声優志望の人が独学で勉強すると癖がつく?

ラジオのお便りを質問箱で募集していますが最近そちらの質問箱に来る質問に

「独学で勉強すると変な癖がついてしまいそうです」

という内容の質問が来ることがとても多いです。

 

なぜかわからないけれど独学で勉強することで変な癖がついてしまうという心配が蔓延してるんですね。

 

ということで今回は、独学で勉強をした時についてしまう癖について話してみたいと思います。

 

癖がつく心配をしすぎ

 

独学で勉強をすると癖がつくということを心配する人がとても多いですが

もし本当にそれが心配なのであればボイストレーニングや、声優の専門学校や養成所に通うことをお勧めします。

 

ただそういったところに通うことができず独学でしか勉強することができない、という人も多いと思うんですね。

 

でもそういう場合に「独学で勉強をしたら癖がついてしまうかもしれない」という不安を持ち

何もやらない、という選択肢を選択したら本当に何も自分にスキルがつかないまま毎日が過ぎていってしまいます。

 

例えば癖がついたとしても、努力をすることには必ず意味があると思いますので

変な癖がついてしまったらそれを治そうと思えるくらいの勢いで練習をすれば良いのではないかなと思うんです。

 

独学でしか学ぶことができない環境なのに、「独学でやったら変な癖がついてしまうのではないか」と悩んで、自分一人で練習することすらできないのであれば

それは自分にとってあまりやりたいことではないのかもしれません。

 

本当に自分にとってやりたいことなのであれば放っておいても勝手に練習するものだし

やるかやらないかしか選択肢がないのであればやった方が断然いいと思います。

 

何一つ前進できないまま毎日が過ぎていく方が不安に感じるのではないでしょうか?

 

変な癖がついてしまったらそれをあとから直せばいいのです。

何もやらずにそのままでいたら成長することは絶対にできません。

一人でできる声優の演技の練習方法

 

一人でできる練習はいっぱいある

 

確かに変な癖がつきやすい練習というのはあると思います。

 

しかし明らかに間違いようのない練習ももいっぱいあります。

 

例えば筋トレ。

表情筋の筋トレや体幹の筋トレなんかはみんなで行っても自分でやっても変わらないものなので

専門学校家養成所に通う前からひとりでもできることです。

 

やり方が分からないのであれば本を買ったりYouTubeで動画を見るのもいいでしょう。

 

滑舌の練習も一人でもできます。

早口言葉を調べたり、自分の声を録音して聞いてみたり、上手くなろうと思えばやり方はたくさんあるわけです。

 

基礎練習というのは地味なものが多く一人でもできる練習ばかりなので

そういった基礎練習は独学で行っても問題ないでしょう。

 

それでも質問してくる人のほとんどが「基礎練習はやっています、何か他に、他の人と差別化できるようなものを探したいんです」というようなことを言っています。

 

それは間違いです。

 

基礎練習で誰にも負けないというくらいのレベルにならないと他の事をやってもうまくいかないでしょう。

 

そして基礎練習というのは今も現役で活躍している声優さん達もみんな日常的に行っているものです。

 

基礎を蔑ろにしている人は、他のことをやる前に基礎を本当に誰にも負けないレベルで練習しましょう。

 

突出して何か他のことができることよりも

まずは突出して基礎が固まっていることが一番重要だと思います。

【声優が教える】滑舌を良くするために今日から気をつけられる事

 

誰かの真似になりすぎないように

 

変な癖がつくのではないか、というのが心配な人は、

自分の演技や声の出し方、歌い方が誰かの真似になりすぎていないかということを気にしてみると良いと思います。

 

憧れてる声優さんがいたりとても好きな声優さんがいたりするとその声優さんの声真似になってしまう人が多いです。

 

しかしその声の人はオリジナルがもういるのですからいくらコピーしてもその人を越えて行くことはできません。

 

それよりも自分の個性を大切にできるような発声のやり方なり、演技のやり方なりを研究して行けた方が良いと思います。

 

モノマネが上手いと周りの友達にはウケるかもしれませんが

業界に入れば自分の個性を潰して行くことになってしまいますからね。

自分の価値を見出して他人と差別化する方法

 

本で学ぶなら…

 

もし独学で勉強する時に本を買って勉強をするのであればCDやDVDが付属している本を選ぶことをおすすめします。

イラストが多い本も良いですね。

 

やはりテキスト情報だけではわからないものが多いので

CDやDVDなどで視覚的にも聴覚的にも学ぶことができるものの方がしっかりと正しい方法で学ぶことができると思います。

 

体幹トレーニングを勉強するのもDVDがついているものの方が良いです。

 

また全てが正しいとは思わず、全てのものに「この練習は本当に自分に合うのだろうか」という疑問を持ち続けることも大切です。

 

例えば人に教わるのだとしても、その人と自分は違う人間ですからその人なりのやり方が自分には合わないこともあります。

 

自分に合う方法を取捨選択していくくらいの気持ちでやっていた方が良いでしょう。

声優講師に疑問を持ち続けるべき理由

 

ボイトレがおすすめ

 

専門学校や養成所にすぐに通うことは無理だから独学で勉強をするという人が多いのですが

そういう場合はできればボイトレ教室に通うと良いと思います。

 

ボイトレ教室と言うと歌のイメージが強いと思いますが、授業の半分くらいの時間を発声に当てている教室が多く

正しい発声方法を学ぶのであればボイトレ教室が一番だと思うからです。

 

専門学校や養成所の場合は入学金やレッスン料でかなりまとまったお金を用意しなくてはいけませんが

ボイトレ教室であれば月謝制で通えますから月に1万円前後でも始められると思います。

 

学生なのであればバイトで1万円前後稼ぐのはそこまで難しいことではないでしょう。

 

変な癖がつきそうで独学は怖いと思う人は、是非ケイコとマナブ などで自分の家の近くのボイトレ教室を探してみてください。

 

体験教室だけ行ってみるのもいいと思います。

 

結局やるかやらないかです。

やらないで後悔するよりは変な癖がついたとしても後でそれを直せば良いのだから

前進できる毎日を過ごした方がいいでしょう。

声優になりたいけど不安で仕方ない、という時に考えて欲しい事

 

読んでくれてありがとうございました。

では。

ABOUTこの記事をかいた人

幸田 夢波

声優、アーティスト、デザイナー、当ブログの運営者。 2009年に声優デビュー、2016年声優事務所を退所し、現在フリーランスで活動中。自由に生きられる選択肢を増やし、それを発信するために毎日ブログを更新中。