声優になるために色々な障壁がある場合があると思います。
「自分の場合はここがネックになってしまって、なかなか道が開けない…」というのがそれぞれあると思うんですね。
そんな時に考えてみてほしいことを書いてみます!
年齢が高すぎて受け入れてもらえない
最近は年齢制限のある養成所もあったりして、年齢がネックになって思うように進まない、ということも多々あります。
アイドル的な声優活動をしていきたいなら、なかなか年齢って難しいですよね。
ただ、声優という仕事自体は、いくつになってもできる仕事で、定年もないですし
実際私も70代、80代の方とお仕事をご一緒させていただく機会もあります。
ただ年齢が上な分求められるものも多くなります。
年齢が高ければ高いほど、それだけ人生を長く生きているわけですから
その分の表現力やスキルは求められるものです。
なので基礎的なところはしっかり自分でカバーしていかなくていけないでしょう。
ナレーションや吹き替えの仕事が多い事務所は、比較的年齢が高くても、実力があれば受け入れてくれる事務所があると思います。
そういった事務所から声優になることを目指してみる、というのも手です。
声優にはいろいろな仕事があるので。
若すぎる
質問箱でこんな質問がきていました。
中学生や高校生で活躍されている声優さんって結構多くなってきています!
やっぱりアイドル的な売り方もある分、全体的に若年化してるなーという感じですね。
中には小学生の声優さんもいるくらいです。
そういう場合は、子役部門があって、声優の仕事も扱っているような事務所を探してみるといいと思います。
私も以前所属していた事務所に新設でキッズ部門ができて、そこの授業のアシスタントをしていました。
そういうところのレッスンに通うのもいいし、うまく見つからなければボイトレに行くのもおすすめです。
私は小学生の頃からボイトレに通っていましたが、ボイトレって本当に役立つこと多いです。
若ければ若いほど有利な部分があるので、できることはスピード感を持ってチャレンジした方がいいでしょう。
私も小学生の頃は歌手になりたかったのですが、
小・中学生の頃はずっとオーディションを色々受けていて、テレビやモデルの仕事などをしていました。
そういう経験も必ず役に立つと思います。
一般公募のオーディションは事務所に所属していなくても受けられるので、そういったオーディションに個人で応募してみるのもいいと思います。
地方に住んでいる
物理的な距離で声優を目指すことすら難しい、という場合もありますよね。
どうしてもアフレコスタジオは東京に密集しているし、その周りに専門学校や養成所があるので難しいところです。
ただ専門学校や養成所に通ったからといって必ずスキルアップできるわけじゃありません。
自分で基礎を毎日やるだけでも全然違うものです。
私も最初は滑舌があまりいい方じゃなかったけど、練習して練習して改善された部分が多くあります。
そういうのはネットでも調べれば出てくるし、わからないことがあれば質問箱で質問してください。
いただいた質問はまたブログで掘りさげるし、もっと色々聞きたい、ということであれば夢波サロンもあります。
ボイトレ動画もネットで出てくる時代だし、結局東京で専門学校や養成所に通うにしても、一番最初にやるのって基礎中の基礎です。
呼吸法とか発声とか、筋トレとか。
そういうのは自分でもできることだと思うので今日から、今すぐ始めましょう。
それができていれば、専門学校や養成所に通わずに、事務所所属オーディションにはじめっから応募してしまってもいいと思います。
専門学校や養成所に通わなきゃいけない、というわけじゃないですからね。
そういう所属の仕方をしている声優さんも少なからずいます。
目的から逆算するのが大事!
結局大切なのは、「どういう声優になりたいのか」という目的をまず決めて、そこから逆算して今やらなきゃいけないことを考えることだと思います。
どういう声優になりたいのか、
例えばアイドルっぽい売り方の声優になりたいのか、ナレーションや吹き替えもできる実力派でやっていきたいのか、アニメにバンバン出たいのか。
それが考えられたら、その活動に近い活動をしている声優さんを何人かピックアップして、
事務所を調べたり、どういう経緯で声優になったのか調べてみてください。
たいていウィキペディアにのってます。笑
そこからさらに、自分に合う事務所はどこだろう、と考えて、
その事務所を実際に見に行ってみる。
そこのスタッフさんと話したり、事務所内の様子を見てみて、本当に自分に合うかどうか考えてみる。
今の自分に足りないものは何か研究し、今日の自主練習のメニューを決めてみる。
逆算して動いていけば、今日やらなきゃいけないことが見えてくると思います。
遠回りに見えるかもしれないけど、それが多分一番の近道です。
今すぐ始められることから始めてみてください。
読んでくれてありがとうございました。
では。