初めての方へ!まず読んで欲しい10記事

声優事務所にクビってあるの?

ゆめもん

やっほい!声優ブロガーの幸田夢波です!

今日も質問箱にきた質問に答えていくよ〜〜!

クビっていう言い方は結構しんどいですが…

単刀直入に言うと、こういうことあります。

契約更新タイミングで更新なし、というパターンが多い

とは言っても、

質問者さんが質問してくださったような

  • クビ
  • 戦力外通告
  • 引退勧告

みたいな直接的な表現になるような感じのことはあまりありません。

よくあるパターンとしては、契約を1年ごとの更新にしていて、契約更新のタイミングで、「契約更新はしません」と事務所から言われるパターンです。つまり契約終了、ということ。

事務所によっては、新人として預かり所属の期間が2年間あって、そこで目立った功績を挙げられないと所属に上がれず退所になる、というような厳しいところもあります。

声優志望の方とお話ししていると

  • 事務所に入ること
  • 事務所で正所属になること

が目標になっている人が多いですが、実は事務所は入ってからも大変です笑

事務所に貢献できるような人でいなきゃいけないし、いつだって後ろから追い立てられるような気持ちになる。

めっちゃ売れている方でも「次のクール本数が少なくて…」みたいなこと言ってる世界なんですよ本当に…

そりゃ何十年も続く国民的アニメのレギュラーとかをとれれば将来安泰、って思えるのかもしれないけど、ほとんどの声優が将来の心配をしながらお仕事しています。

それだけやりたい人が多い仕事。新人もどんどん出てきます。

私の場合は、事務所との契約は最初に契約書を交わして、そこから毎年契約更新の話をされる…みたいなことはありませんでしたが、

この契約書にお仕事のギャラの歩合とかの取り決めも書かれていて、契約を交わす時は本当に慎重になりました、、

普通は契約書は相手用と自分用と2枚だからね!

自分のものはちゃんとわかるところに大切に保管しておいてください…!

契約関連の確認の時に「契約書なくしちゃって…」っていう人がめちゃくちゃ多いですw

声優事務所と契約する時に絶対に気をつけた方がいいこと

所属者数の調整は必要なことでもあると思う

こういう話を聞くと

一回所属した事務所なのに途中で契約更新なしとかひどい!

って思う人もいるかもしれません。

ゆめもん

正直所属者としてはビクビクだよね…

ただ、事務所の規模にもよるけど、所属者が100人とかそれ以上とかいるのに、

マネージャーは数人しかいない、みたいなことは声優事務所あるあるです。

事務所にもキャパシティがあるってことですね。

私もフリーランスで活動してみて、「事務所がやってくれる仕事、本当にありがたかったな…」って思うことが多いです。

電話がかかってきたらすぐとってくれて、スケジュール管理してくれて、現場についてきてくれて…

本当にたくさんのことをやってくれる。

つまり一人の声優が仕事をするのに対して、本当にたくさんの業務を事務所は担ってくれています。

でも声優業界は本当に世知辛い業界だし制作費が全然ないのでギャラも高くない…笑

そこから事務所にマージンをお支払いするとなると、事務所側の仕事量に見合うマージンを納められる声優って相当少ないんですよね。(だから事務所は養成所とかを運営して…ゴニョゴニョ)

マネージャーさんやデスクさんの人員、仕事量が限られているからこそ、マネジメント対象となる人を選んでいかなくてはいけない、というのがあるでしょう。

逆に自分が所属者としてマネジメントを受ける対象なら、マネジメント労力が分散されすぎるよりも、効率よく濃密なマネジメントを受けたいと思いますよね、、笑

別にお仕事がない人はマージンも発生しないんだから所属っていう称号だけあげて、そのままにしておけば?

って思うかもしれないけど、

契約が続いている限り、事務所の外でオーディションを受けられなかったり、どうしても外せないスケジュールが出てきたら事務所にスケジュールのNGを出さなきゃとかもあるので、

「契約だけしている状態」は双方にとってあまりメリットはないのです。むしろお互いマイナス。

フリーランス声優と事務所所属声優の違い

本来事務所と所属者は対等な関係性

最近は事務所を離れて別の事務所に移籍する人や、退所してフリーランスとして活動する、みたいな声優も増えています。

ゆめもん

私も事務所退所してからはずっとフリーランス!

事務所から契約更新なし、というパターンもあれば、

所属者側から「別の事務所に移る」「事務所を退所する」という選択肢をとることもあるわけです。

なので本来声優事務所と所属声優というのは対等な立場で、お互いがお互いに契約を続ける・続けないの権利がある、ということ。

逆に

  • 契約更新期間が長すぎる
  • 途中で契約破棄する場合の違約金が高すぎる
  • 一方的に所属声優にとって不利

みたいな契約内容にしている声優事務所はあまりよろしくないぞ!ということ。

声優業界は若い方もすごく増えたので、ぜひそういうところは気をつけてほしいな〜〜と思ってます。

声優事務所を移籍したいです!というお悩みに答えました

読んでくれてありがとうございました!

ではっ

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