フリーランスとして仕事をするようになって
戦っていかなくてはいけなくなった問題が「ギャラが未払い」という問題です。
声優業界でも聞くことだし、
クリエイター系のお仕事でフリーランスのお仕事をされている方はかなりありがちなお話なんですね。
といことでフリーランスで仕事をやっていて、ギャラが未払い、というような事態に陥らない為に、
その対策についてお話してみたいと思います。
ギャラ未払いが起きる理由
基本的にフリーランスの場合は、お仕事をしたあとに、ギャラをもらう、という流れが一般的です。
声優の場合は、仕事をしてからだいたい2ヶ月後にギャラが入るのが一般的です。
もしギャラが未払いでも、声優事務所に所属していたら
事務所が立て替えてくれたりするので、
こういう部分はやっぱりフリーランスより事務所に所属していた方が良いなと思う点ですね。
そして、納品をしてからギャラの振込、という流れになるので、
そこでクライアント側に逃げられてしまう、ということが起こり得るわけです。
さらに、納品したあとは自分で請求書を作成して、それをクライアントに送らなくてはいけません。
これを自分が忘れてしまうと請求漏れでギャラが未払いになります。
これは自分も悪いので気をつけなくてはいけないところ。
フリーランスになって仕事が多くなるとこういうこともありがちです。
仕事が多くなる、ということはクライアントも多くなる、ということですから
それだけ管理は大変になりますからね。
クライアントを調べる
具体的なギャラの未払いを防ぐための対策ですが、
まずは仕事を全部受けない、ということが大切だと思います。
フリーランスになるとやっぱり色々不安で
「仕事をふってもらえるなら全部やりたい」みたいな気持ちになりがちなのですが、
特にインターネット上で仕事の窓口を開いている場合は、やっぱり色々なところからオファーがきます。
会社に所属していればそれを会社が精査してくれますが
フリーランスの場合はここを自分で篩にかけていかなくてはいけません。
なので、お仕事がきたら、クライアントが本当に信頼できる企業なのか、
個人なのであればその個人も信用できるのか、ということをきちんと調べた方がいいでしょう。
こういう場合、今はSNSもありますから、
結構調べやすい世の中になっているんじゃないかな、と思います。
情報があまり出てこない相手に関しては
なかなか仕事を受けるのはリスクがあると思います。
契約書をよく把握する
お仕事をする際はなるべく契約書を交わすようにしましょう。
書面でお互いのお仕事のあり方をきちんと確認しておくことが重要です。
特にクリエイターの場合は、権利とかも大きく関わってくると思いますから。
契約書を交わさずにお仕事をスタートする場合は、契約書をこちらから提示するのもアリだと思います。
契約書を先だしすることによって
自分の納得のいく内容で契約をすることができる場合が多いですしね。
ちなみに早急に契約書を締結させようとするようなクライアントも注意が必要です。
できれば契約書は一旦持ち帰って、じっくり読み、
自分でわからないことがあれば、そういったことに詳しい人や、機関に相談する事をおすすめします。
なるべくメールでやりとりする
クライアントとのやりとりはなるべくメールでやるようにしましょう。
電話でのやりとりがあったあとも、概ねまとめたことをメールをしてもらうと良いと思います。
口頭だとどうしても言った言わないになってしまうので、
できる限り文面で内容を残しておくことが大切です。
金額交渉なんかはなかなかフリーランスになってから難しいと感じるポイントだと思いますが
ここができないと結局自分の好きなことを仕事にし続けることができないので
上手くやれるようになっていかなくてはいけないですよね。
請求書の管理を徹底する
先ほどもお話ししましたが、
クライアントが多くなってくると、請求漏れ、ということもあります。
あとは請求書を送るまででなく、請求してからちゃんと振込があったか、というところまでしっかり確認しなくてはいけません。
こういったことしっかり管理するためには、会計ソフトを導入しておくと良いと思います。
私はスマホでも操作ができるfreee を使っていますが、
クライアントがまだ多くなく、副業的にやっている仕事なのであれば請求書を作るのはMisoca で十分かなと思います。
綺麗に作成できますし、
無料お試し期間もありますし。
ということでフリーランスのギャラ未払いを防ぐための方法についてお話してみました。
個人で仕事を引き受ける場合は、慎重になりすぎるくらいでちょうど良いと思います。
ちなみに最近ギャラ未払いに保険をつけられるいいサービスも発見したのでこちらもぜひ
→フリーランスが巻き込まれがちなトラブルを解決!FREENANCEを使ってみた。
読んでくれてありがとうございました!
ではっ