声優として活動が忙しかった時も欠かさずホットヨガに通っていました。
忙しい時にホットヨガに通う余裕なんてない…と思うかもしれませんが、
声優の活動をしていくに当たってヨガってかなりおすすめなんですね。
何より発声を鍛えるのにヨガがもってこいなんです。
家で自分で下手なトレーニングするより、よっぽどヨガの方がいいんじゃないかと思うくらい。
ということで今回は発声を鍛えたい人にヨガをおすすめする理由について話してみたいと思います。
リラックスした心身を作れる
生きていれば悩みや不安を抱えることもあると思います。
そういうマイナスな感情は声を出す上ではなるべく取り除いてあげた方がいいです。
というのも、マイナスな感情によってどんどん体が固まっていってしまうんです。
猫背になったり、肩や首回りに無意識に力が入っている人も多いです。
体に力が入っているとどうしても声は出にくくなるものです。
体や心を健康的に保つためにヨガはオススメなんですね。
慌ただしい毎日を送っているからこそ、しっかり時間をとって心身を落ち着ける時間があると良いものです。
私もヨガをやっている時間ってものすごく落ち着いて、なんか体にいい物質が出ているような気持ちになります笑
姿勢もよくなるので、さらに発声するのに良い体作りができるでしょう。
体を緩めていくのにヨガはぴったり。緊張しがちな人や、男性の方、スポーツをたくさんやっていて筋肉がついている方は特に体を緩めたほうがいいですよ〜〜
体が柔らかくなる
体が柔らかくなると発声もしやすくなります。
というのも、声を出す、というのは体のいろんな筋肉を使ってやっていることなので、
稼働できる筋肉が増えるほど、声もより出しやすくなるんですね。
特に股関節、腰回りは発声をする上で土台となる筋肉がたくさんあります。
股関節、腰回りの筋肉がほぐれているだけでずいぶん声を出すのが楽になるので、体が柔らかい、ということは声を出すのに必要な条件なのです。
声を出す、というと喉や胸周りの方に意識が行きがちですが、本当に綺麗な声を出すためには体の共鳴が大切になってきます。
出した声を体全体に響かせるんですね。
そのためには重心をしっかり下に下げていくことが必要ですが、重心を下げるためには下半身をしっかりゆるめて、土台として使っていくことが大切です。
それをスムーズにするためにも下半身の柔軟性も必要になるんです。
インナーマッスルを鍛えられる
ヨガは体の外側の筋肉ではなく、内側のインナーマッスルを鍛えるポーズが多いです。
発声を鍛える上で必要になってくる筋肉は外側の筋肉ではなくインナーマッスルなので
これも発声を鍛えたいという人にヨガをおすすめしたい理由です。
よく「お腹から声を出すことによって声量が上がる」という理由から
腹筋を鍛えてしまう人がいるんですが、腹筋は表面の筋肉、つまり体の外側の筋肉なので、鍛えすぎると逆に固まってしまって声が出にくくなることもあります。
発声に必要になる筋肉は体幹です。
おすすめヨガ
特にヨガの中でも、激しい運動をせずにたくさん汗をかくことができるホットヨガがおすすめです。
有名な教室だとLAVA がありますね。
ヨガにはダイエット効果や代謝を上げる効果もあります。
中には女性専用店舗もあるので、
女性も通いやすくなってると思いますよ〜
ヨガに通う時の注意点
ヨガにもいろいろなものがありますが、ヨガは胸式呼吸で行っていくのが基本です。
胸で吸って胸で吐く、というのが胸式呼吸ですが、音を大きく出したり、しっかりと遠くに届く長い息を使った声を出すためには腹式呼吸が必須になります。
なのでヨガに行くと呼吸法が違って戸惑うことがあります。
もし腹式呼吸がなんたるか、がよくわかっていないのであれば、胸式呼吸を強く押し出すようなヨガをやってしまうと逆に呼吸法の部分で混乱するかもしれません。
ヨガは「リラックスするための呼吸」が優先ですが、力強い声を出す発声では腹式呼吸が必要になるので、その違いは理解しておいたほうがいいと思います。
ヨガでも腹式呼吸やウジャイ呼吸と呼ばれる別の呼吸を扱うところもあります。
自分でレッスンを受けながら、どの呼吸法を使っているのか、その時にどんな体の使い方をしているか、意識してみるといいかもです〜〜
読んでくれてありがとうございました!
ではっ