声帯はトレーニングで鍛えられる。その方法とは?

喉が強い、弱い、という表現をすることがありますが

喉が強い人は喉周りの筋肉が発達している人が多いです。

 

何時間しゃべっても、何時間歌っても、かすれない強い喉、手に入れたいですよね。

 

声帯そのものは筋肉ではないので声帯自体を鍛えるのは無理なんですが

声帯を動かすための筋肉を鍛えることはできます。

 

声帯の仕組み

 

声帯はVの字のヒダでできていて

そのヒダを閉じているところを空気が通ることでヒダが振動して声が出る仕組みになっています。

 

このVの字になっている声帯を開いたり閉じたりするのが声帯の周りにある筋肉で

  • 声帯を閉じる筋肉が閉鎖筋
  • 声帯を開く筋肉が輪状甲状筋

です。

 

閉鎖筋は地声の時使うので、主にしゃべったり、低・中音域で歌ったりする時に使う筋肉。

輪状甲状筋は裏声の時に喉を開く筋肉なので、ファルセットで歌う時に使う筋肉です。

音域を広げるためのコツ

 

閉鎖筋を鍛える、エッジボイス

 

閉鎖筋を鍛えるためにはエッジボイス、という声を出すといいです。

映画「呪怨」の声、って言ったらわかりやすいかな笑

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」みたいな声。

喉を詰まらせて息をごく少量ずつしか吐かず、声がプチプチプチプチって切れる感じの声です。

 

これをたくさんやると閉鎖筋が鍛えられるので、中低音を鍛えたい人はこれをトレーニングとして取り入れてみてください。

声優になるには筋トレが必要な理由とは

 

輪状甲状筋を鍛える、固い裏声

 

輪状甲状筋を鍛えるためには裏声を硬く出すイメージをしながらずっと出す、というトレーニングがいいです。

 

仮面ライダーのショッカーの声を思い出してください。

「イー!イー!」っていう声。(世代的に伝わらなかったらどうしよう…その場合はYouTubeで調べてください笑)

 

「イ」という発音は比較的裏声を硬く出しやすいです。

 

あとはフクロウをイメージして「ホー!ホー!」という発声をするのもいいトレーニングになります。

 

どちらもいろいろな音階でやってみて、自分が一番自然に裏声を出せる音で最初はトレーニングするようにしてみてください。

 

裏声はどうしても息の量が多くなるので、息が全方向に霧散してしまい、ファルセットになると途端に音が弱くなる、という人が多いです。

 

それを防ぐために、息を集めて、硬い音を出す、というイメージを持つといいでしょう。

ファルセットを強く出すための練習方法

 

声帯を鍛える前に呼吸法をしっかり

 

声帯を鍛えることも大事ですが、声というのはそもそも息でできています。

 

しっかり息を供給することができないと、喉への負担になってしまうので

いつも安定してブレスができるように、そして息が足りなくなって苦しい歌い方にならないように

まずは呼吸法からしっかりトレーニングをすることが大切です。

 

体幹と横隔膜を鍛えて、安定した呼吸法ができるようになってから、声帯のトレーニングに励んでみてください。

声帯を無理に意識しすぎると喉を痛めることもあるので気をつけましょう。

 

喉は目で見える部位ではないので、頑張りすぎると気づかないうちに大きな負担をかけてしまうことがあります。

トレーニングももちろん大切ですが、しっかり休息をとり、喉を休めて、マネージメントすることもまた大切です。

声優が語る、喉を痛めない歌い方

 

読んでくれてありがとうございました。

では。