初めての方へ!まず読んで欲しい10記事

声優の「売れてる」ってどういう事?売れないと食べていけない?

ゆめもん

やっほい!声優ブロガーの幸田夢波です!

さて、今回も質問箱にいただいた質問にお答えしていきたいと思います!

最近の声優業界は特にサイクルが早い感じがしますよね。

一時主役ばっかりやっていた方が最近めっきり見ないなぁ…みたいなこともよくあること。

色々な考え方がありますので、あくまで私個人の考え方ではありますが、

声優業界の「売れる」ということ、働き方について今回はお話ししてみたいと思います。

声優として目立つ仕事、そうでない仕事

声優として目立つ仕事はやっぱり

  • アニメ
  • ゲーム
  • イベント

といった仕事でしょう。

歌って踊って、というコンテンツが付随してくるものが本当に増えたなと感じます。

声優志望の方の多くはやっぱりアニメが好きで「アニメに出たい」という人が多いですよね。(実際私もアニメ大好きなのでそうだった)

ただ声優の仕事というのはこういった目立つ仕事だけではなくて、

例えば、

  • 駅の中で聞こえるアナウンス
  • お店の店内で流れている放送
  • 商店街で聴こえる音声
  • 家電から流れるナレーション音声
  • 教科書に付属しているCDや音声のナレーション
  • 企業の紹介動画のナレーション

なども声優(どちらかというとこれらはナレーションの仕事ですが)の仕事になります。

厳密に言うと声優とナレーターはまた違う仕事ではあるんだけど、それはまた別記事で〜

広く「声のお仕事」として考えると、声のお仕事は本当にたくさんの案件があって、

目立つのは先に挙げたアニメやゲームの仕事だけど、実は目立たないお仕事もたくさんあります。

むしろ、そういう仕事の方が数としては圧倒的に多いんですよね。

ナレーションの仕事は、例えば教科書の仕事だったりするとテキスト一冊まるまるって感じになるので収録分量もすごく多いですしね。

ゆめもん

アニメだと一言だけ、とか結構あるもんね

目立つ仕事ばかりが声の仕事として認知されがちですが、

実は声の仕事にも色々なものがある、ということを知ってもらえたらな〜と思います。

声の仕事の種類と内容を声優が解説してみる!

売れていなければ生きていけないわけじゃない

「売れていなければ生きていけないのか?」という質問でしたが、別にそんなことはありません。

私も別に売れてないけど声優の仕事を続けられていますし毎日元気に楽しく生きてます笑

声優として働きながらアルバイトをしたり他の仕事を掛け持ちされている方は多いです。

確かに声優としての収入だけで生きていくためには売れるって大事かもしれない。

でも声優という仕事だけで生きていくって本当に大変なことだし、

私は仕事は一つじゃなくていいと思っている派で、

そもそも声優っていう仕事自体がめちゃくちゃ不安定なので、収入源は複数あった方がいいんじゃないかと思います。

昔は私も「いつか声優として一本で生活できるように!」って思ってたんですけど、

こうしてブログを書くことも楽しいし、それもまた仕事になるし、

ブログでこうして発信をしているからこそ、声優とは違う面白いお仕事を頂けたり(映像の仕事やSEOアドバイザーなど)

それでそうやって繋がっていった仕事全部が楽しくできているから、私は今はそれでいいかなと思っています。

だって人間だからね!好きなこと・興味があることはいっぱいあるもん。

それがぜーんぶちょっとずつ収入に繋がるようなやり方ができれば、まぁ暮らしていけるなって思ったんですよね。

フリーランスになってから、声優以外のことにも自由に挑戦することができるようになって、やっとこういう考え方になれたんですけどね…!

ゆめもん

昔は「声優として大成するために他は諦めなきゃいけない」って思ってたもんなぁ

もちろんそういう考え方も間違ってはいないと思います。

売れるためにはストイックにならなくてはいけないこともあるのかもしれない。

でも私にとってはそれは正解ではなかった、という話ね!

声優やりながらアルバイトをしていたり、

スケジュールの融通が利かせられる仕事を掛け持ちしている、という方は本当にたくさんいます。

みんな声優が大変な仕事ってわかってる。

でも結局、

好きだからやってるんですよね。

シフトやスケジュールの都合がつきやすいバイト

どういう活動をしたいのか、は人による

一口に声優と言っても色々なお仕事があるので、活躍の仕方もまた様々です。

私の場合は事務所に所属していた頃はアニメやゲーム、吹き替えのお仕事がとても多かったけど、事務所を退所してからはメインはナレーションの仕事が多くて、

たまにゲームやキャラもののお仕事をさせていただいてる感じです。

事務所所属時代の方が目立つ仕事ではあったけど、今の仕事内容もすごくやりがいがあるし、

声を使った表現に携わり続けることができていることがとても幸せ。

この働き方だったらずっと働き続けられるかも、と思えてるから、

昔よりも心に余裕を持ってお仕事に打ち込めているところもあります。

どんな声優になりたいのかは人それぞれなので、その人が楽しいと思えるような活動の仕方ができるのが一番ですよね。

人によっては「アニメやゲームに出られないなら意味がない」って人もいるかもしれない。

私はナレーションとかはキャラものの仕事とは全然違うけど、これはこれで本当に面白いと思えるし、なるべく長く仕事を続けたいなって思っています。

質問者さんのおっしゃるような、

お金のために、だとか、注目されるから、というような理由でやりたくないことをやることがないといいなぁと思う気持ちにはすごく共感できます。

私は「楽しく、長く続ける」が一番だと思っているから。

でも何のために働くかは人それぞれ目的が違うので、

「お金のために」「注目を集めるために」が理由で動けるならそれもまたその人の正解なのかもしれません。

難しいね〜〜〜〜!笑

なんだか自分の思想語りみたいになってしまってすみませんが、

私は声優としての働き方について、こんな感じのことを思ってます!

もし今声優を目指しているという方がこれを読んでくれていたら、ぜひ一度「仕事をする上で自分が一番大事にするべきだと考えいることは何か」を整理してみてください。

何のために働くか、ということはどんな仕事をする上でも突き詰めていくべき問いなのかなと思ってます。

はぁ〜〜難しい話しすぎた〜〜

みんな幸せであれっ!!!

フリーランスで働くって実際どう?5年経った感想を書いてみる

まとめ
  • 声優は注目される仕事以外にも色々な仕事があるので「売れないと生きていけない」ってことはない
  • 声優の仕事と別の仕事を掛け持ちしてる人は多い。やはり「売れないと生きていけない」というわけではない
  • 何を大切にして働くかはその人次第なので「売れなきゃ意味ねぇ」って人もいる
  • みんなちがって、みんないい

読んでくれてありがとうございました!

ではっ

記事更新をお知らせします!

記事の更新やお知らせをLINEでお送りします

友だち追加

 
 

【発売中!】幸田夢波のブログが電子書籍になりました!

created by Rinker
¥980 (2024/11/23 08:59:50時点 Amazon調べ-詳細)