらっしゃるし、声優のなり方、働き方もさまざまなんですね。

好きな声優さんがいらっしゃる方は、ネットにも情報はたくさん落ちているので、その方たちのキャリアを少し調べてみてください。

そういうことを知ると、養成所に通ってるかどうかってあんまり関係なくて、

努力ができる人は養成所に通ってても通ってなくても努力ができるし、逆に努力ができない人は養成所に通っても努力できないんだなと感じます。

そしてその努力も、楽しんで、毎日「やりたい」と思ってできるかどうかが結構大事で、「やらなきゃ」という気持ちでやるものであれば、もしかしたらその道じゃないんじゃないかな、と思います。

ゆめもん

楽しんでやれる人には勝てないよねやっぱり。

声優になるにはどんな進路を選ぶべき?

養成所で何を学びたいか、何を得たいのか考えよう

「声優になるには声優養成所に入らなきゃ」ってみんなが何も考えずに思ってしまうところがあるんだけど、養成所は費用だって高いし、通わなくてもなれる。

じゃぁわざわざお金を払って時間を割いて養成所に行く理由はなんだろう?

何を学びたくて、何を得たいんだろう?

それをまずは考えて見て欲しいんです。

  • 養成所の上の事務所に所属したいから行く
  • とにかく基礎を学びたい
  • 講師に学びたい人がいる
  • 本格的なスタジオで学べる

など、なんでも良いです。

どうしてその養成所なのか、通っている間に自分はどこまで行きたいのか。

ちなみに私の場合は、オーディションを受けた時に特待生をもらって無料で養成所に通える、というのが養成所を決めた理由でした。

自分がお金を払うのではなく、お金をかけてくれる事務所に行こう、ちゃんと自分を推してくれる事務所に入らないと競争率の高い業界で戦っていけない、と思っていました。

ゆめもん

(それまでは歌手になりたくてアーティスト系の事務所ばかり受けていたんだけどね笑)

養成所はあくまで自分が夢を叶えるために使える手段の一つです。

目的と手段がごっちゃにならないように、常に「自分はどうなりたいのか」ということを考えて、「そのために必要なもの」を選びとっていくようにしてください。

あと養成所で教わるもの全てが正しい、ってことでもないから要注意…!笑

声優養成所の闇を話しておきたい

読んでくれてありがとうございました!

ではっ