大学生活と声優活動の両立はどうやってするのか

大学行きながらの声優
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高校生で声優デビューしてから現役受験には失敗。

休業して浪人し、大学を受験しました。

休業した時の話についてはこちら→声優が休業することについて

 

とても苦しい毎日だったけど今の私を形作る、大切な経験でした。

 

改めて声優業に復帰し、大学生の間は学生生活と声優業とバイトで埋め尽くされた4年間でした。

声優業やっててもバイトはかなりしてました→声優やりながらバイトを掛け持ちしてました

大学生活を送りながら夢を追いかける人のために役に立ったらいいなと思い、私が大学生活と声優業の両立をどうやってやっていたのか話してみたいと思います。

 

大学選び

 

高校生としての生活と声優という記事で、追いかける夢があるなら高校選びから慎重にやったほうがいい、という話をしましたが、大学は少し違います。

 

というのも、高校生と違って大学は授業を自分で組むことができるので、半年に一回ずつ、授業スケジュールを自分で調整できるようになります。

 

なので大学を選ぶ時に重要になってくるのは芸能活動ができるかどうかではなく、自分のやりたいことに役立つ勉強ができるかどうかです。

 

私が選んだのは立教大学現代心理学部の映像身体学科という大学でした。

 

心理学部内なので心理学の勉強もすることができます。

映像系の他にもダンスをやっている子、身体表現を学んでいる子、心理学や哲学に特化している子もいました。

 

もともと高校生でデビューして大学に進学することにあまり関心がなかったのですが、家族との約束で大学に進むことは決まっていたので、

どうせ行くなら自分の夢に役立つ学科を選ぼうと思い、大学を決めました。

 

特に学んでみたかったのは役者関連、芝居関連のことではなく、映像を撮る側、つまり制作側のことです。

 

声優のイメージ戦略って大変という記事で書きましたが、声優は基本的にクライアントさんからお仕事をいただいて、お仕事をお受けするような形で仕事をします。

 

つまりキャスティングされるような人じゃないと仕事が回ってきません。

 

いくら芝居をしたくたって声優としてお仕事をしたくたって、そこにキャスティングされないとチャンスがないわけです。

 

もちろん芝居が好きで、自分が芝居をやる場所を舞台とかで作ってる方もいらっしゃいます。

ただなかなか舞台で食べていくことも難しいので…

舞台の出演料じゃ生計を立てられないのが悩ましい

 

なので、キャスティングしていただいてお仕事をすることはいつもプロの方達と一緒に現場でやっていることなので

逆にキャスティングする側のことを学んでみたいと思ったんです。

 

制作する側に自分がいたらどういう観点でキャスティングをするのか、どういう気持ちで作品を作っていくのか、ということがわかるようになったら

キャスティングされる側のお仕事にも役に立つんじゃないかと思ったんです。

 

ということで映像系の学科に進んだわけですが、

なかなか大学というのは難しくて、今まで通うことさえできれば卒業できるのが学校生活だったけれど、大学は能動的に動けない人はどんどん置いて行かれます。

 

私は学びたいことがあったし、休業してまで学校に入ったんだからちゃんと卒業しなきゃという思いも大きかったですが、

学びたいことがイマイチはっきりしていないまま大学に入学すると、なんだかよくわからない4年間を過ごすことになります。

 

もちろん入学してから考えてもいいけど、大学ってそういうところです。

これから大学に進学しようとしてる人は気をつけてください。

 

入学してからは映像を編集したり、撮ったり、脚本を書いてみたり、中には太極拳の実習とかも選択できたりでなかなか面白いことをずっとやってました。

 

一見全く関係なさそうなことでも、声優を含め役者をやっていると糧になるので、なんでも挑戦してみるのが演技力を上げる秘訣だと私は思っています。

声優において「演技力がある」とはどんなことなのだろう?

