声優養成所に年齢制限があるところもあるのはなぜ?

質問箱で以下のような質問をいただきました!

実はこういった年齢に関する質問はものすごく多いです。

今回は個人的にではありますが、思うところをお話してみたいと思います!

 

声優養成所に年齢制限がある理由

 

最近は多くの声優養成所に年齢制限が設けられています。

25歳くらいまで、としているところが多く、質問を下さった方は20代後半とのことなので、年齢制限で入れない声優養成所もあると思います。

実際には声優として活躍している人にはさまざまな年代の方がいて、70代や80代でもバリバリ仕事をこなされている方もいらっしゃいます。

一度社会人として働いた経験がある方や、定年退職されてから声優としてデビューされた方なども現場でご一緒したことがあります。

じゃぁなんで声優養成所に年齢制限があるのでしょうか?

それは若い方が二次展開に強いから、だと思います。

 

最近のコンテンツはイベントやライブ、ユニット活動などを前提として制作されているものが多いです。

アニメを放送してグッズなどの展開をするだけでなく、イベントやライブなどさまざまな二次展開をしていった方が、さらに収益を出すことができるから。

 

声優側としてももちろん、純粋な声の仕事だけよりもイベントやライブ、アーティスト活動などができた方が活動の幅も広がって受けられる仕事も増えます。

そう考えると、やっぱり見た目が良くて人気が出そうな人を事務所が欲しいと思うのは当たり前で、養成所は事務所所属を見据えて事務所が運営しているものがほとんどなので、必然的に年齢制限ができてしまうんですね。

例えばお芝居のレベルとかで比べると同じくらい、という場合は、年齢が上の人よりも若い人が選ばれるのが当然になってしまうんです。

ゆめもん
せちがれぇ

でも声優のギャラとかを考えるとやっぱり色々な働き方ができる人の方が圧倒的に重宝がられるんですよね…

 

他の人との差別化をどうしていくか

 

年齢制限がない声優養成所に入ったとしても、若い人たちばかりの中でレッスンを受けて行かなくてはいけないと思います。

でもそこで全くチャンスがないということではなくて、その中でどう周りの人と差別化していくのか、ということが大切なんじゃないかと思います。

ゆめもん
年齢が上っていうだけで逆に目立てる場合もあるしね!

 

年齢を重ねているからこそできる表現だとか、若い人たちがみんな目指すような方向性とはちょっと違うところ、みたいなの抜け道を探っていくのが近道かもしれません。

例えば「老け(ふけ)芝居」。

20代30代で老け芝居ができると現場では重宝されます。

おじいちゃんおばあちゃんの役のことです。

 

特に外画(がいが)と呼ばれる、洋画や海外ドラマの吹き替えは老け役ができるとめちゃくちゃ需要あります。もちろんアニメでも需要はあります。

というのも、ついつい主人公とかメインどころの役に集中しがちだけど、実は作品を作る上でおじいちゃんとかおばあちゃんとか、老け役って必ず出てくるものなんですよね。ティーンしか出てこない作品なんてほぼ無いわけです。

通りすがりのおじいちゃんとか、学校の先生とか、店員さんとか…考えてみると結構おじいちゃんおばあちゃんキャラが必要なシーンってあるんですよ。

そうするとそういう役ができる人が必要になる。

でも実際に年齢も上のベテラン声優さんを起用するとギャラが高い。笑

声優のギャラにはランク制度というものがあるので、ベテラン勢を起用するとギャラも高くなってしまうんです。

 

だから新人で老け役ができる人が重宝される、っていう側面があります。新人料金で起用できるからね…!

これは実際にディレクターさん、制作サイドのスタッフさんや声優事務所のスタッフさんからよく聞く話でもあります。

 

声質の問題もあると思うので、声優を目指すにはちょっと年齢が上なんだよな、って思ってる人全員が全員老け役ができるようになった方がいい、って話ではありません。

ただ、声優になりたい人はほとんどの人が「主役をやりたい人」なので、そういうニッチなところを責めていくことで差別化する、っていう方法もあるで〜〜というお話です笑

声優養成所に通っているうちにデビューってできるの?

 

自分に合った養成所選びを

 

今はたくさんの声優養成所があって、正直どこから手をつけたらいいのかわからない、という人ばかりなんじゃないかな〜と思います。

私が運営しているオンラインサロン 夢波サロンでもやっぱりどの養成所がいいのか、ということで悩んでいる〜っていう話はよく聞く話です。

 

名前が通っている声優養成所が良い、というわけでは決してなくて、本当に個人個人、おのおの合う合わないがあると思うんですよね。

なのでできれば声優養成所はいくつか説明会や体験会などに実際に行ってみて、そこの空気感とかを感じた上で選んだ方がいいと思います。

大手には大手の良さ、小さめのところには小さめのところの良さがあります。

 

いくつか見に行くといっても、そもそもピックアップするのも難しい、という場合は、

自分が声優になったときにどんな活動をしたいかを先にイメージして、それに近い活動の仕方を今されている声優さんの経歴を調べてみましょー!

声優やりながら舞台にも立ちたい!とか

声優やりながらYouTube配信もしたい!とか

色々やりたいことってあると思います。

そういう活動の仕方に近い人の経歴を見て参考にしてみると、声優養成所や声優事務所のカラーがわかってくると思いますよ〜!

誰も教えてくれない、声優養成所に通うデメリット

 

読んでくれてありがとうございました!

ではっ