フリーランスになると自分でクライアントとやり取りをして仕事をしていくことになるわけですが、
会社を通してやり取りをするのではなく、個人対企業というような形になることが多く、
分からないことも多いので、やはりフリーランスになったばかりの人は不安が大きいと思います。
そこでフリーランスが仕事をする際にどんなことに注意すればいいのか、
その中でも特に「仕事をする前に確認しておいた方がいいこと」について書いていきたいと思います。
金額
まず一番最初に確認しておいた方がいいのは金額です。
途中からフリーランスになったせいで、会社としてやり取りしていた仕事が自分の個人の仕事になることもあると思いますが
そういった際は「今までやり取りをしていたクライアントだから、フリーランスになってからも同じ金額で良いのだろう」という風に思ってしまって
金額について触れずに仕事をしてしまう事ってあると思うんです。
しかし中には「フリーランスだからこそ安く使えるだろう」と思っているクライアントの人もいるみたいなので、
今まで通りの金額でいいのか自分からでも確認した方が良いです。
なかなか金額については自分から話を振りにくいとは思うのですが、どんなに懇意にしているクライアントだとしても
仕事をした後に金額を聞いたら、思っている金額よりも随分安かった、ということもあり得ることなので、
いくらで、どんな作業内容なのか、ということはしっかり確認しておきましょう。
さらに金額も税込なのか税別なのかというところまで確認しておいた方が良いです。
請求先、請求方法、請求タイミング
悲しいことですがフリーランスになって仕事をしたのに、ギャラを支払ってもらえなかったという話も少なくありません。
だからこそ
- 請求先
- 請求方法
- 請求タイミング
も明確にしておいた方が良いです。
私の場合はIT系の会社さんとやり取りさせていただくこともあって、こちらの業界は結構紙でのやり取りを嫌う会社さんも多いです。
なのでBASE などでショップを作っておいて、そこで決済をしてもらうという形で仕事をしていることが多いです。
もちろん一般的な仕事が終わった後に請求書を送付して振り込みをしてもらうという方法もあります。
仕事を頂いた時はどちらの決済方法がいいかということも確認しています。
仕事を無事終了させたという認識をした時点で請求書を送付するようにし、請求漏れがないようにしておきます。
その際、振込手数料などもどちらが負担するのかということも仕事をする前に明確に提示しておいた方が良いでしょう。
→個人事業主のための請求書の書き方、渡し方、損しないやり方!
締め切り
何かしら納品をするような仕事の形なのであれば、仕事の締め切りも明確に日付を設けてもらうようになるべくしています。
どれぐらいのスピード感で仕事をしてほしいのかという相手の感覚を知っておくことによって、
自分がどのペースで仕事をすればいいのかということを把握できるからです。
締切日は特に指定してこないクライアントさんも多いですが、念のため締め切りも伺っておきます。
相手が「多分一週間くらいでできるだろうな」と思ってる仕事量でも、締切日が設けられないことによって自分の中での優先順位が下がってしまい一週間を過ぎてしまうと
クライアントには「仕事が遅い人」というイメージを持たれてしまいますからね。
ということでフリーランスで仕事を受ける時の注意点についてお話ししてみました。
読んでくれてありがとうございました。
では。