先日質問箱にて、オーディションに関する以下のようなご質問をいただいていました!
わかるわかる!オーディション終わってから結果が来るまでってめっちゃソワソワしちゃうよね〜〜〜〜!!!
いつ結果来るの!?!?!?!?!?!
はよ教えて!!!!!!
ってなるよね〜〜〜〜〜〜
今回は、オーディション結果がどれくらいで来るか、
どんな心持ちでいればいいのか、みたいなことを話してみたいと思います〜〜
1週間後くらいが目安、連絡がない場合は不合格
オーディションの結果は大体1週間以内で来る、というのが目安です。
たまに、
受けたオーディションの結果が半年以上来ないんですが…
みたいなご相談をいただくことがありますけど、
残念ながらそれは不合格です。
体感ですが、2週間連絡が来なければ落ちたと思っていいかと思います。
せっかくオーディション受けたし、こっちはこんなにドッキドキで待ってたのに、連絡がないこともあるの!?
って思っちゃうかもですが、
不合格の連絡をくださるところは稀だと思ってください。そういう世界です。
自分が制作スタッフだったらどうでしょうか?
場合によっては数百人、数千人単位でオーディションをしなくてはいけない。
その中で合格者も不合格者も全員漏れなく連絡しますか?
不合格者の場合は連絡しても何も良いことはありません。
つまり不合格通知ってスタッフ側の損得で言ったら完全に損なのです。(連絡するのにも時間と労力がかかるからね…)
連絡しても何も利益はない、だけど連絡をする、というところはかなり良心的な運営です笑
厳しい話だけど、それが業界…
オーディションによっては
合格者のみにご連絡します
という記載がされているところもありますが、そういった記載がない場合もあります。
基本的には、
合格者のみに連絡、不合格の場合は連絡は来ない
が一般的です。
不合格の理由は実力不足もあれば、声質が合わない、もある
オーディション受からないと落ち込む…
そりゃそうですよね。
だって「人を募集しています〜〜〜」っていうところに、
はいはいはい!私やります!
って言って手を挙げたのに、
今回は合いませんでした!ごめんなさい〜!
って言われるわけだもん。
私はダメだ…
要らないんだ…
ってネガティブまっしぐらになってしまう気持ちもわかるw
ただ、個人的には、オーディションに落ちたからと言ってそこまで落ち込む必要はないと思っています。
もちろん「ここをもっと改善できたのに」というポイントが自分の中で思いつくのであれば、それは次回に活かした方がいいし、
滑舌で失敗したところがあった、発声がまだまだだ!みたいな具体的なミスがあるのであれば、日々の鍛錬で磨き上げていくしかありません。
日々の努力はできて当たり前!プロになれば普通にみんなやってます。
でも、スタッフさんのお話を聞いたり、私自身もオーディションの選考側で参加させていただくプロジェクトとかあったりすると、
実力不足だから落としてるってわけじゃない、むしろそのパターンは少ない
っていうのが実際です。
特にプロ向けのオーディションであれば、ある程度セリフや原稿が読めるのは当たり前で、
実力差がものすごくある、みたいなことはあんまりないです。
(全くない、までは言いませんけどもネ)
それよりも、シンプルに
- 役に合うかどうか
- 映像に合うかどうか
- クライアントが求めてるイメージに合うかどうか
といったことが考えられていることが多くて、単純にパズルのピースがはまらなかった、ってことが多い。
オーディションで受けた役と別の役で決まる、っていうことも多いですしね。
なので自分的に全力を出し切れているのであれば、それはもう「はまらなかった」ってだけなので、あまり落ち込み過ぎない方が良いです。
それでも受かりたい…一つでも多くお仕事したい…
とはいえオーディションは毎回「私が取る!!!」っていう気概は大事。
そして「落ちても落ち込まなくて良い!」まで言うと極端なんですが、落ち込みすぎる必要はない。
ん〜〜〜〜
バランス!!!!!!!(雑)
→演出家さんに声優のキャスティングの事や演出目線での話を色々聞いてみたよ〜!
「一旦置いておく精神」がめっちゃ大事
オーディションの結果が来るまでって本当にドキドキしますよね。
私もついさっきオーディションの音源納品したばっかりでソッワソワしてゆ。
ただ、オーディションそのものが終わったら、もう出来ることは何もありません。
祈り踊り乞うても、結果には何も影響しない。
オーディションの時間、あるいはオーディションで提出したものが全て。それ以外のところで出来ることはないのです。
そう考えると、その時は全力を出すべきだけど、
それ以外でオーディションのことを考えて引きずるのはもったいないです。無駄です。
反省して活かせることがあるなら反省はすべきだYO
特に声優の仕事の場合は、オーディションが次から次に舞い込んできたり、
オーディションの結果を待っている間にも別の仕事があったり、というのが当たり前なので、
他のオーディションやお仕事の現場まで気持ちを引きずってたらもったいない!!!
スイッチのオンオフがとっても大事です!
オーディション結果を待ってる時は、そのオーディションのことは一旦忘れましょう。
というか忘れられるくらい忙しくしている方が良いです。
お仕事が入っていたり、別のオーディションを受けることができているならそっちに注力すればいいし、
そうじゃないならひたすら練習あるのみ!
- 滑舌練習
- 発声練習
- アクセントの勉強
- そこらへんのセリフやナレーションを録音してみて研究
- ボイスサンプルのブラッシュアップ
など、どんなレベルになったって、やれることはいっぱいあります。
暇な時間を作らないくらい努力しないと、上手い人はいっぱいいるので勝ち上がっていくことはできない。
オーディションの結果は祈っても変わらないので、
労力を割けばちゃんと自分にとってプラスになることに力を注ごう〜〜!
個人的な考えではありますが、オーディション結果を待つ時の心構えでしたっ
読んでくれてありがとうございました!
ではっ
やっほい!声優ブロガーの幸田夢波です!