声優もサインを書くことがたくさんあります。
でもそのサイン、どうやって決めているか知っていますか?
タレントさんや俳優さんもそうですが、サインってみなさんすごくかっこいい感じになっていますよね。
書く時もパパッと書いてしまってすごいなぁと思うことあると思います。
今回は声優のサインについてちょっとお話してみたいと思います。
サインの決め方
サインはほとんどの人が自分で決めています。
私が初めてサインを書いた時はまだサインを決めていない時でした笑
声優としてデビューすると突然サインを書かなくてはいけない瞬間がやってくるのです。
でもプロフィール欄にサインを書く欄なんてないですから、
あらかじめ決めておくタイミングもなく、突然「今日は台本にサインをお願いします。プレゼント企画です。」みたいなことを現場でお話される、なんてことがあるんですね。
もちろんクライアントさんがあらかじめ事務所に「今日の現場でサインをお願いします」といった旨を伝えておいてくれて
それが事務所からの連絡でくることがあるのですが、
毎回連絡があるわけではなかったりなんかして、それが初めてのサイン、ってことになったりすることもあるんです。
私の場合はその場で考えて書きました。
それで「私サイン書いちゃった…」というなんとも言えない気持ちになり、
サインの練習をしてもっと可愛く描けないか、とかいろいろ修正し、サインらしくなった感じです。笑
中には事務所のマネージャーさんやスタッフさんと一緒に考える人もいます。
漢字でもローマ字でも絵でも全然読めなくても問題ありません。
毎回同じようなサインが描ければ特に規定がない、というのがサインです。
結構曖昧な感じです。
芸名もそうですけど笑
サインを書くのはどんな時か
サインを書くのはプレゼント企画の時が多いです。
視聴者プレゼント、抽選、みたいなもの。
あとは宣伝用にポスターにサインを書いたり、
サイン会やお渡し会でもサインを書いたりします。
いずれにせよ特別な時です。
そして時には50枚、100枚とサインを書かなくてはいけないこともあるので
そういう時のためにもサインは簡単にササッと書くことができるものにしておくのをおすすめします。
イラストが入っていたり複雑なサインの場合は一つ一つを書くのに時間がかかってしまうのであとで辛い思いをします笑
途中でサインを変える、とかはあまりしない方がいいと思うので、シンプルで書きやすいサインを作ったらそこからはそれをずっと使う、という方が良いかと。
サインを書いてはいけないことも
実は事務所に所属している声優の場合は「サインを書いてはいけない」という場合がある時もあります。
よくファンの方にプライベート中に会ったり、舞台を見に来てくれた時とかで「サイン書いてください!」と言われることがあるんですが、
それはやっちゃいけない人もいるんですね。
事務所の方針で、サインの希少価値を高めるためです。
サインください!って言ってみんなに書いてしまっていたら
視聴者プレゼントでサインを渡す、という時の価値が少し下がってしまいますよね。
そういった戦略もあったりするので、本人がサインを書きたくても事務所からNGになっている場合があるのです。
声優本人はいつでもサインしたいんですよ!
でもダメな時があるんです。
なのでサインをお願いしたけど声優さんに断られてしまった、という人はぜひそういう事情も少し汲み取ってあげていただければと思います。
声優は売れれば売れるほどルールが増えてくるものです。
ちょっと寂しいかもしれないけれど、それはその声優さんが長く声優として活躍していくためのルールのはずですから良いことだと思ってあげてください。
サインっぽくなる方法
今日は声優のサインについてお話してみました。
サインがサインっぽくなる方法はずばり
- 汚く書く
- 早く書く
この2点だと思います。笑
ぜひサインを練習したいという人は試してみてくださいね。
読んでくれてありがとうございました。
では。