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声優の芸名ってどうやって決めてるの?

声優さんは本名でお仕事をされている人も多いですが、

芸名でお仕事をされていらっしゃる方ももちろんいらっしゃいます。

 

最近は声優の顔出しの仕事も当たり前になってきましたからあまり違和感がないようにも感じますね。

 

私自身も苗字は芸名です。

 

では声優さんはどのように芸名を決めているのでしょうか?

 

もちろん人それぞれですが今回は声優の芸名事情について少しお話してみたいと思います。

 

適当。

 

私が芸名を決めるときはこれでした。

適当。笑

 

事務所に行って、マネージャーさんが「夢波はいい名前だから残すとして、なんか響きがいい苗字を書いていってみてよ」と言うので

言われた通りに苗字を羅列していきました。

 

そしてマネージャーが「画数調べていいやつだけ残そう」って言ってきたんですね笑

 

響きが良くて(私の印象にも合っていて)画数的にもよかった幸田夢波になったわけです。

 

ザ・適当。

 

私の芸名の場合はこんな感じでかなり適当に決まりました。

 

でも見た目的に強そうで気に入ってます。

マネージャーさんとこんな感じで話すのも楽しかったので。

 

あとはマネージャーという第三者が聞いて違和感のない名前になっているはずなので、

ある程度自分の印象と芸名は合っていると思います。

自分の印象が他人にどう映るかを考える

 

事務所内に同じ苗字がいるから

 

共演者の声優さんの中には同じ事務所内に同じ苗字の声優さんがいるから

苗字だけ芸名にした、という方もいらっしゃいました。

 

これも結構面白い理由で芸名つけていますよね笑

 

事務所内での声優同士の交流というのは事務所によってあったりなかったりで結構違いますが、

事務所内での交流が多い事務所とかは特に、声優同士が被らないように戦略を立てているところもあるんだと思います。

 

やっぱり声優業界はクライアントさんに「どこどこの事務所のだれだれさん」という覚えられ方をされることが多いので

同じ苗字の人がいるのは避けよう、ということなのでしょう。

 

名前は印象にも繋がりますから同じ苗字だとそれだけで印象がかぶってしまう、ということもあるわけです。

そうするとお仕事をする上ではちょっとややこしくなってしまうんですね。

 

オーディションとかでも、やはり同じ事務所で同じような名前だったりすると

間違えられやすくなってしまいますから危険です。

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エンドクレジットで目立つように

 

声優好きの方なら、作品を見ていてエンドクレジットもしっかり見てくださる方もたくさんいらっしゃると思います。

 

エンドクレジットというのは作品の最後で流れるキャスト表のことです。

 

エンドクレジットで「どのキャラクターをどの声優さんが演じているのか」というのは結構重要ですよね。

 

人気にも繋がりますし、制作サイドに見てもらえて、もし評価してもらえたら次の仕事にもつながるかもしれません。

 

声優は仕事をつなげていくことがとても大切なので。

 

なのでエンドクレジットの中で目立つ、というのも実は大切なことだったりします。

 

そういった理由で最近芸名がローマ字表記だったり、カタカナ表記だったり、長めだったりする人が多い、というのもあります。

 

もちろんローマ字やカタカナ表記の芸名の方でもそのままそれが本名だ、という声優さんもいらっしゃいますが。

 

やっぱり文字ばかり並んでいる中で目立っていくためには確かにそれも大事だなぁとも思いますよね。

 

芸名にしても宣材にしてもなんにしても、

とにかく人の記憶に残ってもらえるように、キャスティングの時に思い出してもらえるように、いろんな考えを巡らせているんです。

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読みやすいように

 

芸名がもともと本名で、漢字が難しく読みにくい方だったり

小さい子向けの作品によく出演されている声優さんなんかは読みやすいように芸名をひらがな表記にされてる方もいらっしゃいます。

 

目立つ上に読み間違いもなくなるのでちょっと羨ましいです。笑

 

あとは二つ読み方があるような漢字の名前とかもひらがな表記にされる声優さんがいらっしゃいます。

たとえば「角田」とかだと「つのだ」とも読めるし「かくた」とも読めちゃうから、ひらがなにする、だとか。

 

わかりやすく自分を表現する、というのは覚えてもらうためにとても大切な事だと思います。

ただでさえいろんな事情で、声優として生き残っていくのは大変ですから、小さい事からみんないろいろ考えて対策しているんです。

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芸名を使うか聞かれないことも

 

事務所によっては芸名をつけるかどうか聞かれないということもあります。

私もデビューした時はそうでした。

 

もし芸名を使って声優として活動したいならそれを先に伝えた方がいいのかもしれません。

 

ただ、芸名というのはやみくもにつければいいというわけでもありません。

 

話してきた通り、印象に残るためにいろいろな工夫をしている声優さんもいらっしゃいますし

なんとなくその人に合っている名前、というのがあるはずなんですね。

 

その人の個性に合っている芸名がついていないとなんだか名前と本人がちぐはぐになってしまうと思います。

 

だから本名がその人に合っていれば別にわざわざ芸名をつける必要性もないんだと思うんです。

 

もちろん最近は声優もどんどん顔出しの仕事が増えていますから、

本名をそのまま芸名として使うことによって、生活に支障をきたすこともなくはないと思いますが。

 

いずれにせよ芸名もそれなりに考えてつけられていたりするのです。

事務所の所属声優になるメリットとデメリットを声優が解説してみる

 

読んでくれてありがとうございました。

では。

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