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声優になるには才能が必要なのか

声優になりたいという人が急増している近年、それでも声優としてデビューできるのはその中のほんの一握りですしさらにそこから声優として生き残っていくことができる人は本当にごくわずかです。

声優になるのも難しいですが、声優を続けていくことはもっと難しいです。

ゆめもん

デビューしてからは先輩や関係者のスタッフさんに「続ける方が大変だよ」って言われることが多いです

では、声優になるには、そして声優として仕事を続け、生き残っていくには、才能が必要なのでしょうか?

こういう芸能業界では「あの人は才能があるから」なんて言葉をよく聞きますがそもそも才能のあるなし、とはなんなのでしょうか?

個人的な考えですが、話してみたいと思います。

才能とは経験である

私は才能というものは先天的にあるかないかが決まるものではなく、後天的に身につくものだと思っています。

というのも、実際に今声優として長いキャリアを持っていらっしゃる大先輩方は基本的にお話をするとびっくりするような経験をされていらっしゃる方がとても多いのです。

ご家庭の事情がものすごかったり(これ結構多い)、声優になる前に全く別のお仕事をされていたり。

いいことばかりではなく、辛い経験もたくさんされている。そういう方が本当に多いのです。

でもきっとだからこそ、人の心が動くポイントに敏感だし、表現者として素晴らしい才能をもっていらっしゃるんだと思うんですね。

演技が上手くなるには、ひたすら経験するしかないんだ、と私は思っています。

確かに今は声優もアイドル化してきたようなところがあります。

だから芝居の上手い下手以外にも

  • 容姿が良かったり
  • 歌が上手かったり
  • ダンスが踊れてたり

というようなところで評価されて、声優としてデビューしていく人も多いでしょう。

ただ、「この人にしか出せない芝居の味」のようなものを持っている人は、

本当に話が尽きないほどいろんな経験をされている方だと思います。

デビューされてから声優業界で活躍することによってそういった経験を積んでいく声優さんもいると思います。

正直声優としてデビューできるかどうか、というのはその人の努力とあとは運というか、巡り合わせのようなものはあると思います。

そして芝居の上手い下手が必ずしも結果に影響するか、というとそういうわけでもないです。

その作品にその人の個性が合うかどうか、が一番重要視されるところではあると思うので。

ゆめもん

監督の演出意図として主人公の成長を描きたかったので、あえて新人の、お芝居も完成されていない声優さんを起用しました、みたいな話もあります。

でも声優としてデビューしてからずっと声優として活躍することができるかどうかというのは、その人が声優として活躍しながらどんな経験をしていけるのか、というところにかかっているのではないでしょうか。

才能というのはきっと元からあるものではなく、あとからついてくるものなんじゃないかと私は思っているんです。

声優っていじめにあっていた人がすごく多い

経験を求める生き方

才能は経験から成るものだ、といっても、自分がその経験を経験したいと思ったら経験できる、というわけではないですよね。

悲しい経験や辛い経験はできればしたくないし。

でも、意識して人と違う経験ができるような選択をしながら生きていく、ということはできると思うんですよね。

例えば大きな決断をする時、「大多数が選ぶであろう一般的な選択」をするのか「自分の心に従ってそれとは異なる選択」をするのか。

これだけでも大きく違うと思います。

私の場合は周りの友達が就職活動をしている時にとても感じたことでした。

世間的にはやっぱり、大学を卒業したら就職をするのが一般的でしょう。

私も散々周りの大人から「就職した方がいいよ」と言われました笑

就職せずに生きていきますって言ったら「ご愁傷様」って手を合わせてきた人までいました。

ゆめもん

これはさすがに腹立ったなぁ笑

私自身就職しないという選択に不安がなかったわけではありません。

ばりばり不安でした。

でもいざ選択をしてみると、「じゃぁ就職はしないとして、どうやったら生きていけるのか」ということを真剣に考え始めます。

そうやって見えてきたことがいっぱいあって、やりたいこともやれることもたくさんあったんです。

周りに流されず、自分のやりたいと思った気持ちに忠実に生きてみると、ちょっと外れた道を選択しなくてはいけない場面が多々あると思います。

でもそれが、きっと「他の人にない経験をできる生き方」だと私は思っています。

他人と同じなんてつまらない。

そんな風に生きていると、自然と経験できるようになります。

私はまだまだ経験して身につけなくてはいけない才能がたくさんありますが諸先輩方を見ているとそう感じるんですよね。

いい意味で、変な生き方をしている方こそ、本当に素晴らしい才能を持っている方が多い。

勇気をもって、自分の選択をする、経験を求める生き方をしてみるってとても楽しいことだとも思います。

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才能はなくても手に入れられる

声優になりたいと思っている人の中には「自分には才能がない」と思っている人もいるかもしれません。

私が思うに、才能はもって生まれるものではないと思います。

生まれる家庭も、育つ環境も選ぶことはできませんから幼少期の経験はどうにもならないかもしれません。

でも、自分である程度判断して生活ができるようになったら、自分から勇気を持って飛び込んでいく選択をしていけるようになるはずです。

だから「才能がない」なんて思っている人は特に「才能を身につける生き方」をぜひ目指してみてください。

才能はきっと経験から成るものです。

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読んでくれてありがとうございました!

ではっ

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