 

サークル選び

 

サークルは本当は演劇サークルや映像サークル、それから歌うことも大好きだから音楽サークルにも入りたかったです。

 

でもいつ仕事が入るかわからない声優業をやっている限り、もし演劇サークルに入って主役をやることになるくらい頑張っても、

サークルの公演の日に仕事が入ったらサークル全体に迷惑をかけることになります。

 

だから高校生の時からそうでしたが、そういった活動が活発なサークルや部活には入りませんでした。

これは芸能界関係で学生のうちから働く人には共通することです。

 

しょうがない。

 

自分の明日のスケジュールもよくわかりませんからね。

声優のスケジュール事情

 

夢を追うために諦めることがあるのは仕方がないことかもしれません。

そうまでして追いたいと思える夢があるのは幸せなことだとも思います。

 

単位の取り方

 

大学1年の時は声優業に復帰したばかりだったのでまだお仕事がそんなに多くありませんでした。

 

1年の間だけで必修をとり終えることができる学科だったので、

「今仕事が少ないうちにたくさん単位を取っておこう、必修だけは死に物狂いでとろう」と思って、

1年の時は上限まで単位をパンパンに詰め込んでいました。

 

たしか44単位(授業一コマで2単位)だったので週5で毎日4〜5コマ入れてたと思います。

 

1年前期はフル単でした。

 

あとは大学2年の時くらいからお仕事が増え始めたので、

その時間に合わせて授業を組むようにしていましたが、基本的に就活しないから成績は関係ないので取れる授業は全部とっておきます。

 

そしてスケジュールが重なってしまったところは授業に出られないので落とすようにして、行ける授業だけで単位をとっていくスタイルに。

 

授業をとる時に重要視していたのは

  • 出席重視ではない授業
  • レポート提出の成績比重が大きい授業
  • できれば期末テストがないもの(テスト自体に仕事で行けないこともあるので、もしテストに出席できなかった場合ちゃんと授業に通ってても単位を落とされてしまいます)

こんな感じ。

 

なにかやりたいことをやりながら大学に通っている人はぜひ参考にしてみてください。

就活時期

 

就活には1ミリも触れずに卒業しました。

もともと就職するつもりはなく、就活しようと思ったことは一度もなかったです。

 

周りには今まで演劇をやっていたのに、「それは趣味だから」と言ってちゃんと就職活動をして会社に入る子がたくさんいました。

そして就活をしないで、好きなことをやりたいという話をすると「絶対稼げないかやめたほうがいい」と言ってくる大人がたくさんいました。

 

でも疑問に思うんです。

 

大手の会社がどんどんリストラに踏み切る時代で本当に就職をして会社に入ることが安定した生活だと言えるのでしょうか?

むしろ安定した人生ってなんだろう。

 

きっと安定した生活なんてどこにもないんだと思います。

どれを選んだって安定した生活がないなら、私はやっぱり好きなことを好きなようにやってたい。

不安定なんて承知の上です。

 

「あの時本当はやりたいことがあったけど、やれなかった」なんて後から思いたくない。

だからもっと活動の場所を広げたくて事務所を退所しました。

 

きっと大学に入って夢を追っている人は就活の時期になると諦めて就活しようかどうか悩む人がたくさんいるでしょう。

私の周りにもたくさんそういう人がいました。学科的にそういう人が多かったのかもしれませんが。

 

何を選んでも安定なんてしません。

いつ時代が変わるかわからない。

だから一番、自分がやりたいことを選んでほしいと思っています。

 

結局は一番やりたいことをやるべきだと思うんです。

やりたいことなら嫌なことがあっても我慢できる。

やりたくないことを選んでしまうと、嫌なことがあった時に後悔の念が先に立ってしまいます。

 

やりたいことを決めてやっていこうとすると反対する大人もたくさんいると思うけど、それに負けないで「安定なんてどこにもないんだ!」って思ってほしいと思っています。

 

大学3年4年になって周りが就活するようになると焦ることもあると思う。

それでも、楽しいことを選んだって生活をすることはなんとかできるよ。本当に。

声優やりたくて就職しませんでした

 

最後に

 

今は学生時代の頃からやりたいことを頑張っている人が多いので、ちょっとでも参考になったらいいなと思って書いてみました。

 

やりたいことを貫くのって周りからいろいろ言われる中でさらに自分のことも信じてあげなきゃいけないから精神的に大変だと思います。

 

特に就職するかどうするか、ということを決めなきゃいけない大学生って人生の岐路だと思う人が多いでしょう。

 

頑張っている人の何かになれたら嬉しいので、これからも発信し続けます。

夢を叶えるには何をすればいいのか

 

読んでくれてありがとうございます。

では。

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声優、アーティスト、デザイナー、当ブログの運営者。 2009年に声優デビュー、2016年声優事務所を退所し、現在フリーランスで活動中。自由に生きられる選択肢を増やし、それを発信するために毎日ブログを更新中。