アフレコで収録をしているとやはり声優さんの声量はすごいなと感じます。
声優はどのようにして発声を鍛えているのでしょうか。
ボイトレ
声優でボイストレーニング教室に通ってる人はたくさんいます。
ボイトレと言うと歌の練習のイメージが強いと思いますが
ボイトレ教室のほとんどが授業の半分も時間は発声の練習にあてていて、
正しい発声を身につけた上で歌の練習に入っていくところが多いんです。
というのもきちんとした発声ができていないと、喉に負担をかけることになり、
歌うたびに喉が痛くなったり最悪喉の病気にかかってしまうこともあるのです。
なのでボイトレ教室では発声の練習をこれでもかというくらいやります。
最近は声優の仕事に歌の仕事がついてくることも多いのでボイトレ教室に通っていて損はしないと思います。
もしもっとを発声を鍛えたいと思うのであれば、ボイトレ教室に通ってみるといいと思います。
舞台
声優業の傍ら舞台に立たれている方も多いですが、舞台に立たれている方は本当に声量がある方が多いです。
スピード感のある舞台ではお客様にセリフが伝わらないとお客様が話についていけなくなってしまうので
お客様に理解してもらえるようにセリフをきちんと発声することが求められます。
広い空間で声を出すと声が拡散していってしまい、またお客さんが入ってるとお客さんのぶんだけ音が吸収される表面積が増えますから、
本番の時ってものすごく声が響きにくくなるんですね。
なので想像しているよりも何倍もの声を出すようなイメージじゃないと劇場の奥のお客さんまでセリフを届けることができません。
そういった経験を何度もされている方はやはり発声が他の方と違うなと感じます。
毎日トレーニング
もちろん毎日トレーニングされてる声優さんがほとんどです。
発声を正しく行うためには、
- 体をストレッチして柔らかくする
- 発声に必要な筋肉を鍛える
- 早口言葉を練習する
というような地道な訓練も必要です。
売れてる声優さんほどこういった地道なトレーニングを毎日欠かさない人が多いので
発声を鍛えたいと思ったらまずは毎日トレーニングしてみるということを習慣づけてみてください。
毎日欠かさず練習をすれば効果をすぐに表れてくると思います。
普段からの意識
発声がしっかりしている人は普段の喋りからしっかりしている人が多いです。
演技をする時だけではなく、普段から人と話す時にはっきりと話したり、聞き取りやすい声で喋る努力をしています。
逆にそれが習慣になりすぎていて、役者同士でご飯に行くとうるさすぎてお店から注意をされるということも声優あるあるです。笑
大は小を兼ねる
大は小を兼ねると言いますがしっかりとした発声をすることができれば
音圧も上がってきますから、小さな声でもきちんとマイクに乗るような声でセリフを喋ることができるようになります。
でも逆は難しくて、小さい声でしか喋れない人というのは大きい声も出せないものです。
小を兼ねられるように、発声をしっかりと鍛えていくことが大切でしょう。
読んでくれてありがとうございました。
では。