声優が儲からない理由

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声優が儲からない理由
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声優やりながらバイトを掛け持ちしてましたという記事でどれほど新人声優のギャラが安いか、バイトの制限が厳しいか、という話にふれましたが、実は収入が少ないだけでなく、支出が多いのも声優の苦しいところ。

 

とても華やかな仕事をしているのにどうして声優が儲からないのか、その理由について今日は話そうと思います。

 

自腹が多い

 

基本的に声優の仕事は自腹で出さなくてはいけないものがとても多いです。

特に女性の若手声優の場合はイメージなども大切になってくるのでそこにかけるお金を減らす、ということがなかなかできません。

 

見た目にも気を遣わなくてはいけなくなってきた時代なので、そこにお金をかけていないと「やる気あるの?」なんてことさえ言われてしまう可能性すらあるんです。

 

衣装代は自腹

 

衣装代はほとんどの場合が自腹です。

 

衣装代が自腹ってかなり辛いことなんですね。

実は若手声優は収録のギャラが基本1本15,000円なので、イベントにたくさん出演できればできるほど、それが月収の足しになるのでイベントを主な収入源にできるんです。

収録のギャラには相場がありますが、イベントは実際にお客さんを招待することができたり、物販などでグッズを販売することができるので全体の売れ上げがよく、収録のギャラよりも高めのギャラをもらえることが多いんです。

 

もちろんその声優さんがどれくらい売れてるか、ということだとか、そのイベントがどのように構成されているのか、ということによってギャラの値段は変わってきますが。

 

でも、そのイベントに出演する時の衣装代は自腹なんです。

そして熱心なファンの方がついてくださってると、自分が出演するどのイベントにも遊びにきてくれたりするので同じ衣装が着られないんです。

だって「この前のイベントもあれ着てたな」って思われたくないですから笑

 

私がアニメのイベントに出てた時はイベントごとに衣装代を1万円くらいかけていました。

1万円でもちょっと安いくらい。

 たとえばこういったsnidel(スナイデル)というブランド、私はよく好きで買ってしまうんですが、イベントように可愛いワンピースを買おうとすると1、2万くらい平気でしちゃうんです。

 

合う靴があればいいけど靴がなかったら靴も買ってました。

 

これが実はイベントだけでなくラジオとかでもあります。

声優ラジオも今は配信に加えて写真をつけることがほとんどなので他の番組での写真などと被らないように、と考えてお洋服を買い足したりしていました。

 

でもそういった表向きの服って、私服におろすとちょっと派手すぎたりしてなかなか着なくなってしまったりするんですよね。

なので着ない服がいっぱい増えてしまったりしていました。

 

交通費自腹

 

お仕事に対してギャラはもちろんもらえますが、交通費は自腹です。

 

特に若手声優は家賃を抑えるために都心から少し離れたところの家に住んでいる人も多いです。

でも収録スタジオは都心であることが多いので、一回のお仕事につき1000円近く交通費がかかってしまうこともあるんですね。

 

そしてスタジオに行くだけでなく、事務所にも頻繁に行くことが多いので、交通費はかなりかさんでしまうんです。

 

バイトや会社なら交通費でるんですが、実は声優のお仕事には交通費はでません。

 

自己投資にお金がかかる

 

もちろん声優が普段やっている練習方法という記事で紹介したような基礎トレはそこまでお金をかけなくてもできることなんですが、私の場合は大事な仕事の前はボイトレの回数を増やしたりしていました。

 

筋トレやビジュアル維持のためにジムに通っている方も多いですし、
女性なら見た目にもものすごくお金をかけています。

  • 美容室代
  • ネイル代
  • メイク用品代

と、女性は本当にお金がかかるんです。

 

これもやっぱり最低でも月に1万円程度でしょうか。

イベントの仕事などが多くなるとやはりネイルは必須になってきますね。

ネイルサロンでちゃんとしたネイルをやろうとすると4000円前後最低でもかかってきます。

爪はいつも通り伸びますから、スパンを考えると2〜3週間くらいしか保たないんですね。

 

飲み会が多い

 

作品にもよりますが、飲みの席は結構多いです。

 

「飲みの席でお仕事に繋がることもあるだろうから、飲み会にはなるべく参加するように」というなんとなくの風潮が結構あって、それで仕事に繋がることもなかなかないですが飲み会には特に新人は参加するような流れです。

新人だから少し先輩が多めに出してくれたり、おごってくれたりというのはあります。本当にありがたい。

 

でもやっぱり自分で出さなきゃいけないことも結構あって、
仕事後に飲み会に毎回行くようだと、ギャラが15,000円でそこから事務所にマージンを引いていただいて、としていたらほとんど手元に入ってくるお金なんてありません。

 

最後に

 

新人声優のころは本当にお仕事をいただいてもいただいてもそれがなかなか生活を回していくまでにはならなくて大変です。

お仕事をとることも大変だけど、さらにはそのお仕事についても真剣に吟味しなければいけない、というところもあってなかなかちゃんと自分に正当な価値があるお仕事を自分で見つけていくというは難しいのです。

声優が仕事をとる難しさ

仕事を断る、という選択肢を持つ。)

 

声優の世界がなかなか儲からない、その理由が少し伝わったでしょうか?

表現の世界は、それで生計を立てる、ということがすごく難しいんです。

舞台の出演料じゃ生計を立てられないのが悩ましい

 

読んでくれてありがとうございます。

では。

 

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