今回は、質問箱で以下のような質問をいただいておりました。
個人的にはちょっとこのネット記事には悪意があるようにも感じます笑
面接が終わっても笑顔のままで「能面みたい」と言われてしまうと、
面接が終わって、面接中とは違って無表情に戻っていたら、それはそれで「表裏が激しい」とか言われてしまいそう笑
見る人によって印象は変わるだろうから、
「面接が終わっても笑顔のままでプロ根性を感じた!」とか、ポジティブな捉え方をして欲しいものです。笑
今回は「声優は自分の性格も演技しているのか」という質問について、詳しく答えていきたいと思います!
そんなのは人によりますよ
のっけからごめんな。
でもさ!「いつも明るい性格でいる」なんて陰キャには無理じゃない????
でも根っからの明るい人もいるわけですよ。
無理しなくても明るく振る舞える人も世の中にはいるわけ。
うらやましいね…ウゥ
私はいつもずっとハイテンションでいられるタイプではないので、
お仕事では頑張って明るく振る舞ったり、コミュニケーションとろうとしてるところはあります。
それは「この人と居ると楽しいなー」って思って欲しいから。
私も一緒にいて楽しい人と仕事したいし!
声優はセルフプロデュースを頑張ってるとは思う
やっぱり声優は
- 「こういう役をやりたい」
- 「そのためにこういう風に周りに思われたい」
- 「こういう自分に見られたい」
という考えは強いと思います。
やりたい役や目標があって、そのためにはどういう動きをすればいいのか、ということを常に考えさせられる仕事だし、
以前私が事務所に所属していた頃は、
自分がどう見られているのか、いつも意識しなきゃだめだよ
と言われていました。
お世話になった大御所の先輩にも、
「自分が着たい服」と「自分に似合う服」は違うよ。
人からどう見えるか、どう見せたいか考えて服も選びなさい。
って話をして頂いたことがあります。
これ言われた時は「…?」って感じだったけど←
今思うと、あの時着ていた服は確かに自分に合っていなかったし、もっと自分をよく見せる服の着方があったな、って感じます…
質問者さんも「自分は商品」と言っているけど、本当にその通りで、
商品をどう良く見せるか、ということはいつも考えなくてはいけない仕事ですね。
お洋服とか外見とか、そういうものに限らず、
立居振る舞い全てが、自分の印象・捉えられ方に繋がるというのは嫌でも意識しなきゃいけないので、
いつも気を張っているところがあります。
人一倍自分のことを研究しているし、見せ方を考えていると思いますね〜
セルフプロデュースも仕事のうち!
仕事で関わる人に気を遣うのはみんなやってることでは…?
確かに声優は人一倍見られ方を気にしなくてはいけない仕事だとは思うんですが、
仕事で関わる人に気を遣うのって、どんな仕事の人でも少なからずやっていることなのでは???
とも思います。
家でだらーんってしてる時と同じテンション感ではお仕事はできないでしょう。
みなさんそれなりにお仕事行く前に
よし!
とちょっと気合を入れて行くような感じ、あると思います。
共演者の方に気を遣ったり、スタッフさんとなるべくコミュニケーションをとりに行ったり…
っていうのは多分、他のお仕事の方が、上司や後輩の方となるべくコミュニケーションとって、円滑にお仕事を進められるようにする、みたいなのとあまり変わらないような気がしています。
それも演技といえば演技じゃないでしょうか?
例えば家族や友達に対する時に自分と、会社の同僚と接する時の自分は違うはずです。
気は遣うし、失礼があっちゃいけないし。なるべく楽しく過ごしたいし。
「スタッフさんや偉い人に気に入ってもらえたらそれがお仕事に繋がるかもしれない」みたいな思いあるので、多少声優の方が貪欲かもしれませんけどね笑
貪欲にガツガツ行ける人は、それはそれで偉いなぁって思ってます
もちろん「やり過ぎてんな〜」って人もいるし、
スタッフさんたちにはすっごい腰が低いのに役者に対しては雑だったり、
偉い人への態度がいつもと違いすぎる人とかいますよ。(そりゃいるさ)
それでギクシャクすることもあるし笑
色々な人がいるからね〜
逆にいつも明るく元気で優しくていい人、みたいなのを無意識で、というか、頑張らないで出来ちゃう人もいるので(実際ほんとにいる)
そういう人はもう才能やなぁって思って羨望の眼差しで陰から眺めています。
自分と違いすぎるものを目指すのは苦しい
ちなみにセルフプロデュースが大事って話をしましたが、
あまりにも自分と違いすぎるものを目指すのは苦しいのでおすすめしません。
これは経験談だゼ☆
私にも一時期「陽キャムーブしてやるゾ!」みたいな時があったんですよ。
頑張って明るく元気にしていた時が。
でももう疲れたよパトラッシュ。
「ちょっと元気な自分」なら演じられるけど、「自分とは違いすぎる陽キャの人」を演じ続けるのは無理があるのよ。
だから「自分がなりたい自分(あくまで自分の範疇は超えない)」を目指すのが一番だと思います。
そのためにはまず「自分を知る」ということが一番ですね。
自分がわからないままだと「自分の範疇」もよくわからないので。
何が好きで何が嫌いなのか、どういう性格なのか。そういうのを自分で考えたり、周りの人に聞いてみたりして研究してみるといいと思います〜
最近は声優のアイドル的活動も増えて、
プライベートな言動までネット記事になるようになったので、いつも気を張り続けなきゃいけないところがあります。
うまくメンタルもバランスとりながら続けていけると良いですよね〜
読んでくれてありがとうございました!
ではっ
やっほい!声優ブロガーの幸田夢波です!