声優のやる朗読劇の醍醐味。舞台との違いって何?

劇場に来たいなどあまり見に行ったことがないという人は朗読劇というものにもあまり馴染みがないかもしれません。

 

声優だと朗読劇に出演してる人も多いですよね。

 

私も朗読劇に何度か出演したことがありますが、

声優志望の方には是非朗読劇もたくさん観に行ってほしいと思います。

 

結構勉強になることが多いと思うんですよね。

 

朗読劇と舞台はどういう風に違うのかということについて少し紹介してみたいと思います。

 

目線が舞台と違う

 

まず、朗読劇だと役者さんの演技をするときの目線が全く違います。

 

朗読劇にも色々な種類があるのでものによっては違うかもしれませんが

一般的には朗読劇というのは手元に台本を持ってマイクの前でお芝居をします。

 

これは普段声優が声優の仕事をやっている時と同じような感じで、

片手に台本を持ちながらマイク前でお芝居をするのですが、この時目線は前を向いています。

 

台本を持っているからといって台本をずっと見ているわけではありません。

 

むしろ台本を見たままずっと芝居をしてしまうと声が落ちやすくなってしまうので遠くの客席にも届くように、

台本をチラチラ見ながらなるべく前を向いて芝居をするんですね。

 

これはアフレコの時も同じで、アフレコの時はマイク前にディスプレイがあって、そこにVTRが流れているのでそのVTRを見ながらお芝居をします。

なので台本を片手に前を向くということに声優は慣れているんです。

 

で、観客側から何が面白いかと言うと、

前を向いている役者さんてこっちを見てるように感じるんですね。

 

実際私も朗読劇に出た時に、観客で来てくれていた関係者の方に「私に気づいてた?ずっとこっち見てお芝居してたよね?」と言われたことがあります。

 

舞台上はスポットライトが当たっていて、観客席があまり見えないことも多いので、

お客さんに気づいてその人に向かって芝居をするというのはなかなかないのですが

役者が前を向いて芝居をしているから「自分に言われている」というような錯覚に陥ることがあります。

 

舞台だとセリフを覚えて役者さん同士がお互いに見合って芝居をするので、これは朗読劇だけの醍醐味だと思います。

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マイク前での動きを見られる

 

朗読劇はマイクを立ててお芝居をすることが多いので、声優の普段やっているマイクワークも見ることができます。

 

例えば囁き声の時はマイクに近づいたり、

叫び声をあげる時はマイクが割れてしまうのを防ぐのにマイクから遠ざかったり、マイクから少しずれたところでセリフを言ったり、

そんな細かいことを意識しながら声優は芝居をしています。

 

芝居をしながらもどこか冷静に考えているところがあって、結構器用なことをやっているんです笑

 

こういうのを間近で見ることができると声優を目指している人には勉強になるんじゃないかなと思います。

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動いてる声優の演技

 

あとは動いている声優さんの芝居を見ることができるというのも朗読劇の醍醐味でしょう。

 

動いていると言っても、口元がマイクから離れないようにすごく意識をされています。

 

それでも大きい声を出す時は全身を使って声を出しているし、体でリズムを取りながらセリフを言う人も多いです。

でもマイクから離れない。

 

この芝居の仕方って声優独特なものだと思うので見てると結構楽しいです。

 

声だけで表現する人がどんな姿勢でどんな体の使い方で芝居をしているのかということを生で見ることができるのが朗読劇だと思います。

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(セリフを覚えなくていい)

 

これは役者側の話ですが笑

 

朗読劇を舞台と違ってセリフを覚える必要がありません。

セリフを覚えるのが苦手という人には朗読劇の方がいいと思います。

 

私も舞台デビューは朗読劇でした。

 

セリフ覚えなくていいし、体の動きもつかないので、普段やってる声優の仕事と近い感覚でお芝居をすることができます。

 

もちろんセリフ覚えてやる舞台もすごく楽しいんだけれどセリフを覚えなくていい分、稽古を進めやすいという部分もあるのかなと思います。

 

セリフ覚えなくちゃいけない舞台の場合はセリフが入らないと稽古が進まなかったりしますからね。

舞台に挑戦してみたいけどセリフが覚えられるか心配だという人な、まずは朗読劇から始めてみるといいかもしれません。

 

生のお芝居を見て学べる事ってとても多いので、

そういうものを見に行ったことがないという人はぜひ推しの舞台を見に行って欲しいなと思います。

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読んでくれてありがとうございました。
では。