初めて来てくださった方へまず最初の記事10選

ボイトレ講師の言っている事がみんな違う!という問題。

これからボイトレに通おうとしていて色々な教室の体験授業を受けたり

あるいはすでにボイトレに通っていて何人かの先生の授業を受けたりしている人が翼持つ疑問として

「ボイトレの講師によって言っていることが全然違う」というものがあると思います。

 

私も何年もボイトレを受けてきていたので最初はこの違いに戸惑ったこともありましたが、

これ本当によくあることなんですよね。

 

ボイトレ講師によって言ってる事が違う

 

ボイトレ講師によって言っていることが違うというのは本当によくあることです。

 

「あの先生はこれはいいて言っていたのに、この先生はこれはだめだと言う」

そう思って混乱してしまう人も多いでしょう。

 

しかしボイトレというのは感覚分野であり

数学の公式のように目で見てわかる過程があるわけでもないので

何が正しくて何が間違っているのかというのは正直正解がないところがあります。

 

もっと言えば、人によって体格も違えば、それに伴って声帯の長さも違うし

声がどこで響きやすくなるのかというのも人によって大きく違います。

 

なのでそのボイトレ講師にとって出しやすい発声の仕方だったり

良い悪いを感覚的に教えているところがあるので、どうしても講師間ではずれが出てきてしまうものなのです。

 

病院によって先生の言っていることが違うということも多分同じようなことで

体の中は見えないので、これが正しいということははっきりと言うことができないものなのです。

歌が上手くなるには練習で楽譜を見るべき、その理由

 

体格が近いと似ている所がある

 

体格が近いと声の出し方が似てくるようなところがあって

例えば身長と声帯の長さというのはある程度比例すると言われています。

 

身長が低い人は声帯も短く、声帯というのは音を出す時に弦のような役割を担っているので

声帯が短い人は声が高くなります。

 

身長が低い人の方が声が高い人が多い理由はここなんですね。

 

そういった意味で声を響かせる場所が似ていたり、声質が似ていたりした方が

感覚的なものが合いやすい、という面があるので、ボイトレ講師の言っているこがみんな全然違うという時は、

自分と体格の近い講師の言っていることを参考にしてみた方が良いかもしれません。

 

実際に私も長く教えていただいていた先生は、自分と同じぐらいの身長で同性の先生でした。

 

異性の先生にも何度か習ったことがありますが、男性だとやっぱり同じ音を出すことはできないし

体の構造も少し違うので、同性の先生の方が、話が合いやすいというのはあると思います。

 

ただ一番大切にするべきなのはフィーリングなので

「この人とは感覚が近いな」と思える人に習った方が良いでしょう。

 

「この講師の言っていることはよく分からない」と多く感じてしまう人は、たぶんフィーリングが合わない人です。

 

最終的にはフィーリングが合えば同性でも異性でも関係ないのかもしれません。

リズム感が3日で鍛えられる方法

 

相手の言っていることの取捨選択をしよう

 

先生と生徒という構図になってしまうとどうしても「相手の言っていることが絶対に正しい」

という風に思ってしまう人が真面目な人ほど多いのですが

先生でも間違えることはあります。

 

なのでボイトレ講師の言っていることを全て鵜呑みにするのではなく

それは本当に自分にとって必要な情報なのか、それとも自分には当てはまらない情報なのか、

ということをしっかり自分で取捨選択することが大切だと思います。

 

ボイトレ講師の言ってることがみんな違うということはよくあることですが

そのすべてを信じようとはしなくて良いのです。

 

自分にとって飲み込めるものなのかどうか、ということを大切にしてください。

声優が語る、ボイストレーニング教室の選び方

 

読んでくれてありがとうございました。

では。

記事更新をお知らせします!

記事の更新やお知らせをLINEでお送りします

友だち追加

 
 

【発売中!】幸田夢波のブログが電子書籍になりました!

created by Rinker
¥980 (2024/03/29 02:23:16時点 Amazon調べ-詳細)