9月23日〜9月28日 朗読劇に出演致します。

個人やサークルがプロの声優に仕事を依頼することはできる?

ゆめもん

やっほい!声優ブロガーの幸田夢波です!

最近は個人やサークルで作品を作っていて、プロの声優に仕事を依頼したい、という人がどんどん増えてきていると思います。

ゆめもん

クラウドファンディングとかYouTube動画とか、個人で発表できるものも多くなってきてるもんね

でも正直、プロの声優さんに仕事を頼んで引き受けてくれるのか?

どうやって仕事を依頼したらいいのか、ということがわからず、結構悩んでしまう人も多いと思うんです。

先日も質問箱で以下のようなご質問を頂いておりました。

ありがたいことに、声優関連のコンテンツ制作のコンサルティングをご依頼いただくこともあるのですが、

声優にどのような流れで仕事を依頼したらいいのか、ということがわからなくて困っている方は多いです。

ゆめもん

今回は、声優への依頼の仕方について、声優側からすると「こうしてくれるとありがたい!」というのも踏まえて、解説してみたいと思います〜!

声優への依頼の仕方

声優への依頼の仕方は大きく分けると

  • 一人一人自分でキャスティング
  • キャスティングを一任しちゃう

という2つの方法があります。

①声優とスタジオを別でブッキング(一人一人キャスティング)

まずは一人一人、役に合わせてキャスティングしていく方法。

声優事務所に所属している声優やフリーランスの声優に依頼するのですが、

スタジオで収録したい場合は、スタジオも自分でおさえなくてはいけません。

流れとしては、

  1. 事務所に連絡して声優に仕事を依頼orフリーランス声優個人に依頼
  2. 出演可の場合はスケジュールのすり合わせ
  3. いくつかスケジュール候補をもらって、その日程の中で抑えられるスタジオを探す
  4. スタジオブッキング
  5. 収録

というような流れになります。

この場合は声優のギャラ以外に、スタジオ代もかかります。

さらにスタジオを抑えるだけだと、ミキシング(音の編集作業)は自分で行わなくてはいけなくなってしまうので

自分で音周りの編集ができないのであればエンジニアさんも予約しなくてはいけません。

音声収録スタジオを検索してサイトを見ていただければ分かるかと思いますが、

大体のスタジオさんがエンジニアさん込みでブッキング可能です。

スタジオに関してはネットで調べれば料金表も出てくると思います。

全部自分で手配するので、余計な中間マージンがかかることなく、多少は費用を抑えることができると思います。

また、「この役はこういう人にやってもらいたい!」という明確なビジョンがあり、こだわりが強い方はこの方法がおすすめです。

②声優事務所に一任

声優事務所の中には事務所内にレコーディング施設やスタジオがあるところもあります。

そういった場合は、収録自体も事務所にお願いできます。

クライアント側は事務所に出向いて、事務所内のブースで声優と一緒に収録、という形になります。

こういった場合は事務所さんにエンジニアがいると思うので、声優事務所に一任するような形で依頼をすることができます。

気になる事務所のサイトを調べて、事業内容に「音響制作」などという表記があれば、制作も事務所にお願いできると思います。

ゆめもん

一度問い合わせてみて「こういうことをやろうとしているんですが…」と相談してみても良いかも〜〜

キャスティングは一任することもできるし、候補をあげてもらって、こちらで選ぶということもできます。

③音響制作会社に一任

音響制作会社に一任して、音響制作会社の方から声優事務所に依頼をしてもらい

スタジオやエンジニアも用意してもらう、という方法があります。

音響制作会社には懇意にしている声優事務所というのがあるので、依頼もしやすいです。

自分たちであまり動かなくていいですし、

音響制作会社を通しての依頼なら引き受けてくれる声優さんも多くなると思います。

ゲーム制作会社は多くがこの形態で声優に仕事を依頼しています。

最近は音響制作をやっている会社が声優やナレーター個人と直接業務提携をしている、というところもありますね。業務提携している方はフリーランスの方が多いです。(ちなみに私も音響制作会社さんといくつか業務提携させて頂いています。)

声優キャスティングも一緒にできます!みたいな感じでサイトに書いてある音響制作会社が結構増えた感じがします。

ゆめもん

予算がある程度あって、キャラクター数も多い大きなプロジェクトの場合は、こういったやり方をすることが多いです〜!

プロの声優は個人やサークルの仕事をてくれる?

第一線で活躍されていて、名前をよく見るような有名声優さんの場合は、個人やサークルからの依頼のお仕事を受けてくれる人はなかなかいないと思います。

個人やサークルの場合はその人たちの活動の実績がわからないので

「仕事をしたのにギャラが未払い」ということも起こりやすいと考えられています。

お仕事の流れとしては

  1. 収録日決定
  2. 収録
  3. 請求書送付
  4. 振込

というのが一般的な流れなので、仕事が終わった後にお金のやりとりをするんですよね。(これは声優業界に限らずだと思いますが)

そういった場合、個人の連絡先だと「つながらなければ終わり」なので、トラブルが起こりやすい、と思ってしまうのが正直なところです。

だからこそ、音響制作会社を通しての依頼だと間違いがないんですね。

個人やサークルってやっぱりそこらへんが難しいです。

音響制作会社を通しての依頼なら引き受けてくれる声優さんは多くなると思います。

とはいえ、最近は事務所を離れてフリーになる声優さんも多いし、以前に比べると結構個人制作の案件でもプロの声優が出演しているケースが増えたなと感じます。

料金相場はどれくらい?

