声優になって、大学進学したくなかったけど、してよかった。

こんにちは、幸田夢波です。

 

声優志望の方からよく進路についての相談がきます。

その中でも声優志望だから大学進学する意味がわからない、という声も多いです。

 

この気持ちね、めっちゃわかるんですよ笑

 

大学進学の意味がわからなかった

 

私は声優としてデビューしたのが運良く高校生の時だったので、

「このまま声優の仕事を頑張っていきたい」という気持ちが大きくて、勉強もろくにしない生活をしていました。

 

当時所属していた事務所もとてもプッシュしてくれていて、

小学生の頃から歌手になりたかった私はデビュー作でキャラソンを出すことができて、もうCDデビューの夢が叶って有頂天だったんですよね。笑

 

このままがむしゃらに頑張って、声優として、そしてゆくゆくはアーティストとして頑張っていくぞ、という気持ちでいっぱいでした。

 

両親も私の活動自体は応援してくれていたのですが、

大学進学は活動を続けるための条件でした。

 

それができないなら、今は未成年なんだし、親の権限で辞めさせる、というようなことを言われたと思います。ひぃ。

 

本当は全力で声優活動の方に力を注ぎたかったけど

親の心配してくれている意味もわかるし、

何より私は未成年で、活動を続けられるのも親あってこそだったので、大学進学をすることにしました。

 

でも、今現在やっている活動が最高に楽しいのに

わざわざ苦しい思いをして、今の活動を制限してまで、大学に進学する意味はなんだろう?

疑問に思う部分は結構ありました。

 

進学する意味、必要性が全然理解できなかった。

やりたいことが決まっているのにどうして大学に行くんだろう?と思った。

 

今が楽しいのに。今を一番大切にしたいのに。

大学なんて行ってみないと楽しいかどうかなんてわからないのに。

 

そんな感じで結構心にも迷いがあったので、一度目の大学受験は大失敗でした笑

全然受からなくて、滑り止めで受けた大学が一つだけ受かっていたけど、そこには結局進学する気になれず、

親と話し合って、浪人することにしました。

 

事務所と話し合って、浪人期間中は勉強に集中するためにお仕事を休業する形をとりました。

この時期がつらかったなぁ。笑

声優が休業することの辛さ

 

大学に実際進学してみて

 

どうせしっかり勉強して大学に入らなきゃいけないなら、自分が学びたいことを学ぶことができる大学に行こう、と思って

立教大学の映像身体学科、というちょっと変わった学科に進学しました。

 

映画監督になりたい人や、役者志望の人、すでに俳優・女優として活動している人、ダンサーの人、

そんな人が集まっている学科でした。

 

少し方面は違うけど、同じように表現の世界で生きて行こう、と思っている人たちとたくさん知り合うことができて

私は映像を制作することにも興味が持てたし、「表現ってこんなに種類があるものなんだ」と気づくことができました。

 

結果的に現在フリーランスで声優をやっていますが、

色々な表現方法を知ることができたからこそ、自由な仕事の仕方が今できているんだと思います。

 

声の表現も大好きだけど

それ以外の表現も好き。やってみたい。

 

そう思えたから、私の仕事の幅、将来の夢の幅が広がりました。

 

これが、全く自分が興味がない学科とかに進学してしまうとやっぱり辛かったと思います。

大学進学する意味ってなんだろう、って卒業まで考えてたでしょうね笑

それどころか途中で辞めちゃってたかも。

 

でも少しでも自分が興味を持てる分野を学ぶことができる学科なのであれば、

大学には行った方がいいと思います。

 

私の場合は、在学中ちょっと仕事が忙しい時期があったのもあって、

大学生活と仕事の往き来でうまく心のバランスが取れていたのも良かったです。

 

仕事はやっぱり緊張の連続だけど、大学に行ったらお金とか売れる売れない、とか、何も関係なく、ものづくりができたから笑

大学で心理学を学んだら声優業に役立った話をしてみる。

 

就職はしなかった

 

大学に進学してみて、

他の子達が就活して就職して行く中、それでも就職には興味がわかなかったので声優業を続けることにしました。

 

事務所も退所して今フリーランスだけど、

そんな働き方もできるんだなぁ、という感じです笑

 

大学が特殊だったせいで、同じように就職しなかった友達もいました。

それもまた勇気をもらいました。

 

世の中には色々な表現があって、色々な働き方があって、色々な生き方がある。

声優業一本にかけるのも素敵だと思ったけど、様々な選択肢を大学で知ることができて、それを今に活かせて本当によかったなと思っています。

 

だからもし、「自分の可能性を広げたい」と思うのであれば

自分が学びたいと思う学科に進学してみるのもいいんじゃないかな、と思います。

 

進学する前は大学になんの魅力も感じてなかったけど笑

行ってみたら楽しかったです。

声優やりたくて就職しませんでした

 

大卒というカードは強い

 

大学に進学する意味はまるでわからなかったけど

卒業して、就職もせず声優を続けて、今は事務所を退所してフリーランスになって、

そこでようやく「大学行っておいて良かった〜」と思うことが多々あります。

 

今の私は声優以外にもオンラインサロンとか企業コンサルとかライターとか色々な仕事をしているわけなんですが、

中には「大学を卒業している」ということで信頼を得られることもあります。

 

確かに大学に行っても身につくものは特になくて、意味はないかもしれない。

でも「大卒」というだけで信頼してもらえるコミュニティは確実にまだまだあります。

特に企業さんと仕事をする時。

 

クリエイティブな世界で何かしらのスキルがあるのであれば、学歴なんて関係ないところばかりなんですが

まだまだ学歴が信頼されるための切り札になる場所もあるんですよね。

 

そういう意味で、4年間大学に通うだけで、

自分の選択肢を広げることができる、というのは結構お得なんじゃないかと思うんです。

 

日本の大学は入学さえしてしまえば卒業するのは簡単だしね笑

 

そんなこともうっすらと頭の隅に置いておいて、自分の進路について考えてみてください。

大学のうちにやるべきこと

 

読んでくれてありがとうございました。

では。