初めて来てくださった方へまず最初の記事10選

プロの声優はどこで練習をするの?

質問箱にて以下のような質問をいただきました!

確かに声優志望の方は専門学校や養成所など、学ぶ機関がたくさんあるけど、

プロの声優はどこでレベル上げをするのか?不思議に思う人もいると思います。

今回はプロの声優が学ぶ場について!

収録現場が一番勉強になる

結局何回練習するよりレッスンするより、一回現場に出るのが一番勉強になる、というのはみんなが言うことですし、私も納得です。

やっぱり現場の緊張感は違いますし、レッスンとは違って収録現場には色々な年代の方がいらっしゃったりします。

養成所のレッスンとかだとどうしても同世代が多いですもんね。

私は初めて出たレギュラー現場でレジェンド級の大先輩と多く共演させて頂き、それが今でもとても糧になっています。50歳以上歳の離れた大先輩との共演、学びしかありません。

そして現場は練習しに行くところではなく、そういったレジェンドたちと肩を並べて仕事をするところです。

ゆめもん

自分が入りたいと思ってたマイクにレジェンドが入ってたりとか不測の事態が起きます。やべぇでしょ。

お芝居を見ているだけでゾワゾワしちゃいますよ。

こんな風に深みのあるお芝居がしたい、って本当に心から思わされるし、そういう素敵な大人たちがいてくれる現場で働けるというのは幸せなことですよね。

好きなことを仕事にしている大先輩たちと働けた経験は、生き方や働き方に対する考え方にも大きな影響を与えてくれたように思います。

あと現場で勉強になるのは大先輩たちのアドリブ合戦です。

通常アフレコではテストをやってからディレクションが入って本番収録、という流れなのですが、

先輩たちはテストでなかなか好き勝手します笑

さすがに新人でそんなことやる勇気はないから真面目にテストもやろうと思ってるのに、面白おかしくやってくれる先輩たちを見ていると吹き出しちゃうし、

なんていうか、ものすごく「かっけ〜〜〜〜」ってなりますよねw

でもちゃんとキメるところキメるからマジでかっけぇのよ(語彙力)

現場ってほんと最高の空間です。

老若男女問わず、色々な方が声優として現場に出ています。

学びの連続。現場に行くたびに驚きと発見がある。現場行くの本当楽しいんだよな〜〜〜

アニメのアフレコの流れってどんな感じ?

事務所主催のレッスン

私が所属していた事務所ではデビューしてからも所属者向けのレッスンを組んでくれていました。

事務所に付随している養成所で講師をしてくださっている方が主に講師で来てくださっていましたが、音響監督さんや声優としての大先輩がメインでしたね。

所属者となるとレベルもやっぱり高いですし、音響監督さんがしてくださるレッスンはもうオーディションと同じような意味もあって、

レッスンきっかけでお仕事に繋がる、ということも珍しくありませんでした。

レッスンで「この子いいな」と思ってもらえたら、現場に指名で呼んでもらえる、ということです。いつでも気が抜けない。

声優のレッスンで目立つ方法

外部ワークショップ

プロになってからも外部で開催されているワークショップに参加することもあります。

そのままお仕事に繋がるようなワークショップもありますし、そもそも自分に足りていないものを勉強する感覚でワークショップには積極的に参加して良いのではないかと思います。

しかし事務所に所属している場合は、事務所の人には念の為相談しておいた方が良いでしょう。

外部のワークショップに参加することに対して難色を示されることもあります。

例えば別の事務所とかが関わっているようなワークショップだと難しいかもしれません。

逆に参加しやすいのは、スタジオさんが主催でやっているようなワークショップだったり、声優の先輩が個人的に開いているワークショップ、あとは演出家さんなんかがやっているワークショップもありますね。

私もデビューしてからもワークショップなどは気になるものがあれば参加するようにしています。

プロの方は特に貪欲に学んでいこうという姿勢を持っている方が多いです。

声優のワークショップはどれに通えばいい?

舞台に出演する

声優は身体を動かさずにお芝居をする特殊な仕事ですが、

本来お芝居というのは身体が動くものだと思います。

身体を動かす芝居があって、その次に身体を動かさないで表現する訓練をして声優としての表現を身につけるのが本来の流れだと思うのですが、

声優志望の方は最初から声優としての芝居を学ばれる方が多いですよね。

そうするとどうしても身体の動きがイメージできないで、嘘の芝居になってしまっていることが多いです。

そういったところを訓練するために舞台に立つのはおすすめです。

私も声優業と並行して色々な舞台に立たせて頂いておりました。(最近はなかなか稽古時間とかが取れないので舞台には出ていませんが…)

舞台出演は事務所はほとんど関与していなくて、お誘い頂いたものに出演するということが多かったです。

ゆめもん

もちろんスケジュールの兼ね合いは見なきゃいけないから、話を受けるかどうかはちゃんと事務所に相談するよ

舞台に出演させていただくようになってから、身体を動かさないで芝居することに慣れていたので、最初はすごく戸惑いました。

どう動いて良いかわからない!笑

でもおかげさまですごく声優業の方に活きたと思います。

色々な媒体でお芝居することによって、さらに自分の声優業の方の表現は広がりますね。

声優はどうして舞台役者をやるのか

講師業も自分の勉強になる

ある程度キャリアを積んでくると自分が教える側になることもあります。

ありがたいことに私も講師として、教える立場になることも増えましたが、

自分の中で理解しているつもりでいるものを他人にいざ教えるとなると、全然理解できていなかったなと思うものばかりなんですよね笑

ゆめもん

ブログも同じで、「あれ?これなんだったっけ?」って思って調べ直してから書いたりすることも多い!

相手にわかりやすく理解してもらうためには、どのように説明をすればいいのか、ということを考えることで、より自分の中で理解が深まるということがめちゃくちゃ多い。

なので人に教えるというのもまた自分にとっては学びになります。

単純に、レッスンの課題としてお渡ししたものを受講者の方が色々な解釈で表現してくれて、その差異を見るのも勉強になりますね。人によって全然捉え方が違うからお芝居って面白いのよねぇ。

アウトプットするためにはそれだけインプットして自分も成長し続けなくてはいけないので、勉強も捗ります。

ボイトレの動画見たり本買ってみたり、色々するからこれも勉強ですね。

声優になりたい人がとりあえずやっておけばいい基本練習

こんな感じでプロになってからも学びの場は意外とたくさんあります!

ちなみに定期で私が講師をしているのは、私が運営をしているオンラインサロン、夢波サロンでのワークショップなのですが、

この度外部の方にもご参加いただけるように枠を設けてみました!もし気になったらぜひ遊びにきてください^^

ワークショップ詳細

読んでくれてありがとうございました!

ではっ

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