どういう制作物になるかによって料金相場は大きく変わってきますし依頼したい声優さんの実績にもよります。

ここら辺は交渉次第、という感じで、声優への仕事の依頼は料金表みたいなものがあるわけではないのが難しいところなんですよね…

ただ個人やサークルで作るものだとしたら、それが電波にのったり、その声優さんのキャリアとして広告できるものではないものもあると思います。

さらに一人での収録になると思うので、料金はゲーム料金くらいと考えた方がいいかもしれません。

依頼する声優さんによりますが、プロ声優へのゲーム依頼だと10ワードで数万円、くらいが相場です。

一人辺り5万円程度は見ておいた方がいいと思います。

ちなみに短い尺で数ワードでも大ベテランの方だと何十万円、とかもあります。

頼む声優さんによっては本当に結構大きな金額になりますのでご注意ください。

声優のギャラの相場はいくらなのか

問い合わせ時に伝えておくと良いこと

お仕事の依頼をする時に問い合わせで伝えておくと良いことがあります。

  • 企画概要(どのようなものを作る予定なのか、制作後にどのような手法で販売していくのか等)
  • どういう気持ちでやっているのか(これ結構大事)
  • 料金(最初に予算を伝えて、「ご予算はこれくらいで考えてますが、ご相談ください」みたいにしておくと相手も交渉しやすい)(源泉や税金分のことも細かく指定すると印象が良い)
  • 制作物の雰囲気がわかる資料
  • 収録ワード数(おおまかでOK)
  • 収録形態(スタジオ/宅録)
  • スケジュール

これくらいを伝えることができると相手も検討しやすいと思います。

また、もし可能なのであれば、収録前に内金をする、なども可能です、という提案があると、より安心してお仕事を受けてくださるかもしれません。

企画書、という形でPDFをいただくことも多いです。写真やイラストなどが入った企画書などもあり、ご依頼をいただく側目線で言うと、企画書を読めば大体熱量もわかる、という感じです。

ご依頼いただく方の考えや人間性に共感できてお受けする、ということもあります。(これはまぁフリーだからこそできる部分でもあるのですが笑)

だからこそ、どういう経緯でその企画をやっているのか、というのもつけた方がいいと思う。

とりあえずなるべく安価で頼みたい!という場合であればココナラ などを利用してみるのもいいかもしれません。ワンコインでお願いできる、みたいなものもあります。

最近はずいぶん市場が安くなってきてしまっていて私は困ってますけどね!笑

ゆめもん

私はきちんとギャラの設定をしています。

お金を頂戴してお仕事するので、期待以上のお仕事がお返しできるように頑張っておりますッ

幸田夢波へのお仕事のご依頼は詳細ページをご覧ください!

個人やサークルの方でもぜひ一度お問い合わせいただけますと幸いです。宅録も対応しています!

問い合わせフォーム

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断られることもある?どんな理由?

質問箱にて個人での仕事依頼について上記のような質問をいただきました。

個人でお仕事をお願いして断られてしまうこともあると思います。

ここで大切なのは「クオリティが担保されているかどうか」ということです。

私もフリーランスなので仕事を選ぶ時の一つの基準としていますが、「その仕事を受けたことが、後に実績として誇れるものになるか」ということが大事です。

声優は実績の積み重ねがブランドになります。ブランディングを考える上で「クオリティの高いものに出演する」ということが本当に大切。

例えば趣味で絵をやられている方は、下手でもそれを出し続けてうまくなっていくというところがあると思いますが、

声優志望はこれから声優としてずっと食っていくことを目指しています。

下手なものを出し続けていたら仕事がなくなります。声優人生の危機です。仕事をもらわないと声優は仕事ができませんからね。

だから自分が関わる仕事は慎重に選ぶべきだと思います。

プロとして声優を目指そうと考えている人ならば、熱意があるのは当たり前だし、自分の声優人生にマイナスになりそうなものは避けて通りたい。

とても厳しい言い方になってしまって申し訳ないですが、趣味とは違うのです。だから声優に仕事をお願いしたいと考えているのであれば、たとえそれがまだデビュー前の声優志望の方であっても、「相手に喜んで仕事を受けてもらえるクオリティの作品に仕上がっているか」ということはぜひ考えてあげていただきたいです。

クオリティも上手い下手だけでなく、どういう媒体に出すものなのか、ということが大事です。

「クラウドファンディングに挑戦してドラマCDとして発売する!」くらいのプロジェクトなら「すごい熱意だな」と思えるけど、

「絵を描いて声をあててもらって、Twitterに投稿してバズったらいいな〜」くらいだったら断られてしまうかも。

自分がどれだけ熱意を持って声をあててもらいたいと思っているのか、ということが伝わるといいですね。

真剣に声優になりたいと思っている人ほど、そこまで考えて行動するものだと思います。

読んでくれてありがとうございました!

ではっ

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