声優になりたい理由なんて何でもいい。

質問箱を開設していますが、このようなお便りをいただきました。

 

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確かに声優になりたいという人は声優さんが大好きだったりアニメが大好きだったりして、

「〇〇さんのような声優さんになりたい」と言う人もとても多いです。

 

しかし声優になりたい理由というのはそれぞれ違うと思いますし別になんでもいいと思うんです。

 

誰かに憧れなくていい

 

今回の質問者さんみたいに憧れてる声優さんというのはいなくてもいいと思います。

 

正直私も声優業界に入った時に、好きな声優さんはたくさんいたけれど、

憧れというか、「あんな風になりたい」と思う声優さんはいませんでした。

 

今もいないです。

 

憧れの声優さんがいることが悪いことではないし憧れの声優さんがいないことが悪いことでもありません。

 

私の持論としては「誰かになろうとしてももうその誰かは既にいるのだから、自分のオリジナリティを追求していきたい」というふうに思っています。

 

でも目指すべき目標があることもいいことだと思っています。

 

別に憧れる人がいてもいなくても、声優になりたいんだったらそれでいいと思うんですね。

 

声優業界に入ったばかりの頃は、「目指している声優さんいるの?」という聞かれ方をたくさんしたので結構困りました。

 

でも正直に「誰々になりたいというような声優さんはいません」と答えていました。

 

技を習得するのに上手い人の真似をすることは大切だけれど、

どんなに上手に真似をしたってオリジナルにはかなわないのだから、

誰かを目指すということには、必ずどこかで限界が来ると私は思っています。

 

声優業界で上を目指していくなら、

誰かに憧れるのは悪いことじゃないけれど、いつかその憧れの誰かも同じ土俵で戦っていくライバルになるし

その人をも超えていけるようにならなくてはいけないと思っているからです。

 

憧れの誰かを作る必要性は全くないと思っています。

声優になったきっかけいろいろ

 

アニメが好きじゃなくてもいい、けど

 

声優と言うとアニメの仕事ばかりが目立ちますが声優業界の仕事はアニメだけではないです。

 

ですがアニメが好きな人の方が有利だと思ってください。

 

アニメが好きな人は仕事という気持ちではなくて自分の趣味でアニメをたくさん見ることができます。

 

アニメが好きじゃない人は仕事の一環として、研究材料として、アニメを見る必要があります。

 

アニメだけではありません。

 

表現者として生きていくのであれば、表現に関わる作品はどのような作品でも自分の糧にするためにそしてインプットしていく必要があると思います。

 

声優になりたくてアニメばかり見ていてもダメ出し、

好き嫌いをして作品を選り好みしているとやはりそれは趣味でしかなくなってしまいます。

 

仕事としてやっていくのであれば研究の一環として、色々な作品をインプットしていた方が良いでしょう。

 

吹き替え作品家ナレーション、CM、 声 声を使うありとあらゆる表現に今日研究していける人の方が強いと思います。

 

声だけの表現にとらわれず舞台をやったり映像芝居のお仕事をされている方も多いですから

色々な表現を知っている人の方がやはり引き出しが多くなるんではないかなと思っています。

 

声優になりたい理由が「アニメが好きである」と言う必要はないけれど

仕事にしていきたい異常アニメが好きでも嫌いでもアニメは見なくてはいけないし

それ以外の作品も積極的に取り入れていく必要があります。

 

好き嫌いじゃなくて、勉強ですね。

声優が勉強のためにアニメ番組を見る時に見ているポイント

 

理由が不純でもいいと思う

 

例えば声優になりたいと思う理由が不純な動機でもいいと思います。

 

大好きな声優さんと一緒に共演したいから、だとか、

現実逃避したいから、とかでもいいと思います。

 

別にかっこいいわけである必要はなくて

「この理由だったら自分は頑張れる」という自分にとって強いわけなのであればそれで十分だと思います。

 

ただ「なんとなく面白そうだから声優になりたい」といった抽象的なわけだとあまり良くないのかなとも思います。

 

理由が抽象的だと自分も頑張っていけなくなってしまうし

何を選ばれる人間でなくてはいけないので、他人に自分をアピールする時に理由がしっかりしていないと印象に残っていけなくなると思います。

 

どんな理由でもいいから、自分にとって強い理由があること、

これが大切なことなのではないかなと思います。

 

強い理由があって声優になりたいという人と、なんとなくアニメをよく見るから声優になりたい、という人がいたら

やっぱり審査員の立場で見たら前者の方を合格させてあげたいと感じると思います。

声優は個性がないとなれないのか

 

面白い理由だと突っ込まれやすい

 

さらに言えば声優になりたい理由が面白い理由だったりすると、それがネタになってコミュニケーションが生まれやすいというのはあります。

 

ちょっと感覚的にずれてる、くらいの人の方が面白いと思ってもらえる世界なので、

自分でもちょっとずれてるなと思っていてもそのまま思っている声優になりたい理由とれとに伝えてみた方が面白いのではないでしょうか。

 

自己PRする時なんかもそういう人の方が印象に残りやすいと思います。

声優オーディションの自己PRって何すればいいの?

 

読んでくれてありがとうございました。

では。