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声優養成所のレッスンでは講師の話を鵜呑みにしないで欲しい、という話

今回は声優養成所での講師の教え方について、以下のような相談を質問箱よりいただきました!

ゆめもん

実は講師に疑問を感じる人からの相談って多いんです。そして話を聞いてみると「それは変じゃないかなぁ?」と思うことも多いです。

講師には合う合わないもあるので、講師の言っていることを鵜呑みにせず、取捨選択をすることは結構大事だと思っています。

沢山の講師に習って、自分に合う合わないを見極めて欲しい

これは私も講師として教えるようになってから、いつもレッスンの冒頭でするお話です。

お芝居とか声とかって目に見えないもので、数学とかと違って公式教えてそれ通りに解けば正解っていうような単純なものじゃないですよね。

ゆめもん

人によって表現が違うからこそ面白いものなわけだしね

これはもう感性が合うか合わないかってことなのです。

なので、なるべく沢山の講師の方に教わって「この先生とは合うな」「この先生とは合わないな」という取捨選択をしてほしいんですよね。

合う合わないは絶対にあるので、同じ先生にずっと習い続ける、というのは危険なのです。

もちろん自分も講師として教えている側なので、講師側の本音としてはやっぱり「私にずっと習ってほしい」って思いますよ!笑

でも生徒さんのことを一番に考えるのであれば、やっぱりいろいろな先生に習ってほしいなと思うのです。

先生の取捨選択だけでなく、先生のお話の中で「この先生のここはわかりやすいけどここはわからないな」という取捨選択もしてほしいです。

常に講師の言うことが正解ではない、というのをぜひ覚えておいてください。

本当に多くのレッスンを受けている人がね、「講師がこうやって言うんだけど納得できない…どうしたら…」ってなってグルグルしてます笑

でも合わないものを理解しようとしても無理なこともあるのでね!

わからないものはわからないでちょっと横に置いておく、っていうのも大切ですよ笑

あとから別の講師に習ってみて「あ!あの時言っていたのはこういうことだったのか!」みたいな感じで腑に落ちたりすることもあります。

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まずは、疑問に思ったことを講師に質問しに行こう

私は養成所でレッスンを受けている時はとにかくレッスン終わりにほぼ毎回講師の方に質問しに行くようにしていました。

養成所レッスンだと大人数なので一人一人にあまり時間がかけられない部分もあるだろうし、割とほとんどの先生が「質問いつでも来てね」って感じだったので毎回お話ししに行くくらいの気持ちで行ってました。

印象にも残るのでいいと思うんですよね。質問。

実際私も講師側として教えていると、ちゃんと質問をしてくれる人は「自分でちゃんと考えて成長しようとしてるな」と思えるから、ますます沢山教えてあげたいなって思いますもん。

で、今回のご相談内容も「なんでセリフを覚えることがそんなに大事なのか?声優は台本があるのに?」っていう疑問を質問者の方は持っていると思うんです。

もしかしたらそれを聞いてみることで、納得のいく回答が得られるかもしれません。

例えば舞台系出身の講師の方だったりすると「普段の生活の中でこれを言おう、とセリフのように頭の中で組み立てて言葉を発していることはほとんどないから、よりリアルな演技をするのであれば、セリフは覚えておいて、息をするように出てくるくらいの方がいい」って教え方をする方もいるんですよね。

これは少しわかる部分もあります。

最近は声優という仕事の方が一人歩きしているところがあるけど、声優である前に役者だと思うし、体を動かしてお芝居ができるようになってから、体を動かさないで声で表現できるようになる、っていう順番の方が正しいと思うんです。

だからセリフを覚えるような訓練をしてみるのも、一度はやってみてもいいんじゃなかなと私も思います。

とはいえ、そちらばかりに気を取られてしまって表現が疎かになってしまうのは本末転倒でもありますよね。

講師の方がどういう意図でそういう指示を出してきているのか、なぜセリフを覚えている人が評価されるのか、そこは質問に行ってみてもいいんじゃないかな〜と思います。

ただ質問をしてみた結果、結局その答えに納得できないな、と思ったのであれば取捨選択で、「この先生とは合わないな」でもいいと思います笑

役者がやっている、台本・セリフの覚え方

教え方が酷いなと思う講師も結構いる

講師の方の中には

ゆめもん

え…その教え方やばくね…

と思う人もいます。笑

実際、あってはならないことだけど「あの講師、すごいセクハラっぽい…」みたいなことだってあるし、レッスン生のことを一番に考えた教え方じゃないなっていうのは割とあるある。

講師だからって偉いわけでもないし、言ってることが全て正しいというわけでもありません。

もちろん敬意を持って接することは大事だけど、レッスン内容を全部鵜呑みにしないでほしい。

正解不正解がある業界じゃないですしね!

養成所はやっぱりレッスン生が長く続けてくれてなんぼなところもありますから、「レッスン生が辞めないように、きついこと、現実的なことは言わないでください」なんてお願いを講師にしている養成所もあります。

養成所だってビジネスですからね。

そういう部分もあるっていうことをちゃんと理解した上で、ぜひ養分にならないように、自分のセンスの合わない講師の方に悩まされすぎないように、自分の中の判断基準はしっかり持っておいてほしいと思います。

そのためにも沢山の講師に習って、講師の先生をたくさん比較してください!笑

声優養成所の闇を話しておきたい

読んでくれてありがとうございました!

ではっ

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