読書が好きです。
小学生の時に絶対に休み時間になると喧嘩しちゃう男子がいて、
その男子と喧嘩しないためにお母さんが当時流行っていたハリー・ポッターシリーズを買ってくれました笑
それ以来、読書をしていると「人に話しかけられなくて済む」ということを覚え、
いじめのパレードだった中学時代はずっと小説や漫画を読んでいるしがないオタクでした。
年間に小説を100冊以上読み、読んだら読書感想文を提出できる制度が学校にあって、
担任の先生に学年で一番本を読んでいる子だと言われてたんですよw
そんな幸田夢波が、最高に面白い!と思った小説を紹介します〜
ガチのガチだYO!
もくじ
キャロリング/有川浩
有川浩さんが好きすぎるの〜〜〜〜〜
テーマになっているのが家庭内暴力や家族の在り方で、
個人的に考えさせられるところも多く、改めて家族のバランスって難しいな〜と思いました。
育ってきた環境が違うと、価値観も大きく違う。それをわかりあおうとするのがきっと愛なんですな。
甘すぎない恋愛要素と、人と人との絆がすごく胸にじんとする感じで描かれていて好きです。
エンディングのまとめ方も好きだった。
とんでもねぇ緊迫シーンから始まるけど大丈夫、ちゃんとまとまるから安心して読んで欲しい。笑
コンビニ人間/村田 沙耶香
第155回芥川賞受賞作品。
一気読みしましたー。
声優はスケジュールの都合上、深夜のコンビニバイトをしてる人も多いので親近感が湧くかもしれないw
理系の人は特にすごく共感できるところがあると思います。
自分を見るもう一人の自分がいる、みたいな感覚ってよく役者にあると言われていますが、まさにこのコンビニ人間はそんな感じ。
役者は演じる時に、演じてる自分とそれを冷静に見てるもう一人の自分がいる人が結構います。
だからカットがかかると冷静な自分が帰ってきて「あそこ甘噛みしたからもう一回リテイクさせていただきたいな〜」みたいなことになるわけです。
普段の生活も同じで、私の場合は特に女性特有の集団行動の時に感じるのですが
人に対して作る自分のキャラクターが必ずいて、
たとえば家で一人でいる時の自分や、家族に接している時の自分、親友に接し言える時の自分って全てが全部少しずつ異なると思うんです。
自分って結局なんなんだろう、みたいな。
そういう自分の多面性みたいなものも深く考えさせられる小説です。
レインツリーの国/有川浩
また有川浩さん作品笑
すごく有川さんファンなのですが、中でもこの図書館戦争のスピンオフになっているレインツリーの国はとても面白いと思いました。
単純な恋愛小説ではなく、耳が不自由な女の子の恋愛を描いたリアルな小説です。
役者なので想像をフル回転させながら読むわけですが、
あまりにも生々しいリアルな感情が綴られていて、正直読んでいてドキッとしましたし、苦しくなるような表現もありました。
障害を持った方への周りの在り方、そして本人がどう感じているのか、そのすれ違いが最高に心苦しいのです。
あまり言ってしまうとネタバレになってしまいますので控えておきます。
ぜひ読んで確認してほしい小説です。
ダレンシャン/Darren Shan
読んでないページが手元にあると眠れなくなる小説です。笑
ファンタジー系児童文学小説の中で私的に一番ヒットしました。
結構グロテスクな表現も多いので、子供が読むには刺激が強い小説ですが、
私が読んだ当時は小学生でした。それでもずっと忘れられない面白い小説です。
すごく泣いたし、心臓の鼓動が聞こえるんじゃないかと思うほどドキドキしながらページをめくっていたのを覚えています。
題材はバンバイアなのですが、ものすごくヒューマンドラマが詰まっていて、
好きになってしまう魅力的な登場人物がいっぱいです。
12巻まである超大作小説なので長く楽しむことができますが、眠れないまま読んでいたので結構すぐ読み終わってしまいました。
グロテスクな表現が苦手な人にはおすすめできませんが、スリルを味わいたい人にはすごく面白い小説だと思います。
白昼堂々/長野まゆみ
コアな人におすすめしたい、文学的BLです。うふふ。
のシリーズ全4冊。
長野まゆみさんの作品は全ての作品が絵本のように情景描写が綺麗で、イラストを描く時のイメージの参考としても読んでいました。
中学の時はイラスト漫画部だったのです。
少年を中心に描かれた作品が多く、まさに耽美、というやつだと思います。
なにかクリエイティブなお仕事をされている方で新しいイメージがほしい時にはおすすめです。
色が視える小説だと思っています。
お仕事現場でお世話になった方がたまたま長野まゆみさんのファンの方で、それはもう白熱しました。
ニッチですがとても素敵な小説です。
イラスト描く時に凄く参考になるんですよねー。
スロウハイツの神様/辻村深月
ポップなトキワ荘、という感じです。下巻もあります。
今シェアハウスってかなり流行っていますよね。
声優になりたい人や、現在お仕事をされている方なども、普通に一人暮らしするよりは
家賃が安いのでシェアハウスに住んでいる人も多いかと思います。
実際、リアルにシェアハウスに住んでいる人は夢を追いかけている人が多いです。
そんな夢を追いかける密かな天才たちが集まって繰り広げられる物語。
今、追っている夢がある人には必ず響く小説だと思います。
おすすめ本順次追加予定
本当に面白いと思った小説だけをまとめてみました。
順次追加予定なのでまた見に来てください。
面白い小説があったら教えてください、本当に面白いと思った小説は紹介していきたいと思います。
小説は自分だけの世界を作ってくれるし、自分一人では感じることのできなかっただろう感情を教えてくれます。
役者の方の参考になるような小説も紹介できればと思います。
ビジネス本を読みたい〜という方は、ビジネス本初心者でもスルスル読めちゃうビジネス本おすすめ特集も書いておりますので興味があればぜひ。
→幸田夢波がフリーランス、経営初心者におすすめしたいビジネス本
読んでくれてありがとうございました!
ではっ
中学はまじで暗黒時代だった…