声のトレーニングをするためにはボイトレに行かなくちゃいけない
また、
現役のプロとして活躍されている声優さんもアフレコの練習をする
そのために家を選ぶのには毎回苦労しています。
声のトレーニング方法はもちろん専門的な先生に習うのが一番良いのですが、
中には今すぐ、音を気にしないで自分一人でできるトレーニングもあります。
声優や歌手が、普段どんなトレーニングをしているのか、
声量をあげるトレーニング
声を大きくしたい、声量をもっともっとあげたい、
声は息から出来ているので肺活量が上がれば上がるほど、声を長く、大きく出すことができるようになるんですね。
よくやるのは深呼吸。
普通の深呼吸よりも少し無理をした深呼吸をします。
息を吸えるギリギリまで息を吸って、それよりもあと3息くらい多く吸います。
そのあとに息を吐きますが、これもギリギリまで息を吐いて、もうだめだ、というところからもう3息くらい息を吐く。
息を吸うのも吐くのもなるべくゆっくりゆっくりやります。
これによって息を吸ったり吐いたりするための筋肉を鍛えることもできますし、
肺活量の限界値も上げていくことができるんですね。
深呼吸って長くやるものじゃないと思うんですが、これを15分ほど続けてみてください。
すると体が熱くなってきて、もっと続けるとうっすらと汗をかいたりしてくることもあります。
声のトレーニングですが、実は深呼吸って全身運動なんですね。
床に寝そべった状態でやると、腹式呼吸を意識しながらトレーニングすることができるのでおすすめです。
自分の本当の声の高さ
歌を歌ったりしている時は「この曲自分にはキーが高すぎるんだよなぁ」とか「低くて声がでない」ということがあると思いますが、
では自分の一番出しやすい声の高さはどこ?と言われてもなかなかこの音、とはっきり言える人は少ないと思います。
そういう時はあくびをする時に声を出して見てください。
あくびをしている時って喉にも舌にも力が入っていない状態なので邪魔な力が全部抜けている状態なんですね。
その時に自然に出る音が一番自分の出しやすい音だと思います。
あくびをするような気持ちでいつも声を出すことができたら、喉に負担をかけずに声を出すことができます。
自分の苦手な音
自分の苦手な音をしっかりと把握することは声のトレーニングになります。
ボイスレコーダー、持っていなければスマートフォンの録音アプリなどを使って自分の声を一度録音してみてください。
読むものはなんでもいいです。
好きな本でもいいし、漫画でもいいし、ジュースの裏に書いてある注意書きでもいいです。
自分の声を録音してみるとどの行が弱いのか、ということがきっとわかります。
日本人が弱いと言われているのはサ行やラ行ですが、
これは人によっても違いがあるので、録音を聞いて自分の声を研究してみるといいと思います。
どれが良くてどれが悪いのかよくわからない、という人はわかるようになるまで聞き込んでみましょう。
プロの歌手や声優は自分の弱いところがしっかり自分でも認識できている人が多いです。
声の良し悪しを聴きわける耳を育てることもまた、声のトレーニングの内です。
声を出すのに必要な筋肉
声を出すのに主に必要な筋肉は
- 土台となる体幹
- 発音を良くしたり声の深み(抑揚)を付けるための表情筋
です。
それぞれ説明してみます。
体幹
体幹は声の土台として必要な筋肉です。
いろんなスポーツで必要になる筋肉で、呼吸をしたり、綺麗な姿勢を保つためにも重要な筋肉。
実は特にスポーツや声の仕事をしていない人でも体幹は鍛えた方がいいとされいる筋肉です。
体幹が強い人は怪我をしにくいし、衰えにくい体を持っている人なんですね。
腰痛や肩こりも解消されるので体幹を鍛えることはとても体にいいことでもあるんです。
呼吸をする時に使う筋肉なので、声のトレーニングをしたい時に一番最初に鍛えるべき筋肉と言われます。
体幹というのはインナーマッスルなので腹筋とは違います。
よくわからないという場合は本を参考にしてみるといいかも。
腹筋は表面の筋肉であり、あまり鍛えすぎると逆にお腹周りが重くなってしまって声がでにくくなることもあるので注意してください。
表情筋
表情筋は滑舌を良くしたり、声に抑揚を付ける時に必要になる筋肉です。
ベテランの声優さんは表情筋が本当に発達していて、顔が柔らかい人が多いです。
顔のパーツを限界まで真ん中に寄せる気持ちで顔をぎゅーっとしたあと
今度は顔のパーツを全部広げるつもりで驚いたような表情をしてみてください。
これをたくさん繰り返すとだんだん表情筋の存在を意識できるようになってきます。
実は日本人は特にあまり喋る時に表情筋を使わない人種なので、表情筋が弱い人が多いです。
普段から鍛えておくと滑舌も次第によくなっていくのでぜひ試してみてください。
声のトレーニングは今すぐ始められる
声のトレーニング方法についてお話してみました。
声の仕事をしている人はもちろんこういったトレーニングを日常的にすることが大切ですが、
普段からこういうトレーニングをしておくことで自信をもって話をすることができるようになるんじゃないかなと思います。
しっかりした声で喋るとやっぱりその人が頼もしく見えるものです。
どれも家で一人でできるトレーニングなのでぜひ試してみてください。
読んでくれてありがとうございました!
ではっ