みなさん将来に不安はありますか?
今送っている生活って絶対に毎日続いていくものではないですよね。
今の生活に不満がある人は、それを好転させることができるのか、
今の生活が楽しい生活である人は、今の生活が変わってしまわないか、
何かしら将来に対する不安があると思います。
私も将来の不安は常にあります。
声優という職業を選び、就職をしなかったことによって、たくさんの大人から心配されたし、いろんな反対意見をいただきました。
でもきっとこの将来の不安が自分の原動力になっているとも思っているし
将来の不安は誰にでも等しくあるものだと思っています。
特に夢を追いかけている人はいつも夢を追いかけ、走っていく気持ちとずっと一緒に将来の不安を感じていると思います。
私の周りにも将来の不安を持った人がたくさにます。
声優はもちろん役者や歌い手やモデルや。
こうなりたい、と追っている夢がある人は孤独な戦いを続けていますよね。
そんな将来の不安は誰にでもあるし、その将来の不安を持ち続けることが実は大切なことなんじゃないかなと最近思っています。
今日はそんな話について。
自分の夢が叶うのか不安
声優に限らず、何かしらの夢を追いかけている人は決断を迫られる時がたびたびやってくると思います。
私も声優としてデビューしたのが高校生のときだったので大学に進学するか、とか、就職するか、とか
いろんなタイミングで決断を迫られることがありした。
でもやっぱり何よりもやりたいことだったし、そのほかのことを選んだら人生後悔すると思って選んだのが声優の道でした。
でも自分のやりたいことを仕事にしようとすると、全然生活は安定しません。
声優に限らず、自分のやりたいことでお金を稼いで行こうと思っている人は収入が安定しない、ということもたくさんあると思います。
そしてその夢が叶う保証なんてどこにもないですよね。
だから夢を追っている人には将来の不安というものが必ずついてまわると思います。
それはみんな同じだし、苦しいことです。
でもその叶えたい夢が将来の不安よりも勝るなら、その夢は本物だと思うし、同じように夢を追っている人の心を動かすことができるとても魅力的な人になれると思います。
周りの大人の否定に負けず、どうか夢を追い続けてください。
安定していても不安はある
一緒に夢を追っていた仲間の中でも、大学を卒業することを機に、就職を選んだ子もいます。
今も仲良くしている友達は安定した生活を送っていても将来の不安があることに変わりはないという話をしていました。
結局どんな人生を選んだとしても将来の不安から逃れられる人なんていないんだと思います。
重大な決断をするときよく「10年先の自分を考えなさい」と大人に言われました。
でも10年先なんて想像する時間の方が無駄なんじゃないかと思うのが私の本音です。10年先なんて誰にもわからない。
たった2、30年でパソコンが普及して時代の流れが大きく変わった中で私は生きてきました。
10年先に何が起こっているかなんてわからないんです。
だからきっと将来のことを考えて不安な気持ちになるより、今を最善で生きて行けば結果的にいい人生になるんじゃないかと思います。
もしかしたら10年先、自分が生きてるかもわからない。
そんな可能性の中で私たちは生きていますからね。
将来の不安があるから人生が楽しい
でも将来の不安を感じることはそんなに悪いことではないのではないかなとも思っています。
特に私たち声優は、いつ仕事がなくなるかわからない中で生きているので将来の不安とずっと向き合い続けながら仕事をこなしています。
でもだから努力できるようなところがあります。
この仕事をずっと続けられるように毎日毎日、ライバルに負けないように練習しています。
それと同時に、どうやったら自分が好きなことだけをやって生きていけるか、ということをたくさん考えました。
そしてたどり着いた答えが「好きなことを全部稼ぐ手段にする」という方法です。
これから時代はもっと変わっていき、仕事がクラウドソーシング系に移行していくでしょう。
フリーランスの人がもっと増え、ワークスタイルも大きく変わるはずです。
そしたら、一つの仕事だけをやり続けるスタイルはどんどん無くなっていくと思うんです。
だから私は声優に限らず、副業をすることをおすすめします。
副業、というより複業ですね。
一つのことに凝り固まるから、それが無くなった時に何も残らなくなってしまう。
自分のスキルを全部仕事にすることができたら大きなリスクヘッジになると思うし、自分の将来の不安との向き合い方もまた変わるはずです。
私も今たくさん副業をしています。
将来の不安は実は、自分の原動力にもつながるものなんじゃないかなと思うんです。
これからの生き方に不安を抱いてる人、ぜひ今一度改めて考えてみてください。
読んでくれてありがとうございます。
では。