質問箱で色々なお悩み相談がくるのですが
よく「声優になれるか?」という内容の質問がきます。
よくあるのは
- 東京に住んでないけど声優になれるか?
- お金がなくて養成所に通えないけど声優になれるか?
- 親に反対されているけど声優になれるか?
- もう若くないけど声優になれるか?
というような相談です。
結論から言うと、
声優になれる可能性は誰にでもあるけど、声優になれる保証は誰にもない
ということ。
声優は誰でもなれる可能性がある仕事
声優になれるか、って声優志望の人はみんな心配するんだけど、
声優は資格がある仕事ではないし、定年退職もありません。
そういう意味では「誰にでも等しく声優になれる可能性がある」と言えるんですよ。
でも、それってつまりは
なりたい人が多い職業である以上、ライバルもいっぱいいる、ということ。
たくさん戦って、たくさんの人の中から選ばれる存在にならないと、声優になることはできません。
だから、技術的なことを磨いていくことはもちろん
どうやったら大勢の中から選ばれるか、ということを考えていくことも大事なんじゃないかと思います。
他の人と自分はどこが違うのか?
どういうことが得意で、何が強みなのか?
そうやって常に自分の個性と向き合い続けていくことも大事かなぁと思うんです。
声優になれる保証はない
声優になれるか?と聞かれたら
「誰にでも可能性はある」と言えるけど、
声優になれる保証は誰にもないです。
運ももちろん必要だと思う。
どのタイミングでどんな人に出会うか。
どういう環境の中で声優を目指すのか。
色々なことが関係してくると思います。
誰にも保証はないから、「全部投げ打って声優になるために人生かける」っていうのはものすごくリスクが高いことでもあると思う。
そういう人たちと戦っていかなきゃいけない覚悟もしておかないとだけど。
ちなみに確率で言うと声優になれる確率はかなり低いです。
声優という仕事があれよあれよと人気の職業になってしまって本当に今声優になりたい人がめちゃくちゃいっぱいいる時代なので
本当に狭き門だと思います。
でも
- 地方出身者でも声優になった人はいる
- 養成所に通わずに声優事務所に所属した人もいる
- 親に反対されてもそれを振り切って声優になった人もいる
- 一度就職してから声優になった人もいる
本当に色々な立場の人が声優になれているんですよね。
自分がもし「自分でも声優になれるか?」と不安なのであれば
色々な声優さんの経歴を調べてみるとちょっと勇気をもらえるかもしれません。
有名声優さんはウィキペディアに声優になった経緯が載っている人も多いから
そういうの参考にしてみると、本当に色々な声優のなり方があるとわかると思います。
声優一択じゃなくてもいい
「声優になるためには全てを犠牲にして声優になる努力をしないと」と思っている人も多いと思うけど
声優を目指しながらほとんどの人がアルバイトしています。
特に地方から上京してきている人はバイトしながらじゃないと生活が立ち行かなくなってしまいますもんね。
中には現役の声優さんでも副業してる人もいるし、就職して仕事しながら声優を目指している人もいます。
声優になれる保証は誰にもないからこそ、
そういう別のスキルを身につけられるようなことを何かしらやっている人が最近は特に増えてきたなぁという印象ですね。
私の運営している夢波サロンにもシステムエンジニアをやっている方が多いし、
デザインができたり、これからプログラミングを学ぼうとしている人も多いです。
バイトをするにしても、そういう自分のスキルになるようなバイトをしたり、
声優を目指すなら声を使った仕事をバイトでもやってみる、とかもいいかもしれません。
自分の世界を絞りすぎない方がいいんじゃないかな、って思います。
声優は役者だから、どんな経験だってお芝居に活かすことができると思うし!
あと発声や滑舌といった基礎練習は一人でも今からでもできるので、
今すぐ、毎日やってみてください。
結局そういう基礎練習を続けられない人の方が多いので、基礎練習を毎日しっかり続けられるとそれだけで周りと差をつけられると思います。
これから声優を目指す人、がんばれ〜!
質問箱で質問いつでもお待ちしています!
Twitterはもちろん、ブログとかラジオとかでしっかり回答するよ〜〜!
読んでくれてありがとうございました。
では。