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声優の一般オーディションで評判の良くない事務所に当たった!断るのは失礼?

質問箱で以下のような質問をいただきました!

読んでまずびっくり。そんなことあるんだ!笑

私がよく一般公募のオーディションを受けてた時はオーディション雑誌に掲載されているオーディションだったので

掲載するのにもお金がかかるし、誰でもオーディション掲載できるって感じではありませんでした。

 

最近ではネットにオーディション情報が載ってるのが当たり前で、

ネットのオーディション情報は誰でも載せられるし、ツイッターでオーディション情報掲載してるところも多いから、さらに怪しいオーディションの見極めが難しくなってきてますよね…

 

今回はこんな状況になっちゃった時どうしようか、って話を書いてみたいと思います!

 

よくない会社でも無視はよくないと思う。多分。

 

評判の良くない会社、ということで会社名は書かれていないのでなんとも言えないですが、

とりあえず無視はやめといた方がいいと思う。たぶん。

これはこれから先、可能性に満ちた未来のことを考えてのことです。

 

現状その事務所の評判はすこぶる悪いようなので、実際に声優業界とどういう繋がりがあるのか、ちゃんと繋がってたとしても悪評が多いので

もしかしたら無視して関わらないようにしても全く問題はないかもしれません。

でも万が一があるんですよね。

 

例えば、その評判の悪い事務所で働いていたスタッフさんが、今後別の事務所で働くことになるかもしれません。

オーディションに来ていた才能が光るあなたのことを覚えているかもしれない。

別の事務所で「あ!あの時の!」って思われることがもしかしたら、本当に数億分の1くらいの確率かもしれないけどあるかもしれない。

 

そういうリスクは潰しておいた方がいいんじゃないかな、と個人的には思います笑

 

実際声優業界の中でも「前はAの事務所でマネージャーとして働いていたのに、今はBの事務所でデスクとして働いている」みたいなことはよくあることだし、

事務所や会社は変われどもお付き合いは続く、みたいな関係は本当に多いです。

 

将来どこでその人とご縁があるかわからない、と常に思っておいた方がいい気がするんですよね。

会社自体は評判がよろしくない会社だとしても、担当者は実は嫌々働いてて本当はいい人、みたいなパターンもあるかもしれないしね笑

 

なので無視するのではなく、一応電話には出ておいて、「自己都合でオーディションを辞退させていただきたい」という話をしておけばいいんじゃないかなと思います。

そこで「評判悪い会社だったのでお断りします」って正直に言う必要もないですしね笑

ちなみにオーディション辞退とかは結構よくある話です。

同時並行でいくつかオーディション受けていて他の事務所が受かった、みたいなパターンもあるあるなので、辞退したことを「失礼だ!」と思われることはあまりないと思います。

それより連絡つかない方が何度も連絡しなきゃいけなくなるので失礼というか、わずらわせてしまうかな、という感じ。

オーディションを辞退するのってどんな時?その方法は?

 

怪しいオーディションはいっぱいある

 

声優という職業がここまで人気になったのに、声優オーディションを主催するのにも事務所を開くにも資格は必要ありません。

オーディションやります〜って告知したらオーディションができてしまうような世界ではあるので、どうしても怪しいオーディションは多いです。

 

このブログにも「こういうオーディションがあるので掲載してもらえませんか?」というお問い合わせをものすごく頂くんですけど、

その一つ一つが本当に信頼できるオーディションなのか調べてられないし、見極める自信もないので全部お断りしています。

私が紹介して変なオーディションだったら嫌だから笑

 

それくらい、オーディションは怪しいものが多いです。

事務所に所属していて、事務所が話を持ってきてくれるオーディションならいいけど、

一般オーディションの場合はその見極めを自分でしなくてはいけなくなります。

 

質問をくださった方は会社名をしっかり見ていて、名刺をもらった時に「会社名が違う」ということに気づかれたということだったので

ものすごくしっかりそういうところ見ていらっしゃる方なのだな、と思いました。

なかなかそこまで頭が回らず、「合格した!嬉しい!」という気持ちのまま契約してしまう人も多いです。

 

うまい話には99%裏がある、くらいに思って騙されないように気をつけてください。

怪しいオーディションの見極め方。

 

ネットの評判だけを信じないで

 

ただ一つだけ言いたいのは、ネットの評判は所詮ネットの評判だ、ということです。

インフルエンサーもネットでは有名でも、世間一般では認知されてない人だったりするのと同じ笑

 

ネットに書き込む人というのは大抵の人が「不満を持っている人」です。

事務所がとても合っている人はわざわざネットに事務所の評判を書き込んだりしません。

結局ネットには悪い評判ばかりが落ちているのです。

 

どの事務所だってメリットデメリットはあると思うんですよ。

どのデメリットだったら許容できるか、というところであって。

 

なのでネットで評判を見て即判断するのではなく、一度見学に行ったり体験に行ったり、というのをしてみるのもおすすめです。

今回のお話のように会社名が違ったり明らかに詐欺みたいな内容だったら言いくるめられると大変なので辞めた方がいいけど、

実際にその事務所のスタッフさんたちとお話して、雰囲気を見る、ということは結構大切なんじゃないかな、と思っています。

声優養成所はたくさん見学に行くべき

 

読んでくれてありがとうございました!

ではっ

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