声が万年鼻声!鼻にかかる声になってしまうのは鼻腔の作りが原因?

声の調子が悪かったり、「いつも出している音となんか違う気がする?」と感じる時、多くの人が喉の炎症を疑いがちなのですが、

実は結構な確率で鼻の炎症だったりします。

私も「喉がなんかおかしい感じがする…?」と違和感があった時に病院に行ってみたら花粉症になってしまっていて、それによって鼻炎が引き起こされたことが原因で声が少しかすれてしまっているとの診断を受けたことがあります。

その時の話はこちら→花粉症で声枯れしたり歌声が変わったりする。

 

特に「万年鼻声」「だいたい鼻炎の症状に苦しんでる」みたいな人は、鼻の作りによって声が変わってしまってる可能性があります。

 

鼻と喉はつながっている

 

ボイトレなどに通ったことがある人は一度は「鼻腔共鳴(びくうきょうめい)」という言葉を聞いたことがあると思いますが

鼻腔という鼻の奥の空洞に声を響かせることによって、より声を大きくクリアに響かせることができます。

鼻と喉はつながっているんですよね。

 

まず息を吐いて、それに対して声帯が閉じ声帯が振動することで音が出ますが、

その音が口腔内や鼻腔などの空洞で響くことでさらに音が大きくなっていきます。

 

つまり喉だけでなく、空気が通る場所に異常が出てしまうと声にも必然的に影響が出てくる、ということなんですよね。

喉を痛めやすい人へ!声優のケア方法を紹介します!

 

鼻が曲がってることで声に影響が出ている人がいる

 

以前質問箱で以下のような質問をいただきました。

この質問に答えたところ、「鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)で手術をしました」というリプライをくださったフォロワーさんがいらっしゃいました…!

 

調べてみたところ、鼻の中心が強く曲がっていることによって鼻炎や鼻づまりなどの炎症が起きてしまうことを指すようです。

左右二つある鼻の孔の奥は左右の鼻腔に分かれており、間には鼻中隔という仕切りがあります。この鼻中隔が左右どちらか、もしくはS字状に強く曲がった状態を鼻中隔彎曲症といいます。

人が成長するのに従い、鼻も大きくなり、鼻中隔も成長します。その為、10歳頃から彎曲が徐々に強くなっていく場合があり、鼻詰まり(鼻閉)や鼻出血、副鼻腔炎などの原因となることがあります。

鼻中隔の彎曲自体は実は成人の90%以上にあるのですが、彎曲が強く、重度の鼻づまりや副鼻腔炎の症状が続く場合が治療の対象となります。

京都みみはな短期滞在手術センター 一色記念ボイスセンターより引用

 

私も実は鼻中隔という鼻の中心の骨が曲がっています。

さらに鼻腔の入り口も狭くて、なかなか内視鏡が入らず、カメラ入れる時によくえずいてしまって困ってます笑

 

私は炎症が起きるほどではないのですが、中には「生まれてこのかたずっと鼻声」「人生を鼻炎とともに歩んできた」みたいな方もいらっしゃるようで

手術を受けることで改善できるようなので、

  • 鼻声を治したい
  • 鼻通りをよくしたい
  • 鼻炎との付き合いをやめたい

と思っている人は、一度病院で相談してみるといいかも…!

手術しました、という方が何人かリプライをくださったのですが、

人生変わるみたい。

 

声優とか歌手とか、声の仕事をしようと思っている人にとってこれは結構大事なことですよね。

喉にいい飲み物、声優が実際に飲んでるものを紹介するよ!

 

耳鼻咽喉科で経鼻内視鏡をしてもらおう

 

違和感があるな、と思ったらすぐに耳鼻咽喉科に行ってお医者さんに診てもらってください。

耳鼻咽喉科の中でも声を専門に扱っているところはネットで探すといくつか出てきます。

私は声が出にくかった時「音声外来」と呼ばれる特別専門外来のある病院に行ったりもしていました。よかったら検索してみてください。

 

耳鼻咽喉科に行くと経鼻内視鏡(けいびないしきょう)という鼻から細いカメラを通して鼻腔や声帯の状態を診てもらえますし

その映像を見せてくれる病院もあります。(だいたいの病院は見せてくれると思う)(鼻にカメラ突っ込まれている状態でライブ映像を見なきゃいけないので、精神統一必須)

 

自分では直接見ることができない部分なので、病院に行って診てもらうと自分の声が出ている場所を見ることができて新鮮です。

イメージもわきやすくなると思うので、声優や歌手を目指している人は一度は見ておいて損はないんじゃないかなと思います。

声帯ってVの字になってるんですけど、内視鏡で見せてもらってやっとその意味がわかりました笑

体の中の作りって不思議ですよね〜〜

一回見たことがあるものだとイメージもわきやすくなって、声帯トレーニングもしやすくなるかと思います。

 

私も声に違和感を感じるまでは「声が出るなんて当たり前」って思ってた節があって、

どうして声が出るのか?声を出すために体のどんな筋肉を使っているのか?ということなんて考えたこともありませんでした。

 

でも声が出なくなってからそういうところを勉強するようになり、音声外来でも先生にいろいろ教わって

「なんとなく出していた声」から「論理的にイメージして声を出す」へ意識が変わったんですよね。

 

今はボイストレーニング講師として教える立場になることもあるので、こういう経験がすごく活きています。

 

声優などの声の仕事に興味がある方はぜひ、声の仕組みについても学んでみてください。

そして鼻づまりや炎症などの悩みがある方は、耳鼻咽喉科に行ってみてくださいね。

結構フランクに「じゃぁ経鼻鏡で診てみましょう〜」って言われて鼻からカメラ突っ込まれるので、ちょっと覚悟して行った方がいいですw

私は鼻腔が狭すぎてコイツが大嫌いなのですが、やっぱりちゃんと診てもらって診断もらうと安心します。

声が出ないのはストレスかも?どこの病院へ行けばいいのか

 

読んでくれてありがとうございました!

ではっ