初めての方へ!まず読んで欲しい10記事

インボイス制度に対する声優の私の考え

ゆめもん

やっほい!声優ブロガーの幸田夢波です!

質問箱で頂いたインボイス制度に関する質問

質問箱にて、上記のような質問をいただいておりました。

声優は事務所に所属していても個人事業主扱いで、

私は現在事務所に所属していない所属フリーの声優なので、しっかりインボイス制度の影響を受けます。

ゆめもん

事務所に所属しても個人事業主ってどういうこと?って思う人は是非こちらの記事も読んでみてね〜!

声優は個人事業主
ゆめもん

もちろん私、今までは年収1000万円以下の免税事業者!5000兆円欲しい!

自分自身が大きな影響を受けるものなので、インボイス制度の情報は追いかけていたんですけど、

SNSでは敢えてインボイスに関する意見はあまり発信しないようにしていました。

というのもインボイス制度には色々な立場からの考え方がありますし、

SNSはそういったディスカッションをするのに不向きな場所だと個人的に思っているからです。

そういうディスカッションはよりクローズドな場所の方が良いと思っていて、自分が運営しているオンラインサロンとかで話していることが多いです。

ゆめもん

夢波サロン遊びにきてね!(宣伝笑)

ただ、同じような働き方をしている方はインボイス制度についてどう受け止めたら良いのか分からないという方も多く、

私の個人的な意見が一意見として参考になったら良いなとも思うので、少しブログで掘り下げて書いてみたいと思います。

ゆめもん

あくまで一意見、個人的な考えですのでよろしゅう

インボイス制度にはもちろん反対です

インボイス制度に賛成か反対か、と言われたらもちろん反対です。

ゆめもん

払わなくて良いお金はなるべく払いたくない!みんなそうじゃないの…?笑

簡単にインボイス制度をまとめると、「消費税を申告している人だけ消費税を請求できる」という制度です。

  • 今まで年間売上が1,000万円以下の個人事業主は普通は払うべきだった消費税を払わなくていいよ〜ってしてたけど、今度からこれも支払ってもらいます
  • そのために、インボイス制度に登録して、管理するための番号をもらってね
  • その番号が記載されてる請求書じゃないと、依頼する企業側は仕入税額控除が受けられないよ
  • (つまり登録していない個人事業主に何か仕事を依頼する場合、今までよりも消費税の納税分が多くなるよ)

ってことかと思います。

個人事業主に依頼する側の話

今まで企業は税込110万円(うち消費税は10万円)の売り上げで、お仕事を個人事業主に依頼して税込22万円(うち消費税2万円)を支払っていたら、

10万円の消費税から声優に支払った2万円の消費税を差し引いて、消費税の申告は8万円でよかった。

けどこれが、インボイスに登録していない声優に依頼しちゃうと、10万円分まるまる消費税の申告をしなくてはいけなくて、企業側が支払う消費税が多くなってしまうわけです。

(私も専門家ではないので詳しいことはその道のプロの方にお任せします、、マネーフォワードのインボイス制度に関する記事[インボイス制度とは?2023年導入までに消費税免税事業者がとるべき対応をわかりやすく解説]は綺麗にまとまっておりました!)

ゆめもん

何か間違ってるぜって思ったら優しく教えてNE!笑

個人事業主側の話

今までは年間売上が1,000万円以下の規模の小さい個人事業主は、10,000円のお仕事で、税込11,000円の請求をしたら、消費税の1,000円は納めなくていいよ〜

ってことだった。今までは。

それが

今度からその1,000円、やっぱ納めてくれ〜

っていうのがインボイス制度だと理解しております。

つまり、免税事業者だった個人事業主は、消費税分売り上げが減るということですな。

11,000円の請求書を出して11,000円クライアントさんからもらっても、1000円は国に納めなきゃいけない。

元から売上が1000万円超えの人はみんなそれ納税するのが当たり前なわけだから、

「そもそも今まで支払うべきだったものなんだから、支払うべきでしょ」っていう声もあるわけです。

まぁ一理ある。

とはいえ、払わなくて良かったものを払わなきゃいけなくなるんだから痛手ですわ!

ゆめもん

やっぱり反対は反対ですよ そりゃぁね

本名・住所バレの可能性も

声優業界で特にインボイス制度に対する反対の声が上がっている理由の一つに、

本名や住所が一般にバレてしまう可能性がある、というめちゃくちゃやばいポイントがあります。

インボイス制度に登録をすると、国税庁の「適格請求書発行事業者公表サイト」というサイトに特録情報が掲載されます。

ここにアクセスすると、

  • 事業者の名前(法人の名称や、個人事業主の氏名)
  • 屋号(公開は任意)
  • 事務所や店舗の住所(公開は任意)
  • 登録年月日
  • 最終更新年月日

が見られるようになっているんですね…

一応現状は、一覧データをダウンロードしても、住所や氏名は記載されなくなったし、住所も任意に変わったそうです。

でもこのサイトがオープンした当初は住所や氏名が一覧でダウンロードできるようになっていました。

ゆめもん

オーマイガー!!!!

