最近はフリーランスで働く人がどんどん増えてきていて
フリーランスで働いていると「自分も将来的にフリーランスになりたいんですが…」という相談を受けることもよくあります。
どこかに所属している状態からフリーランスになるのってやっぱり勇気のいることだし
フリーランスになるのに不安がない人なんていないでしょう。
でもフリーランスになるのにスキルとかは必要ないと思うんです。
スキルは必要ない
フリーランスで働いている人は自分のスキルを仕事にしている人が多いですが、
それを計画的にやった、という人ばかりではなくて、自分の中に潜在的にあるスキルをどのように仕事にしていくか考えた上でビジネスとして成り立たせている人が多いです。
私の場合も、声優という仕事はもともと事務所に所属していてやらせていただいていた仕事で、
そこからそのスキルをフリーランスでも武器として使っているわけですが、それだけだと生計は成り立ちません。
だからそれ以外の自分にあるスキルをどうにかしてビジネスとして成り立たせることはできないかな、と考えて仕事に変えていきました。
フリーランスになるために新しく身につけたスキル、というよりは
もともと自分が持っていたスキルをどのように転換していくか、という感じ。
絵を描くことはハンドメイド作品販売、という方向へ。
文章を書くことはブロガー、という仕事になりました。
もちろんそれぞれのスキルをどうやったらビジネスにできるか考えなきゃいけなかったし
それをビジネスにするために勉強しなきゃいけないことはありました。
ハンドメイド作家をするなら、minne の使い方もマスターしなきゃだし、工場どこにするかとか、特定商取引法の表記ってなんぞやとかいろいろ笑
ブログもただ書いてるだけじゃなくて、広告挟んだり、どうしたらもっと読んでもらえるか、主にSEO対策について勉強して
お金にするにはどうしたらいいか、ということは徹底的に調べました。
どちらもちょっとずつお金になっているし、そういうちょっとしたスキルが色々収入源になってくれると、トータルで生計を立てられるくらいには稼ぐことができます。
別にフリーランスになるに当たって、何か特別に新しくスキルを身につけた、というわけではないんですね。
色々な働き方を研究する
私がこうやってなんとなくのアイデアでフリーランスができているのは
色々な働き方がある、ということを知ることができたからだと思います。
フリーランスになるに当たって、何か参考になったらいいな〜と思って、
ビジネス書をよく読むようになりました。
昔は小説ばかり読んでいたのですが、いざ自分がフリーランスとしてビジネスをやる側になるとビジネス書も面白く感じられるものですね笑
フィクションの物語の方が楽しかったはずなのに、ビジネス書を読んでみると自分が実践できそうなアイデアが浮かんでくるもので、
自分のリアルと重ねて考えながら読める本というのも楽しく感じられるようになりました。
ビジネス書を読み始めると色々な働き方があるんだなぁ、という発見がたくさんあって
じゃぁ自分だったらどう応用できるかな?と考え、新しいビジネスプランを思いつくことができます。
昔は絵を描くのが好きだったら漫画家かイラストレーターになるもんだ、と思ってたけど
それ以外にも絵を描くことを仕事にする方法っていっぱいあるものですね。
副業程度でいいなら誰かにアイコンを描いてあげる、とかでも仕事になる時代ですもんね。
ココナラ とかだと自分の絵をワンコインで売ったり、それ以外にも恋愛相談や占いをワンコインで販売、なんていうのもあります。
面白い時代だぁ。
→幸田夢波がフリーランス、経営初心者におすすめしたいビジネス本
お金の知識は必要
フリーランスになるのに改めて新しいスキルを身につける必要はないと思っています。
もちろんスキルはあったらあっただけビジネスにできると思うから
できることは多いに越したことはないですけどね。
でも「新しいスキルを身につけないとフリーランスになることはできない」というのはちょっと違うんじゃないかなと思っています。
どちらかというと必要なのは自分が持ってるスキルの中で、どうやってそれをビジネスにすることができるか、と考えること。
ただスキルとかではなくて、フリーランスになるのに必要なものとして、一つだけ挙げるならお金の知識です。
税金の仕組みとか、請求書の書き方とか、経費の計算の仕方とか。
会社員だったら会社がやってくれるそういうバックオフィス的なところは
フリーランスになると自分でやらなきゃいけなくなるので、そこらへんの知識だけは勉強しておいた方がいいでしょう。
でもこれも私はフリーランスになってからネットで検索したり、本屋で立ち読みしたりして知ったことがほとんどです笑
結局フリーランスになってみて実際仕事をしてみないと、
自分のわからないポイントがどこなのか、ということがまずわからないですからね笑
読んでくれてありがとうございました。
では。