声優事務所が小さい…そのメリットとデメリットとは?

「今所属している事務所が小さいので、不安なのですが」という相談を受けることがあります。

 

事務所が大きい、小さい、とういのはやっぱり自分の仕事にダイレクトに影響することだとは思うので

事務所の規模に不安な気持ちになってしまうのもよくわかります。

 

小さい声優事務所のメリットとデメリットについて少しお話してみたいと思います。

 

メリット

 

ライバルが少ない

 

小さい事務所だと所属をしている人が少ないので

大きい事務所に比べるとやはりライバルが少なくなるので、これはメリットだと思います。

 

大きい声優事務所の方が確かに小さい事務所に比べると仕事はたくさんあると思うんですが、

その仕事を振り分けられる所属者もいっぱいいるんですよね。

 

さらに事務所には「売り出し中」の人がやっぱりいるので、その人に優先的に仕事を回していくことになります。

 

大きい事務所の方がたくさん仕事はあっても、それが自分に回ってこなかったら意味がないですよね。

声優事務所は大手だからいい、ってわけじゃない。

 

じっくり見てもらえる

 

小さい規模の声優事務所の場合は人数も少人数で回していることが多く、

所属者も少なければ、一人一人じっくり見てもらえるでしょう。

 

どうしても大きい事務所になってくるとみんな忙しそうにしていて、スタッフさんやマネージャーさんと所属声優が密にやりとりをする、という機会は減ってしまうものです。

 

やっぱりスタッフさんとのしっかりしたやりとりはお仕事をしていく上で大切なので

小さい声優事務所の方が、そういう機会を取りやすいとは思います。

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デメリット

 

倒産することもある

 

声優事務所はどんどん新しいところができてきているのですが

新しくできるところもあれば潰れてしまうところも当然あります。

 

声優の単価も安いですし、そこからマージンをとる形で事務所を儲けを出している、ということを考えると

やっぱり声優事務所を成り立たせるのでもかなり大変だと思うんですね。

 

例えば新人声優がアニメのレギュラーを一本決める、ってものすごく大変な事だと思うんですが

新人料金はアニメ一本15000円です。

そのうちマージンとして2割〜4割ほどが事務所の取り分。

マージンは個人の契約や事務所の方針によって値段が変わりますが、高かったとしても数千円。

 

それがワンクールだと12本、というのがアニメ一本レギュラーのお金の流れです。

これで声優事務所を運営していくってものすごく大変なんですよね。

声優のギャラの相場はいくらなのか

 

仕事が少ない場合もある

 

どうしても大きい事務所に比べると小さい事務所の方が仕事が少ない、ということはあると思います。

 

ただ小さい事務所にも、できた理由はそれぞれで、

敏腕マネージャーさんがたくさんのコネを抱えたまま立ち上げた事務所だったり

有名声優さんが独立して立ち上げた事務所だったりすることもありますよね。

 

事務所はそういった「今までの仕事でのつながり」が大事なので、小さい事務所でもちゃんとお仕事が回っている事務所もあります。

 

その事務所がどうやってできたのか、というところは調べてみた方がいいでしょう。

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詐欺みたいな事務所もある

 

小さい事務所の中でも歴史が浅い事務所は少し注意が必要です。

 

事務所というのは何か資格をもってやっているものではないので

詐欺まがいのことをやっているという事務所の話も少なくないです。

 

所属になるけど結構高いレッスン料がかかる、だとか、

あまり仕事がたくさんあるように見えないのに一度に大勢の人が所属になっている、だとか

少し怪しいと思ったら、警戒した方がいいでしょう。

声優志望の人へ、これから業界に入るのに気をつけて欲しい事。

 

小さい事務所のメリットデメリットについて書いてみました。

事務所はどこがいい、とかではなく、どこがその人に合うかであって、正解はありません。

 

自分のフィーリングや考え方に合う声優養成所に所属するのが一番良いと思うので

事務所を探す時は必ず見に行って、見学して、スタッフさんたちと話をしてみるといいでしょう。

 

読んでくれてありがとうございました。

では。