法人の場合は法人名でいけるんだけど、個人事業主だと氏名がそのまま公開になってしまう。

(一応対応策も今はあるみたいです)

データもうまいことすれば住所に辿り着けるみたいな話を聞きました…(当初とデータの掲載方式が変わったりしているので、今どうなっているのか知らないけど)

事情があって本名を隠していたりする方は困るだろうし、

住所もバレたらめちゃめちゃ困りますよね。

ただでさえ、出待ちやストーカー行為などで悩まされている方もいらっしゃいますし。

声優は本名でやられている方も多いですが、

例えばVtuberさんとかは困る方多いと思います。

いつもは会社員やられていて、Vの活動は内緒、という方も結構いらっしゃいますよね…

ゆめもん

いやぁ、ただ税金が高くなるだけならまだしも、

お仕事をしていくのに大きな支障が出やすそうなことをなぜわざわざやるんだろう…困るねぇ…

サイトがオープンした時と掲載内容が変わっていたり、

インボイス制度の内容がいまだに決まりきっていない感じがするのが不安です。。

インボイスの登録をする時はここはかなり慎重にならなきゃいけない部分ですね。

公開したくない情報をどうにか公開しないで済むようにできないか、考える必要があると思います。

声優の芸名ってどうやって決めてるの?

声優の仕事をする上で一番大切なのはクライアント目線

ただここで私が一番最初に考えなくてはいけないことはクライアントさんのことです。

私たち声優は自分で仕事を作り出すということができません。(もちろん作り出せるケースもあるけど)

クライアントさんにお仕事をご依頼いただいて、その上で音声収録・納品のお仕事ができます。

インボイス制度が導入されたら、声優に音声収録の依頼をする時に、声優側からインボイスの登録番号が記載された請求書をもらわないと、

クライアントさんは消費税の納税額が増えます。

現状、免税事業者がインボイスに登録するかどうかは強制されていないので、登録しないという選択肢もあるけど、

それだと多分クライアントさんはお仕事の依頼ができなくなるでしょう。

私が企業側だったとしても、依頼しなくなっちゃうだろうなって思います。

免税事業者同士の売り買いだったらインボイス制度はあまり関係ないのですが、

ご依頼いただくのは課税事業者である法人さまがほとんどですので、

インボイス制度が始まってからも、今までと同じようにお仕事をご依頼頂くためには、やはりインボイス制度には登録しておくべきなのかなと思います。

これは取引相手がどんな面々なのか、ということによっても異なってくるので、

あくまで私個人の場合は、というお話ですが、

基本的に企業さまからご依頼頂いて声優業をされている方は概ね同じような状況かなと思います。

それで利益が減ってしまうから困る…という方は単価交渉をしていくしかないかと思います。

もちろん金額を上げるなら、そこに付加価値を感じてもらわなくてはいけないから、何かしらプラスでできることはないか、考えて行く必要はありますね…!

フリーランス声優が仕事依頼を受けるか考える時基準にしていること

声優業界の問題はもちろんある

ご質問いただいた内容にもある通り、インボイス関連のツイートには、

声優業界の問題を指摘する声もたくさんありますね。

私も声優業界のギャラの考え方や仕事の流れについて、疑問に思うこと・改善した方がいいなと思うことはたくさんあります。

やっぱり全く違う業界の方とお話ししていると、声優業界の制度は驚かれることが多いです。

  • ワード数が全然違うのに1本いくら、でギャラが計算されていたり…
  • 再放送の時にギャラが支払われたり支払われなかったり…
  • オーディションの機会があまりオープンではなかったり…
  • スケジュールが全然見えなくて、キープされていた日程が前日や当日にバラシになったり…(逆もある)
  • そもそも人が足りてな…
ゆめもん

…おっと、これくらいにしておこう!笑

問題は本当にいっぱいあるとは思うんだけど、

これはインボイス制度をきっかけにして話題となっているだけであって、

本質的にはインボイス制度とは関係のない話で、それはそれとして別に議論されるべき話なんじゃないかなと思います。

特にギャラの考え方についてはよく話題に挙がるもので、別の記事でも詳しく書いているのでよかったらそちらも読んでみてください〜

声優はランクでギャラが変わるその仕組みと問題点

お仕事をしていく上で、個人事業主は特に大きな影響を受ける制度なので、

とにかく情報をたくさん集めることが大切だと思っています。

あと、声優や個人事業主側だけの意見ではなく、色々な立場の方のお話を聞くことも大切ですね。

もしクライアントさんがそういったところをざっくばらんに話せる方なら、話をしてみるのもありかと思います。(とはいえ、クライアントさんも経営に携わっている方じゃないと、なかなかインボイスの情報は追っていないと思いますが…)

あくまで一個人の意見ではありますが、私の今考えてることについて書いてみました〜!

声優、ナレーターの請求書の書き方とクライアント様に聞いておきたいこと

読んでくれてありがとうございました!

ではっ

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