声優業の傍ら、オリジナルデザイングッズをデザインして普段はインターネットで販売をしています。
作品は主にスマートフォンケースなのですが、それ以外にも
- モバイルバッテリー
- トートバッグ
- 名刺入れ
- タンブラー
などの商品も取り扱うようになってきていて、今後も商品展開をさらに広げていく予定です。
作品はこんな感じ。
ショップサイト▶︎KARAKURI-KINOCO
そしてついに、今回初めて実店舗としての販売に乗り出しました!
今回はイベント出展という形で2日間だけの販売。
デザイン系のイベントで多分国内最大級なのではないかな…
東京ビッグサイトで開催されたデザインフェスタ、通称デザフェスで出展してまいりました!
初めての実店舗での販売だったので学ぶことも非常に多く、
これからデザイン系の出展をしたいという人もたくさんいると思うので
今回は私がデザフェス出展で感じたことについてシェアしていきたいと思います。
データがない!
普段ネットでブログ運営やグッズ販売をしており、デジタルマーケティングはそれなりに勉強しているので得意な方なのですが、
実店舗販売は今回が初めてだから全くわからない…!
ということでいろいろネットを探し回ってみたのですが、
デザフェスに関する情報があまりにも少ない。
これは自分が出展して切り開いていくしかないな…という感想です。笑
デザフェス出展前にデータとしてわかったことだけシェア
- デザフェスは毎年5月と11月に行われており、真夏のデザフェスは追加開催のため少し小規模(通常の半分くらい)
- 通常は12,000ほどの出展者数で、来場も70,000万人とかの規模感
- 国際的なイベントでもあり外国人の方も多め
- 通常の5月11月のイベント時は入場規制がかかったり入場するまでに並ばなくてはいけないこともある
ざっとこんな感じです。
通常のデザフェスには私も何度か行ったことがありますが、
真夏のデザフェスは通常のデザフェスに比べると小規模で出展者側からすると若干不利かもしれません。
でも追加で出展者募集なども行っていたので、デザフェス出展は基本的に抽選になりますが
真夏のデザフェスに関しては出展できない、ということはなさそうです。
出展にかかる費用
出展費用がかなりかかります。
「かなり」というのは個人的意見ですが笑
普段minneで販売しており、お店の運営に運営費がかからず、
品物が売れた時のみ販売手数料がかかってくる感じなので、リスクが相当低いんですね。
それに対して実店舗の場合は在庫もそれなりに抱えなくてはいけませんし、
出展料も高い!
一日出展 | 両日出展 | |
Sブース | 12,600円 | 22,000円 |
Mブース | 23,100円 | 41,000円 |
Lブース | 両日出展のみ | 64,000円 |
デザフェスの年齢層は結構幅広いですが、中には学生さんっぽい方も多かったので
この出展料は結構高めなのではないかと…
私も今回はSブースにして、さらに共同出展にしました。
2日を半分にして出店料11,000円。
二日で利益を11,000円以上は少なくともあげなくてはペイできないとなると結構プレッシャーかかりますよね。
さらにここに在庫発注費用と、お店のディスプレイをするのにもお金がかかります。
私も場合は出展した作品が
- スマホケース13種類2サイズ
- タンブラー2種類
- ポストカード3種類
だったのですが、在庫発注費用が40,000円分ほど。
さらにディスプレイを作るのに10,000円、
当日のレンタル備品でパネルや椅子を借りてさらに10,000円(これも折半したので10,000円になってる)ほどかかっているので出展料と合わせて
70,000円は下らない程度に初期投資をしている形になります。
さらにデザフェスはショップカードといってお店の名刺のようなものも作りました。
これも2000円分くらいは作ったかな。
結構な出費ですよ!笑
まだ自分の作品を作り始めたばかりでこれからどれくらい大きくしていけるかわからない、という人は
まずはminne で作品を販売するのが一番良いと思います。
リスクもないですし、
そもそもminneで販売するだけでもかなりお客様とのやりとりやマーケティングの目線で気づきがたくさん出てきます。
実店舗の研究
デザフェスの出展が決まってからもデザフェスに一度出向いてみて
今度はお客様としてではなく、出展者側として研究をしてみました。
主にここで学んだことはディスプレイの仕方です。
この時点でわかったことは「世界観をなるべく作りあげること」でした。
- 何を売っているのかよくわからない
- コンセプトが曖昧
こういったお店は出展者がたくさんいるデザフェスの中では埋もれてしまいます。
たくさんのお店を多くのお客さんが素通りしていき、「本当に気になったお店」の前でのみお客さんは足を止めます。
だからこそ、お店をしっかり作りこんで、何を販売しているのか、ということがなるべく伝わるように、
またどんなコンセプトの商品を販売しているのか、ということを明確にした方がよいでしょう。
私の場合は,
コンセプトが「ファンタジー」なので、パッとみて伝わるように設営はこんな感じにしてみました。
マーケティングを学ぶなら
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まずは実店舗をたくさん見ることが大事
デザフェスに出展する予定がある人、それ以外にもこれから実店舗販売をしたり物販をする予定がある人は
まずは実店舗販売の様子をたくさん見るのが大切だと思います。
デザフェスに出展してみて思いましたが、お客さんの中にはクリエイター側の人が多くいるようでした。
- 「何で描いているんですか?」
- 「材料はどこで手に入れているんですか?」
という質問も多かったからです。
そういう意味では、販売する商品が決まっていない人はデザフェスに出かけてみて、気に入った商品があるお店の人にいろいろ質問してみるのもいいと思います。
デザフェスは特に販売利益をあげようというよりは、本当に楽しくものづくりをしている、というタイプの人が多かったので
そういった質問もしやすいのではないかなぁと思います。
デザフェスチケット料金記載しておきます。
前売り券 | 800円 |
当日券 | 1000円 |
デザフェスの前売り券はコンビニなどで購入することができます。
購入も簡単ですし、前売り券を買っておくと並ばずに入れることが多いので前売り券を買ってから会場に行くことをおすすめします。
デザフェスを出展してみて実際に気づいたこと、これから実店舗販売する人へ
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「デザフェス出展に学ぶ、実店舗販売・物販で必ず売上を伸ばす方法(980円)」
本気で販売戦略を立てたい方に必ず役立つ中身になっていると思います。
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読んでくれてありがとうございました。
では。
関連サイト
幸田夢波オリジナルグッズ販売サイトKARAKURI-KINOCO
note「デザフェス出展に学ぶ、実店舗販売・物販で必ず売上を伸ばす方法(980円)」