声優をフリーでやるメリットとデメリットを考えてみた

karakinobanner

フリーの声優
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さて、せっかく7年半声優事務所でお世話になったので、その経験を活かした発信をしていきたいと思います。

 

事務所を退所するにあたって真剣に考えたこと。

それは「声優の仕事をフリーでやる」ということについてです。

 

7年半事務所にお世話になりまして、

一人で何もやったことがないので、フリーとして声優のお仕事を受けられるんだろうかどうか?ということがとても心配でした。

いや、心配です。

 

とりあえず真剣に声優のお仕事をフリーでやっていくことのメリットとデメリットについて考えてみました。

 

フリー声優のメリット

 

スケジュールを組みやすい

 

やっぱり一番フリーの声優として活動していく中でメリットになるのはスケジュールを組みやすい、ということだと思います。

 

事務所に所属している声優はスケジュールの管理を事務所にお願いしているので、自分では把握しきれていない自分のスケジュールというものがあるんですね。

詳しくはこちら→声優のスケジュール事情

 

スケジュールが毎日パンパンぎゅぅぎゅぅという声優さんはもちろんフリーで仕事を管理するのは大変だと思いますが、

私ぐらいの週に何日も休みある人だったらフリーで仕事を管理した方が、プライベートの用事も予定が立てやすいんじゃないかなと思いました。笑

 

ギャラがそのままもらえる

 

すごい生々しい話になってしまいますが笑

 

事務所に所属してる声優はお仕事をする時に事務所を通してクライアントさんからお仕事をいただきます。

 

そうするとクライアントさんから出るギャランティーから事務所にマージンをある程度取られてしまうのでいろいろ引かれたギャラを頂戴する感じなんですね。

 

フリーになるとお仕事をクライアントさんから直接頂戴するので引かれるものがなく、そのまま自分のものになる、ということです。

 

まぁ

  • スケジュール管理
  • マネージャーさんの現場同行
  • 営業をしてもらえる
  • 失敗した時はマネージャーさんが一緒に謝ってくれる

などなど。

たくさん事務所にお世話になるので当たり前の話です。

 

自分で仕事を受けられる

 

これは声優以外にやりたいお仕事がある場合や外部オファーがあった時に重要になってくる話で

 

私の場合は主に舞台の話です。

舞台のお話についてはこちら→舞台の出演料じゃ生計を立てられないのが悩ましい

 

事務所によって様々なんですが、舞台などの仕事を受けてはいけない、と言われる事務所もあります。

 

舞台は稽古期間が長い上に、本番日は必ずスケジュールをNGにしなくてはいけなく、

スケジュールをNGにする、ということは他のお仕事がその日に入りそうになっても断らなきゃいけない、ということなんです。

 

声優の場合、舞台は事務所が間に入る、ということはあまりないので事務所的にはあまり舞台に出て欲しくない、という事務所があるんですね。

 

私の場合は「芸の肥やしになるから」といって好きなようにやらせていただいてました。感謝です。

 

まぁでも先にスケジュールが他のお仕事とかで埋まってしまっていたら大体の場合

その舞台のオファーは受けられないので自分でお仕事が受けられるようになると楽なところはあるかもしれません。

 

ただフリーになって自分で仕事を受けるようになると仕事をどこまで受けるのか、ということも自分で判断しなくてはいけなくなるのでそれはそれで難しいところです。

仕事を断る、という選択肢を持つ。

 

フリー声優のデメリット

 

スケジュールを組むのが難しい

 

実はスケジュールに関しては表裏一体な問題なんですよね。

 

フリーになればスケジュールも自分で組める分、それは自分でスケジュールを管理しなくてはいけない、ということです。

仕事をしながらスケジュールを管理する、というのはかなり難しいんです。

 

収録なんかが入りつつの日々だと電話やメールをいつでもとれたり返せたりするわけではないので。

アフレコ現場でヒヤッとする瞬間

 

営業を自分でしなくちゃいけない

 

事務所に所属してると事務所にきたオーディションに呼んで頂けたり、マネージャーさんやデスクさんに営業してもらえたりするわけですが

フリーの声優になると営業は自分でしなくちゃいけないんですね。

 

それを仕事をしながら…となるとこれもなかなか大変。

 

コミュニケーション能力も必要だし、いろんなところに顔を出せるフットワークの軽さもなくてはいけない。

もちろん、フリーの場合は、クライアントさんに営業できるだけの実力も兼ね備えた上で自分を売り込んでいくスキルも必要。

 

しんどい。笑

声優は飲み会に行かなければいけない

 

ひとりぼっち

 

これ結構辛いですね笑

 

フリーになると現場に頼れるマネージャーさんはついてきてくれないし、何かあった時も全部自分が対処しなきゃいけない。

どこも頼れない。

 

失敗してもそれは全部自分で責任をとらなきゃいけなくなる。

なかなかシビアです。

 

一緒にこれからの営業方針や自分のキャラクター性を話し合える人がいない、というのはちょっと寂しいです。

声優とマネージャーの関係性

 

請求書を書かなきゃいけない

 

事務所のデスクさんがやってくださっているお仕事がクライアントさんに請求書を書く、というお仕事。

クライアントさんと直にやりとりをすることになるフリーの声優ではこれもやらなきゃなんですね…

 

難しそうだし、直接お金の話をしなくちゃいけないというのは避けて通れるなら避けて通りたい道です。笑

 

まとめ

 

今までずっと事務所にお世話になってた身で語ってるのでまだまだきっといろんなメリットデメリットがあるんだと思います。

 

きっとこれからわかっていくこともいろいろあるのでしょう。

わかったらまたお知らせしますね。

 

でも周りにはフリーの声優活動が向いてるんだろうな、と思うフリーでガンガンお仕事されている声優さんもたくさんいらっしゃいます。

どっちが良い、悪い、というわけでなく、その人に合ってるか合ってないかなのかなぁ、と。

 

私もどっちが向いてるのかわかりません。

でも実際はフリーになってよかったなと思える部分がたくさんありました。

フリーランスで声優をやってみて、実際のところ。

 

今は声優さんになりたい、という人もいっぱいいると思うので、
そういう人たちの参考にもなったら嬉しいな。

 

では。

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幸田夢波 twitter:

2 Comments

  1. フリーになると事務作業と営業が増えるから大変ですよね。
    それなりのコネクションがあれば仕事の話を持ってきてもらえたりするけど、人生そう甘くない…。
    私も10年以上いた会社を辞めて、フリーで活動しようと四苦八苦してる真最中です。
    業種は異なりますが、お互い新しい試みに頑張ってチャレンジしていきましょう。

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