声優も今や芸能人扱い。
テレビに出演したり、目撃情報がネットに書かれたり、と有名な声優さんはやっぱり気をつけることもたくさんあります。
有名な声優さんほど、いろんなことを考えて行動されているんだなぁとよく感じるので、
今回は有名な声優さんがどれほど毎日気をつけて生活をしているか、どんなことに気を使っているのかということについてお話してみたいと思います。
自分の発信の仕方
有名な声優さんほど、自分の言動にも大きな影響力があることをわかっている方が多いです。
特に最近はSNSなどで簡単に発信できるようになってきてしまっているので、考えなしに発言することはなかなかできません。
ネットや報道では、もともとの発信の意図を組まず、
うまい具合に切り取られて意図しない表現で自分の発信が拡散されてしまうことも多々あります。
そうならないように、
「この発言をすることによってどんな受け取られ方をするか」ということを人一倍気にして発言をされる方が多いと思います。
思ったことや感じたことを気軽に発信するのがSNSという考え方が広く一般的だと思いますが、
有名な声優になれば、SNSさえも自分のビジネスのうちになってきます。
宣伝に使ったり、ファンの方との交流に使ったり。
ビジネスが絡んでくれば、その場で考えなしに発信することはできませんよね。
もう少しわかりやすく言えば、有名な声優さんにとってSNSのアカウントは個人アカウントではなく、仕事のアカウントなのです。
一般的に言えば、自分が勤務している会社のアカウントのようなものです。
なぜなら声優は個人事業主であるとともに、事務所に所属している場合はその事務所の名前も背負って仕事をしている、ということになるからです。
誰でも個人のアカウントではなく勤めている会社のアカウントを動かす、となったら緊張しますよね。
多分そんな感じと似てるんじゃないかなと思います。
ゴシップ
特に若い女性声優、男性声優さんでアイドル的な売り方をしている方はゴシップになりそうなことは絶対に避けます。
特にそういった関係でなくても、異性と二人きりで行動をしたりすることはあまりよくありません。
マネージャーとかなら別ですが。(スーツも着てますしね)
結局のところ、有名な声優さんもファンに支えられてお仕事をしていて、ファンの方に応援してもらえなければ仕事をしていくことはできません。
ファンに喜んでもらえることを一番に、
そしてファンが悲しむことはしない、というのが根本的なところだと思います。
自分のイメージ
自分のイメージは多くの声優が常に考え、悩まされていることでもあります。
やっぱり声優は人気商売のようなところがありますから、
他人からどう見られるのか、どう見えているのか、ということにはものすごく気を使っています。
とある大先輩の声優さんは
「好きな服を着るんじゃだめ。一般の人はそれでもいいけれど、私たちはどう見られたいかを計算して服を選ばなくちゃいけないよ」
というお話をしてくださったことがありました。
それはとても納得できるお話でした。
その方はいつも身につけている洋服や持ち物の色がその方の雰囲気に合っていて、
なんとなくその方を思い出す時はその色とともに思い出す。
つまりそれがその方の印象になってるんですね。
洋服の素材感まで気を使っている声優さんなんです。
それくらい、声優は人に与える印象に気を使って過ごしています。
応援に比例するプレッシャー
有名であれば有名であるほど、応援の数も大きくなっていき、それに比例してプレッシャーもまた大きなものになっていきます。
声優は基本的には収録のお仕事がメインですが、
今は顔出しのお仕事やイベントのお仕事もたくさん増えてきているので、
やっぱり「その時」をエンターテイメントに変えなくてはいけない仕事が増えてくるとプレッシャーはどんどん大きなものになっていくでしょう。
本番日に体調を崩すのも許されませんし、
何かがあっても、その舞台を必ず完遂しなくてはいけない仕事です。
プレッシャーはやっぱり有名になればなるほど大きいですよね。
今回は有名な声優さんが苦労していることについてお話してみました。
読んでくれてありがとうございました。
では。